わたしは多少自分でも株をやり、今回の相場では些少ですが儲かりましたが（すでにいったん利益確定ずみ、当分様子見）、株屋のはなしだと、日本人は1月から売り越しらしいですね。新NISAもそれほどまだ日本人は買っておらず、買っても外国株に主に向かっていると言っていました。こういうあたりの日本人の心理をおもしろく眺めています。

さて、トランプが当選して、やはり日韓の駐留米軍を撤収する、NATOは脱退する、ウクライナ援助はいっさいしないと言ったら、日本の株価はどうなるでしょうか。そもそも米国の株価は？

直観的には日米の株価はかなり下がる。ただし、中共の不況もさらに泥沼化するとおもうし、新興国も無傷ではいられないだろうとおもいます。

もっというと、世界中で米国債を買っている国が、自国の安全に米国が役割を果たさないのならと、米国債を売って軍備増強に使いそうだ（日本は最後まで持っていそうだが）。つまり（中共はすでに売っているが、中共含めてさらに）米国債が売られそうだ。

もしそうだとすると、米軍の世界展開の現状でも、米国は決して損はしていないとおもうんですが、トランプはそれが理解できているか。トランプを買いかぶっているひとびとは（でもそのひとびとの方が正しいのかもしれないが）トランプは何もかもわかっていて、ぶっ壊そうとしている、というような議論をする。

わたしとしては、トランプが暗殺されず、大統領になり、在日米軍を撤収してほしいとおもう。ただしそうなると（わたしの直観では）株価高騰は長くない。

ここにきて株価が下がった日本は、当分のあいだ、苦しい状況が続くだろう。憲法はあっという間に改正されるだろうが、軍備負担ものしかかる。税収は減り、福祉も削られていくだろう。良いところ取りはできません。