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中庸左派さん のコメント

>常に幸せになることを期待しない。

足るを知る、という境涯が大事だと考えている。個人的には、足るを知るを肝に銘じて、必要なものだけを入手するスタイルを通してきた。

例えば、住宅購入にあたって、我が家は子供達が比較的大きくなり、一部屋与える必要性が出るくらいまで、賃貸アパート暮らしを続けていた。2DKの50㎡以下、広いとは言いがたい物件に長く住んでいた。それで、家賃は低く抑えられたから、その分を住宅ローンの頭金に廻したわけだ。

同僚達は、子供が生まれると同時、或いは幼い頃からマイホームを購入することが多く見受けられた。しかし、私は子供達が幼い間は、目が離せないから、狭い家のほうが合理的だと考えていた。狭い部屋に家族で並んで寝ていた日々を懐かしく思い出す。

その後、住宅ローンを組んだときは、借入金額を抑え、借入期間を短縮できたから、私としては、結果的に正解だったな、と考えている。

都心の一等地でも、タワマンでもない。クルマも外車など持ったこともない。高級腕時計は、家電量販店で値段を見て、呆れかえっただけであった。それらを欲しいとも思わない。

大きな買い物は郊外のよくあるたいして広くない住まいと小型の型おちした日本車だけ。趣味も取り立ててなく、こう書くと、実につまらない人間にしか見えないだろうなぁ、と思われる。しかし、ヒトはヒト、ジブンはジブン。

ヒトが欲しがるものに興味がないことは、私には「正解」に思える。B層にならない秘訣はそのあたりではなかろうか?

ともかく、家族並んで寝ていた頃を懐かしく思い出すとは書いたが、今が一番気楽でいい、とも思える。過去には戻れるわけがない。今、足るを知るの精神で自己満足していることが大事だと思う。

日本は人口減少、歴史的円安、アメリカ帝国や西側の覇権崩壊にみまわれている。若い人には、時代が変わろうしているこを現実的に見据え、時流を掴んだ対応が問われることだろう。縮小日本を前提に、足るを知る政策というのも、必要ではないか?かつて小国主義(石橋湛山ら)という考え方もあった。

だが、日本では、今の若者を育てたのは、ほぼB層ではないかなと懸念がある。B層に育てられたら、やはりB層になるのではなかろうか?そうなると、日本の未来は暗い。

特に誰とは言わないが、「中共の南シナ海や台湾への侵略が進むだろう。」などと、ネオコンと同じ発想で、南シナ海とか、台湾とか、侵略がどーの、こーのとか日本とは関係ないこと言い出すムキが増えると、前途は真っ暗に思える。
No.5
7ヶ月前
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A:1938 年、大恐慌の時、科学者がハーバード大学 2 年生 268 人(ケネディ大統領もこの中)の健康状態を追跡開始。後、ボストン市民も入れ、調査を80年間継続。生存は19名(2017年現在)参加者の中には、成功した実業家、医師、弁護士もいれば、最終的に統合失調症(旧名精神分裂病)やアルコール依存症になった人もいた。研究者らは、参加者の健康状態や、仕事や結婚における成功と失敗を含む幅広い人生を調査。 「驚くべき発見は、私たちの人間関係とその関係における幸福度が私たちの健康に大きな影響を与えていること」 と、研究責任者である医学部教授ウォルディンガー氏が述べた。 「体のケアは大切ですが、人間関係に気を配ることもセルフケアの一種です。」 「お金や名声よりも親密な人間関係が 、人々を生涯を通じて幸福に保つ。こうした絆は、人々を人生の不満から守り、精神的、肉体的な衰えを遅らせるのに役立ち、社会階級や I
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。