1月1日NOAH武道館大会で中邑真輔と対戦する佐々木憂流迦。2023年1月1日のグレート・ムタvs中邑真輔に衝撃を受けたことでプロレス転向。デビュー1年目で自分の人生を変えた中邑真輔とリングで向き合うことになるが、事前の中邑真輔インタビューでは厳しい言葉を浴びせられた。
1月1日 日本武道館大会 チケット詳細
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――どのへんで?
憂流迦 うーんとですね……心ですかね。俺、けっこうアレなんですよ。こういう取材のときもいろいろ考えてきたりするんですけど、今日はまったく考えてないですね。ありのままで、そのときに感じたものを感じ取ろうとしている最中でございます。
憂流迦 研ぎ澄んでるかどうかすらわかんないですね。ただ、敏感にはなってる気がしますね、心が。
――中邑真輔さんのYouTubeインタビューは、ご覧になられましたか?
憂流迦 見ました、見ました。もちろんすぐ見ました。
――それを見て率直に思ったことを感じたことってありますか?
――どのへんに感じましたか?
憂流迦 いやもうこっちが感じていることをリングの上で照らし合わせる前に全部言ってくれるから、ありがたいという気持ちもありながら、まだ足りてない部分がひしひしと痛感しているというか。
――世間的な評価では、憂流迦選手がデビュー1年でこれだけ驚異的に進化しているという見られる方もあるんですけど。憂流迦さんの中では自分に足りてないものっがあって、それを中邑さんに見透かされていたみたいな?
憂流迦 いや、もう全部見透かされてるでしょうね。それは間違いないでしょう。だからこそ、もっともっとやんなきゃなと思ってますね。
――映像の中では「甘やかされてるんじゃないか」という言葉もありましたけど。
憂流迦 ハハハハハハ。何も言えないですね。そこはもう何も言えないですね。
――「このまま平行線を続けても、だらだら続けてても望む未来はやってこないんじゃないの?とは思います」という言葉もありました。
憂流迦 いやもう感じてるんですよ。やっぱり感じているところをズバズバ言われてたので……だからやっぱこのなんていうんですかね。もっとやらなきゃなっていうときなんだろうなって思ってますけど。
――具体的にいうと何をやらないといけない?
憂流迦 具体的に……どっちかっていうと、一番苦手にしてきたところなんで ボクはすごく苦手なところなので。そこをどうやって突き破れるのかっていうところですね。……なんかあんまり具体的じゃないですね(笑)。
――中邑選手の言葉のやりとりもプロレスの一部だと思うんですど。
憂流迦 そうですね。
――中邑選手からは明らかに仕掛けてきていると思います。ここで何を返すかも試されているんじゃないかなと思うんですけど。
憂流迦 (中邑真輔のインタビューには)「生きるか死ぬか」という言葉もありましたけど、「死ぬ気で行きますよ」としか言えないですけど。
憂流迦 響いた?全部響いてるんですけどね。まあでも、なんて言ったらいいのかな……格闘家・プロレスラーである前に、本名は佐々木佑太ですけど。佐々木佑太の部分はありますし。自分の持っているところをやっぱり大きくしていかないとね。そこでしかぶつけられないんで。そんな張りぼてのガワのところなんてペシャーンってやられちゃうと思うんでね。そこの部分をいかにしっかりぶつけられるかなって気はしますね。
憂流迦 具体的な部分は……ボクの本当のところを出すことに対しての抵抗があったんですけど。どっちかというと、ガワ側でやる人間だったんで、そこの部分ですよね。やっぱどっかでセーブしちゃったりするんで、そこをしっかりタガ外したいなって思ってますね。
憂流迦 まあ、たとえばネガティブな感情だとか、負の感情もそうだし、やっぱ一個被せて相手に伝えたりするんでね。
――素でやってないってことですか?
憂流迦 素でやってない部分めちゃくちゃあるんじゃないですか?「やっぱりこうしたほうがいいだろうな」って先に頭で考えちゃうんで。そこを取っ払って、子供に戻った気持ちで、やっぱり剥き出しでいかないと通用しないんですよね。
憂流迦 うーん、どうだろう。ここで何か一個また変わるような気がしますね。いままでのやつが悪いとかじゃなくて。でも、いまはそこが必要だなと思ってます。
――真輔選手の言っていることが、挑発というよりは、お説教というか。関係性が近いぶんだけ親身に言っている感があったんですけど。そこは感じます?
憂流迦 感じますけど、でもやっぱり厳しさもありますね。
――中邑真輔選手は憂流迦さんと同じように鳴り物入りで入ってきて。最初から大舞台デビューして、そのあとも本人の能力にかかわらず次から次に大きな舞台に上がっていたところがあって。そのへんのことも憂流迦さんに重ね合わせるような印象があのインタビューからはあった気がするんですけど。
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コメント
コメントを書く凄く難しいシチュエーションを与えられてると思う。
それは佐々木憂流迦選手への期待の高さで周囲がそうもっていってると思う。
思いもかけないことが起こるのでは?、と凄く期待する。