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changeさん のコメント

根本的問題は、グローバリズムとナショナリズムの差は「関税と移民の壁」であろうか。極端に言えば、自国の企業の保護策如何ということでしょう。自国の企業成長と経常収支の健全化を目指せば、移民問題と関税問題は避けて通れない。政権移行によって政策の方向が100度変更させれば、他国だけでなく自国の打撃も大きくなる。変更に対して米国民の不満が大きくなっても、他国内の不満が上回れば、トランプ政権の政策変更が成功したことになる。逆に米国民の不満に対して対応できなければ、政策変更が不成功に終わるという事なのでしょう。

どちらの方が耐えられるかといえば、非常に難しい。中国からの間接輸出を米国が徹底的に取り締まると、中国内の中小企業が打撃を受ける。中小企業に従事している人たちの人数が多く政権に対する打撃が社会的不安を醸成し政権に対し紛争が起きやすくなる。米国も対策を打たなければ、品物不足から物価がさらに高騰し、庶民の生活が耐えられなくなる。

米中政権がどのように決着させるかが問われている。ただ、報道を見ていく限り、中国に対する強硬派が政権の中枢を占めておりトランプ氏との結束力は非常に高く、米国が簡単に降りるとみていると、手痛い打撃を受けかねないことは確かである。交渉力が極めて大切である。カナダ、メキシコ、中国だけでなく、日本の石破首相もタフな交渉に耐えられるか。茂木氏など経験豊富な人材、また、話が通りやすい安倍系の高市氏の登用も欠かせない。全日本で対処していくべきでしょう
No.1
3日前
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A-1 二 ューヨークタイムズ:トランプ大統領、貿易を麻痺させる可能性のある メキシコ、カナダ、中国への追加関税を計画 Trump Plans Tariffs on Mexico, Canada and China That Could Cripple Trade 次期大統領は初日に一律関税を課し、 カナダ、メキシコ、中国が麻薬と移民の流入を止めるまで関税を継続すると述べた。 トランプ次期大統領は月曜日、 就任初日にカナダ、メキシコ、中国から米国に輸入されるすべての製品に関税を課すと発表 したが、これは世界のサプライチェーンを混乱させ、企業に多大なコストを課すことになる。 トランプ氏は投稿で、中国が米国に違法薬物を輸送しているとして、中国からのすべての製品に追加の 10 %の関税を課すと脅した。 関税のニュースはすぐに3カ国に警戒を呼び起こし、カナダとメキシコの通貨は対ドルで下落し、ワシントンの中国大使館の報道官は
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。