• このエントリーをはてなブックマークに追加

中庸左派さん のコメント

XGroKに日本の技術力や製造業の立ち位置を聞いてみたら、意外にも、そこまで衰退しているわけではないかの回答であった。だが、ネットで普通に検索するとなんか凋落著しい印象だが・・・。実際どうなのだろうか?製造業衰退とはいえ、アメリカ帝国は日本よりランキングは上っぽいのだが。その観点からも、トランプ流製造業底上げ路線は日本にも当てはまると思われる。

-------引用ここから-------

日本の技術力や製造業は、依然として世界トップレベルに位置していますが、課題や変動要因も存在します。以下に現状と問題点を簡潔に整理します。

①日本の技術力・製造業の現状
(1)技術力の強み
⭐️高精度・高品質なものづくり日本は自動車、半導体製造装置、ロボット、工作機械などの分野で世界最高水準の技術力を保持。特に、精密機械や部品製造(例:ベアリング、センサー)ではグローバルシェアが高い。
⭐️イノベーション
ロボティクス(ファナック、安川電機)、半導体製造装置(東京エレクトロン、SCREENホールディングス)、素材技術(炭素繊維、セラミックス)などでリーダーシップを発揮。
⭐️信頼性
日本の製品は耐久性や信頼性で評価が高く、自動車(トヨタ、ホンダ)や電子機器(ソニー、パナソニック)でブランド力が強い。
⭐️特許・研究開発
特許出願数で世界3位(2023年、WIPOデータ)。研究開発投資もGDP比でトップクラス(約3.3%)。

②世界での位置
(1)競争力
世界経済フォーラムの競争力ランキング(2024年)で日本は総合6位。技術革新力は高いが、デジタル化やスタートアップエコシステムで米国や中国に後れを取る。
(2)製造業のシェア
世界の製造業付加価値で日本は約7%(2023年、UNIDO推計)、米国(16%)、中国(30%)に次ぐ3位。ただし、1990年代の15%超から低下。
(3)特定分野での優位性
半導体製造装置(世界シェア約30%)、工作機械(約20%)、自動車生産(世界3位)で存在感。

③問題点と課題
(1)デジタル化の遅れ
日本の製造業はアナログなプロセスやレガシーシステムに依存する企業が多く、Industry 4.0(IoT、AI、ビッグデータ活用)への対応が遅れている。ドイツや米国に比べ、スマートファクトリー化が進んでいない。
DX(デジタルトランスフォーメーション)の遅れが生産性向上のボトルネックに。

(2)グローバル競争の激化
中国や韓国がコスト競争力や政府支援を背景に台頭。例:半導体(TSMC、Samsung)、EVバッテリー(CATL)。
新興国の低コスト生産により、価格競争で劣勢になる分野(家電など)が増加。

(3)人材不足と高齢化
熟練技術者の引退と若手技術者不足が深刻。製造業の就業者は1990年代から約30%減少(約1,100万人、2023年)。
STEM(科学・技術・工学・数学)人材の育成が追いつかず、海外からの人材受け入れも限定的。

(4)脱炭素・エネルギー問題
カーボンニュートラルへの対応が急務。製造業はエネルギー消費が多く、再生可能エネルギーへの転換や技術革新が求められる。
エネルギーコスト高(特に電力)が競争力を削ぐ懸念。

(5)イノベーションの鈍化
大企業中心の保守的なイノベーション文化が、スタートアップや破壊的イノベーションを阻害。
ベンチャーキャピタル投資額は米国の1/10以下(2023年、約4,000億円)。

【 結論】
日本の技術力・製造業は世界トップクラスだが、デジタル化の遅れ、人材不足、グローバル競争の激化が課題。持続的な競争力維持には、DX推進、人材育成、脱炭素技術への投資、スタートアップ支援が不可欠。政府の「経済財政運営と改革の基本方針2024」でも、半導体やAI、グリーン技術への重点投資が掲げられており、これらが課題解決の鍵となる。

-------引用ここまで-------
No.3
12ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
A-1 アメリカの製造業の未来は依然として外国製ロボットを必要としている Axios トランプ政権が描く米国製造業の復興構想には、高度に自動化された工場と、より効率的な米国人労働力の確保が含まれているが、これら全てには依然として大量の外国製ロボットが必要となる。 なぜ重要か:政権は数十年にわたる国内製造業への投資不足を解消しようと努めているが、現状では、他国に追いつくために必要な高度なロボット技術の供給を外国企業に頼らなければ、その実現は不可能だ。 全体像:米国における製造業の国内回帰は、国家安全保障と経済安全保障にとって極めて重要だと考えられている。  労働力不足と低コストの競合他社からの圧力により、これらの工場はこれまで以上に自動化を進める必要がある。自動化はもはや贅沢品ではなく、必需品となっている。 現状:トランプ大統領は、特に自動車メーカーに対し、国内生産を強く求めてきた。国際ロボット連盟( IF
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。