ドキュメンタリストの穴
第151回のタイムシフト視聴は下記日時まで視聴可能!
下記よりお楽しみください!
(※2026年01月23日 23時59分59秒まで視聴可)
INDEX
■about ニコニコチャンネル【ドキュメンタリストの穴】
■お知らせ
■from スタッフ二号
■現場写真
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■about ニコニコチャンネル【ドキュメンタリストの穴】
<番組について>
□ニコニコチャンネル【ドキュメンタリストの穴】(=通称【ドキュ穴】)は、「ドキュメンタリスト」専門の対談番組です。毎回、毎回様々なジャンルのドキュメンタリー・劇映画や表現者たちをゲストに招き、心の深淵と作品について話し合います。
<生放送>
□月1回・2時間程度の対談生放送を予定しています。
<ブロマガ>
□最新情報・生放送の予定といった「更新情報」のほか、毎回の対談に併せた「対談の感想」「編集後記」などが配信されます。
<料金>
□【ドキュメンタリストの穴】のすべてのサービスをお楽しみいただくにはチャンネル入会が必要です。「月額330円」ですべてお楽しみいただけます。
<チャンネル会員・非会員のサービスの違い>
□対談生放送の【前半部分は無料】チャンネル会員・非会員どなたでも視聴可能です。
□対談生放送の【後半部分から有料】チャンネル会員のみ、対談の続きが視聴可能です。
□ブロマガの「更新情報」は無料です。チャンネル会員・非会員どなたでも閲覧可能です。
□ブロマガの「対談の感想」「編集後記」はチャンネル会員のみ閲覧可能です。
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■お知らせ
今回のゲスト、寺崎みずほ監督の新作映画『佐藤忠男、映画の旅』が全国公開中!
今後も公開情報が追加されていきますので、ぜひ劇場にてお楽しみください!
□新作映画『佐藤忠男、映画の旅』公式サイト
https://satotadao-journey.com/
□新作映画『佐藤忠男、映画の旅』公式Twitter(X) @journeySATOTADA
https://x.com/journeySATOTADA
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□ニコニコサービス休止中はYouTubeにて生放送をしていました。下記URLより期間限定でご覧いただけます。
※【ドキュメンタリストの穴】ナカムラサヤカ&高知東生【第134回】
https://www.youtube.com/watch?v=2XaMN_A08C8
※【ドキュメンタリストの穴】特集:夏の映画【第135回】
https://www.youtube.com/watch?v=-bub8Hhk13c
※【ドキュメンタリストの穴】石井岳龍【第136回】
https://www.youtube.com/watch?v=hPARsKi86Nc
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■from スタッフ二号
<第151回生放送を終えて>
俺たちのミューズこと「アニキ」が一人また増えました!初めまして!
(撮影:森谷博)
今回のドキュ穴は、新作映画『佐藤忠男、映画の旅』より寺崎みずほ監督をゲストにお送りしました。
初登場の寺崎監督ですが、なぜか旧知の仲のように楽しい会話となりました。
凛としたお人柄に、どこかアニキ感が漂います。
寺崎「バレーボールをやっていました!」
爽やかな笑顔が魅力的!
映画の話がメインですが、寺崎監督のお人柄もしっかりとお届けしていきます。
ここでは、対談内容をザックリピックアップしていきます。
対談を詳しく全部観たい!という方は、ぜひ下記よりアーカイブ視聴してみてくださいね!
(※2026年01月23日 23時59分59秒まで視聴可)
お母様の映画好きの影響もあって、映画大好き少女として成長していった寺崎監督。
同時にスポーツも得意で、スポーツ推薦で大学を目指すかどうか、迷ったくらいだったそう。
寺崎「体力は自信あるんですよね!(笑顔)」
大学でのご専門は英米文学だったそう。文武両道!
寺崎「最初は監督をやりたいと明確に思っていたわけではありません。何か映画に関わることができないかな~といった漠然とした思いでいました」
映画は映画館でよく観ていたそうで、旧作『切腹』に衝撃を受けたり、当時爆発的な人気を誇った『トレインスポッティング』など流行作品もしっかりと楽しまれていたとのこと。
寺崎「今改めて振り返ると、『バージンスーサイズ』で描かれた少女達の生き様に新しい視点を貰ったように思いますね。他にもイギリス映画もよく観ていたと記憶しています」
卒業後は日本映画学校(現:日本映画大学)へ。
寺崎「人間研究、というドキュメンタリーを制作する授業が印象的です。誰かと一緒に作品制作する、ということにとても興味があって、この授業は本当に自分が成長できたと思います。自分のことが知れる機会になりました。意外と社会性がないんだな、って思ったり(笑)「制作の邪魔になってる!」って言われて驚いたこともあったし、仲間それぞれの能力や才能にも感心しました。どの部署も面白そうだと感じました」
沢山の人と一緒に人間を描く作業がとても魅力的に感じた寺崎監督。
寺崎「在学中に佐藤忠男さんの授業ももちろん受けました。小津安二郎の『生まれてはみたけれど』を観たのもこの時でしたね」
佐藤忠男さんとのご縁は、この時から続いていきます。
卒業後はグループ現代にてキャリアスタート。
MC金田「テレビ番組ではディレクターを務めていらっしゃいますが、今回の映画が長編作品だというのは意外でした。グループ現代というと社会派作品が多い印象ですが、『佐藤忠男、映画の旅』はヒューマン映画ですね」
寺崎「そうですね。いただいた企画でしたが、人間の作るコミュニティに興味があったんですよ。佐藤忠男がどうやって映画に出会ったのか」
MC金田「批評や評論で映画を紹介するのが佐藤忠男の仕事です。それは鑑賞者を増やし、育てるということですね。地方だと、最新映画がすぐには届かないものです。佐藤忠男の文章で映画に触れる、という機会が多くありました。映画の読解力を習ったと思います。私見ですが、戦争前後を生きていたこと、戦後のテレビ文化の台頭を目撃したこと、という2つの軸が佐藤忠男を語る上で大きいようにも感じます」
映画を愛する皆さんの中には、それぞれの佐藤忠男像があると思います。
それだけ多様な魅力と知性を持った批評家であったということですが、この話題は今回の対談でもとても盛り上がりました。
映画雑誌の批評コーナーで、月号をまたいで批評家同士のレスバトルが行われていた話には、「おお!」と思わせる意見が寺崎監督から出るなど、会話が尽きません。
詳しく聞きたい!という方は、ぜひ下記よりアーカイブ視聴にてお楽しみください!
↓↓↓
(※2026年01月23日 23時59分59秒まで視聴可)
寺崎「おすすめコメントを書くことと、作品批評は別の事です。どちらにしても映画を観たくなる気持ちになるためのものです」
例として、韓国映画における「ハン(恨)」についての話題が上がりました。
MC金田「佐藤忠男の文章でハン(恨)について説明しているものがありました。それを読んだことで、韓国映画に対する深まりがグッと変わりましたね」
寺崎「批評ってそういう鑑賞体験の可能性というか、広がりを持たせてくれるものですよね」
「ハン(恨)」についての話題もとても盛り上がりました。
詳しく聞きたい!という方は、ぜひ下記よりアーカイブ視聴にてお楽しみください!
↓↓↓
(※2026年01月23日 23時59分59秒まで視聴可)
今回の新作映画『佐藤忠男、映画の旅』は、寺崎監督初めての長編作品となります。
MC金田「時系列の編集がかなり手が込んでいます。本当に初めての長編なんですか?新人ぽくないですね!(笑)」
寺崎「本当に初めての作品です(笑)インドの旅をしっかりと見せたい、と思った結果、このような編集にたどり着きました。」
MC金田「人生で最も素晴らしい映画作品を探してインドへ向かった佐藤忠男。映画『魔法使いのおじいさん』の制作陣やゆかりの地をたずねていきます。タイムシャッフルがかなりポップですね」
寺崎「佐藤忠男は気難しいおじいさんではありません。様々なことに興味を持つ、かなりポップな人でした。眼鏡を曲がったまま掛け続けたり、サンドイッチ食べてるだけで可愛いんですよ!撮影中の1秒たりとも無駄にしない。そのポップさを活かせればと思いました。佐藤は「映画はこう観るべき」という人ではありませんでした。多様な鑑賞体験は人それぞれです。なので、このタイムシャッフルをどのように体感していただけるかは、お客様それぞれの個性です。その感想をお聞きできるのも楽しくて仕方ないですね!このポップで楽しくて、旅で、多様で……というのを、ポスターやチラシのデザインで表現していただきました。可愛いんですよ、佐藤忠男は!」
MC金田「とんでもないシーンが沢山出てきますので、どこをおすすめポイントにするかは悩みどころですが……あの、奥様へのラブレター大公開はすごいですね」
寺崎「(笑)佐藤さんごめん!って思いましたけど、もう文豪のラブレター公開はしょうがないと思いますね。あの年齢で愛情表現を言語でできるっていうのは、やっぱりすごいことだなと思いました」
『佐藤忠男、映画の旅』は恋愛映画でもあるようです。
寺崎「この映画の撮影を始める前に、佐藤さんに会いに行ったんです。ひとしきり話して、最後に急にヒュッと背筋を伸ばして言ったんですよ。「つまりね、僕が映画から学んだ一番のことは、気位の