
目下、「風流間唯人の女災対策的読書 第76回」を公開中です。
BBCがトランスについての偏向報道を認め、トップが辞任するなど、LGBTの天下にも陰りが見えてきたようですが、日本ではいかがでしょうか。
さて、noteではここしばらく、『トクサツガガガ』、及び数年前に起こった、男性の特オタが特オタ女子を差別したとして炎上した事件についての記事を再録してきました。
並べてみると、「オタク文化」それ自体が「女性の『私は蔑ろにされている』というマスターベーションのツール」に既に、なってしまっているのだなあ、といったことがおわかりいただけたかと思います。
『私がモテないのはどう考えてもお前らが悪い!』は少女キャラに仮託してオタクが、自身の自意識過剰さを嗤うといったコンテンツでしたが、同作のブレイクした後、自意識過剰な女性が「私の不遇は、私がオタクという被差別民だからなのだ」と強弁するコンテンツが世を席巻した、ということですね。「オタク女子が主人公」という形だけは共通していても、女性が自分にだけ向けて描いたコンテンツの方が伸びてきて、オタク文化も、そしてオタク自身の被差別性までをも、ぼくたちは女性に簒奪されてしまったわけです。
これはまた、ここしばらく何度か語った、八〇年代のオタクシーンが高橋留美子という女の子の提出したものを、男の子たちが換骨奪胎した(即ち、地上的な「ラブコメ」を天上的な「萌え」へと読み替えた)ことで開始されたものであったという歴史と、そしてまた前にぼくがよく語っていた、「萌え」とは女性性を魅力的に描くことで、女性をも救う表現たり得るといった主張と全く正反対です。
高橋留美子については上を。
萌えについては上を参照!
さて、んで、せっかくなので、今回はちょっと、普段は書きにくいことを課金コンテンツとして書いてみようかなあと。
ぼく、普段はエロゲのシナリオライターをやっているのですが、まあ、何分下っ端なもので基本はお手伝いの立ち位置におり、設定やプロットは決まっていて、それに沿って書いていく作業がメインになるわけです。その中で女性の作り手がメインになった作品群をご紹介し、傾向を指摘してみたいと。あ、お断りしておきますと下っ端なので別にそうした人たちと直で面会したりはしません。よって今回採り挙げるのも「(まず間違いなく)女性(と思われる)書き手」によるもの、であることをご了承ください。
というわけで以下は課金コンテンツになります。
言っときますけどヤバい情報は課金部分でも隠してますので、そういうのは期待しないでください。
では――読みたい方は以下をクリック!
こっちだ!!