結城浩の「コミュニケーションの心がけ」2025年12月2日 Vol.714
はじめに
おはようございます。
2026年刊行予定の最新刊、脱稿しました!
先週の結城メルマガVol.713でお話しした通り、先週末の土曜日に無事、書籍abook(コードネーム)を脱稿し、原稿一式を編集部に送りました。2026年の刊行に向けてまだまだ作業は続きますが、一区切りついたといえるでしょう。応援を感謝します!
abookについては、12月のうちにはアナウンスできると思いますので、どうぞご期待ください。非常におもしろい本に仕上がっております!
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ブックファースト新宿店さんの「名著百選2025」という企画に、僭越ながら結城も選者として参加させていただきました。私を含め301名の方々が「おすすめの一冊」をコメント付きで推薦するという企画です。301名の選者一覧やコメント小冊子については、以下の公式ページをご覧ください。
◆名著百選2025 私が今年、出会った一冊 | フェア | ブックファースト
https://www.book1st.net/fair/2025/11/001528.html
ブックファースト新宿店さんの「名著百選2025」のフェアは2025年12月31日まで。
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今週の結城メルマガ
今回のメルマガでは「書き下ろし書籍執筆、脱稿直前のどたばた」として、脱稿前後のあれこれをお話ししています。完成した原稿を読み返す楽しさ、カフェでの原稿チェックする方法、参考文献で見つけたミス、AIに執筆状況の推移を可視化・分析してもらった話など、まとまりはありませんがホットな話題をお届けします。
読者さんからの質問に答えるコーナーでは「公式ドキュメントがあるのに技術書を読む価値はあるか」「他人の評価や意見を重視しがちな自分」「恋愛を微分するとどうなる?」にお答えしています。
それでは今週も、どうぞごゆっくりお読みください。
目次
- 結城浩の談話室
- 公式ドキュメントがあるのに技術書を読む価値はあるか - 学ぶときの心がけ
- 「大事なもの」の扱い方 - ショート
- 書き下ろし書籍執筆、脱稿直前のどたばた - 本を書く心がけ
- 「AIが使われています」について - ショート
- 他人の評価や意見を重視しがちな自分
- 過度に親密な関係を示唆しない - コミュニケーションのヒント
- 恋愛を微分するとどうなるの?
結城浩の談話室
2025年11月29日(土)の「結城浩の談話室」では、IT会社に勤めている20代後半の男性とお話ししました。
自分が書こうとしている文章と読者の関係について、仕事に取り組む姿勢について、若い頃から考えている「自分」という存在について、信仰についてと、多様な話題についておしゃべりしました。
生きる上で大事な話題について語り合う時間をありがとうございます!
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結城は「談話室」という「ビデオをオフにした状態でZoomを使い、二人で自由におしゃべりするネット企画」を行っています。
◆結城浩の談話室
https://chatroom.hyuki.com
「談話室」の参加には予約が必要です。先週末に2026年1月分の受付を行いましたが、2時間ほどで申し込みが埋まりました。お申し込みありがとうございます!
次回は2025年12月27日(土)に2026年2月分の受付をおこなう予定です。ご興味がある方は以下の「談話室通信」にご登録ください。最初のアナウンスはそちらに流れます。
◆結城浩の談話室通信
https://chatroom.substack.com