Vol.721 結城浩/Claude Codeで「AI秘書ポピーちゃん」を作る/文章を推敲しすぎると勢いが失われる/高額情報商材を買って後悔

結城浩の「コミュニケーションの心がけ」2026年1月20日 Vol.721


はじめに

おはようございます!

最新刊『AIと生きる』は再校ゲラへ!

結城の書いた青春小説『AIと生きる/対話から始まる成長の物語』は3月刊行予定です。

先週のメルマガでは初校ゲラを編集部に戻す予定をお伝えしましたが、今週は再校ゲラが編集部からやってきます。原稿を出した後、初校ゲラと再校ゲラをチェックすれば、私の手からほぼ離れることになります。つまり私にとっての最終チェックということになりますね。がんばりますぞ!

本書は数学ガールシリーズに登場する元気少女テトラちゃんが主人公ですが、数学はまったく出てきません。数学に関心がない方でも楽しく読める一冊になっています。結城が書いた初めての「縦書き」の本です!

これからの時代、AIとどのように付き合っていくのかは大きな問題です。ぜひ本書を通じて考えていただければと思います。中学生から社会人まで楽しみつつ、考えつつ読める物語です。どうぞご期待ください。

以下の公式ページではWeb立ち読みもできますので、ぜひご覧ください。そしてご予約をお願いします!

◆結城浩『AIと生きる/対話から始まる成長の物語』
https://www.hyuki.com/aibook/

◆結城浩『AIと生きる/対話から始まる成長の物語』(アマゾン)
https://amzn.to/45gY7Xf

今週の結城メルマガ

今週は「AI秘書ポピーちゃん」を作った話をお届けします。自作の音声入力ツールに「いつでも話しかけられるAI」が欲しくなり、クロコさん(Claude Code)と相談しながら5日間で形にしていった記録です。esaを読めるようにしたり、声で返事してもらったり、背景画像を変えて「いま誰と話しているか」をわかりやすくしたり。使いながら気づいた不満をそのつど解消していく過程を書きました。

なお、今回の話はプログラムの技術解説ではありません。AIに「こういうものが欲しい」と伝え、使いながら育てていく体験談です。また、AIとのコミュニケーションで気づいたことは、人間同士のやりとりを振り返るきっかけにもなりました。技術者でない方にも楽しんでいただける読み物です。

それでは、今週もどうぞごゆっくりお読みください。


目次

  • 結城浩の談話室
  • Claude Codeで「AI秘書ポピーちゃん」を作る
  • 高額情報商材を買って深く後悔 - 心の健康
  • 文章を推敲しすぎると勢いが失われる問題 - 文章を書く心がけ

結城浩の談話室

2026年1月17日(土)の「結城浩の談話室」では、公的な機関で週に数日働いておられる40代の女性とお話ししました。

前半では心のセルフケアとAIの関わりについてお話をうかがい、読んでいる本や使っているアプリのことをお聞きしました。この方は『数学ガール』の読者さんなので、後半は結城が感じる数学のおもしろさについてお話ししました。

文章を書くという話題でこの方が「気持ちを書けないときに事実を書く」というエピソードを教えてくださり、結城は深く感動しました。有意義な時間に感謝します!

* * *

「談話室」は、ビデオをオフにしたZoomを使い、結城と参加者さんが二人で一時間自由に音声のみでおしゃべりするネット企画です。毎週土曜日に行っています。2023年からこれまでに、のべ人数で120名以上の方とお話ししました。

◆結城浩の談話室 - これまでの記録
https://chatroom.hyuki.com/archive/

ぜひ、あなたもご参加ください。

◆結城浩の談話室通信(談話室の連絡をする無料ニュースレター、送信頻度はひと月に一回程度)
https://chatroom.substack.com/