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tsutoさん のコメント

「米国は中国に舞台を譲る」という視点は、
長い間テーマになっていたが、中国の政治的、経済的、軍事的総合力が整ってきたので、中国にも米国が果たしてきた役目を共有して果たしていただくという視点からも理解できる。

実現するためには
①米国が「真の強さの源泉を新たにする」という視点も重要である。
 中国の圧倒的規模に対抗する道は米国内の力を再構築しなければならないし、西半球だけでなく海外
 の同盟国との協調体制を再構築することも必要であり、パートナーシップの総合力をいかに築いてい
 くかが問われている。
②中国については触れていないが、価値観の相違、分断化された社会を現状のままで進めようとすれば
 中国が米国の代わりに中国の友好国を共同統制できない。特に民主化というより差別の格差問題、人   
 権問題を現状継続では米国に変わった役目を果たせないのではないか。
No.2
2ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
アメリカは中国に舞台を譲る America Cedes the Stage to China   by  ラッシュ・ドシ ( The World is in Chaos. What Comes Next?  論考シリーズの一つ) NYT ドシ氏は、ジョー・バイデン大統領の下で国家安全保障会議の中国・台湾問題担当副上級部長。現在ジョージタウン大学外交学部の安全保障研究科の助教授。また、外交問題評議会( CFR )の中国担当シニアフェロー、中国戦略イニシアチブのディレクター。  政権が追求する「要塞アメリカ」“ Fortress America” は、中国の台頭に対する避難所とはなり得ない。 そして、帝国主 ​​ 義的な冒険を通して要塞アメリカを築くことは、 国家力の真の源泉を技術力ではなく領土支配と誤診した他の大国の過ちを繰り返す危険を冒すことになる。   ​​ 18 世紀、中国とロシアは近視眼的にユーラシア大陸の草原に勢力圏を築き、イギリスは蒸気機関の完成によってその世紀を制した。 19 世紀、ヨーロッパはアフリカの奪取に固執する一方で、アメリカは電化と大量生産の発明によって飛躍的に進歩した。   今、アメリカはベネズエラを統治し、グリーンランドを奪取しようとすることで、自らの注意を逸らす危険を冒している。一方、中国は人工知能やロボット工学から量子コンピューティングやバイオテクノロジーに至るまで、未来の技術獲得に巨額の資金を投入している。  中国経済は既に購買力で米国を約 30% 上回り、工業基盤は 2 倍、発電量は 2 倍 、海軍力は 2020 年代末までに 50% 増強される見込み。 中国は電気自動車や次世代原子炉といった新技術で世界をリードする一方、米国は抗生物質から希土類鉱物に至るまで、あらゆる物資を中国にますます依存。 南北アメリカ大陸を支配しても、この状況はほとんど変わらない。 西半球の人口は世界人口のわずか 13% に過ぎず、経済と製造能力のシェアも縮小。南北アメリカ大陸を優先することでアジアへの資源配分が減少するのであれば、それは賢明な取引とは言えない。世界で最も人口が多く、経済的に活力のある地域を北京の影響下に委ねるリスクを負うことになる。アメリカは技術的に中国に遅れを取り、経済的にも中国に依存し、軍事的に敗北するリスクを負うことになる。その結果、中国の世紀が到来する。 アメリカにとって、中国の圧倒的な規模に対抗する唯一の道は、国内でアメリカの力を再構築し、海外で「同盟国の規模」を構築することで、アメリカのパートナー国の総合力を活用することである。「アメリカズ・ファースト」の西半球への固執は、この状況を複雑化。指導者たちは国内の刷新という課題から目を逸らし、同盟国やパートナー国との関係を悪化。例えば、デンマークからグリーンランドを奪取すれば、 NATO は分裂し、ヨーロッパは中国に接近するでしょう。これは戦略的な誤りと言える。   ワシントンにとって、 21 世紀の中心的な戦略的課題は、米国が西半球に拠点を築けるかどうかではない。それは、世界で最も強力で、先進的で、繁栄した国として 1 世紀を過ごしたアメリカが、真の強さの源泉を新たにするのか、それとも中国にそのバトンを渡すのかということだ。        
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。