ホルムズ海峡に関連して、液体ヘリウムの供給も問題になっています。

ヘリウムは、用途として、医療機器のMRI、半導体や光ファイバーの製造、溶接、宇宙関連、あるいは風船などに使われています。

2025年度の世界のヘリウム市場は、1億8000万立方メートル、そのうち北米、特にアメリカが市場全体の43%を占め、中国、韓国、台湾、日本、インドなどのアジア・オセアニアが35%、欧州が18%、その他3%となっています。

世界では、用途別ではMRIに使われるヘリウムが最も多く31%、半導体が23%等となっています。

日本ではヘリウムの需要が10年前と比べて3割程度減って世界全体の4%程度となり、中国、韓国や台湾よりも市場は小さく、半導体製造、MRI、光ファイバーの製造が大きな用途です。

半導体はロジックと比べてメモリーの生産にヘリウムが多く使われ、MRIはヘリウムを使わないタイプの機種の開発が進んでいます