7月2日、リズム天国シリーズの最新作
『リズム天国 ミラクルスターズ』が発売された。
発売日から3日間、合計16時間ほどでオールパーフェクトを達成!
オールパーフェクトを達成して判明したのは、
今作はパーフェクトよりもさらに上位のクリア概念があるということ。
つまり、パーフェクトチャレンジでミスにならず「ちゃんと押せている」と判定してくれるものの中にも
・ジャストタイミングで押せてるぞ!
・ジャストではないけどまあちゃんと押せてるね
の2種類が1ノーツごとに隠し判定として存在し、
すべてのノーツを前者の「ジャスト」で揃えて1曲通すことができた時にのみ獲得できる
【オールジャスト♪】の称号があるということだ。
「ジャスト」を取るためにはたぶん前後±2Fくらいの猶予しかない。
これは従来のリズム天国の基準からするとかなり厳しく感じられ、
リズム天国がアンチテーゼの対象として掲げた
いわゆる従来の「音ゲー」的なジャスト押しの感覚が要求される。
現状11曲【オールジャスト♪】までいっているが、
感覚的に苦手な曲もある中ですべての曲を【♪】で埋めるのはけっこう大変だろうなという予感がしている。
ちなみに今作の曲の中で、
好きな曲とパーフェクト獲得に苦戦した曲をそれぞれ3つずつ挙げよう。
【好きな曲】
くっしん菌2
断トツで一番好きな曲。
キャラがかわいい(重要)。
曲はテンションをあえて押さえ込んだようなクールな雰囲気で、鬱蒼とした森(?)の雰囲気とよくマッチしている。
4分打ちをひたすら続けてキャラを往復運動させるのが前作の『コロコロたんけん隊』や『鳥の大群』を彷彿とさせて良い。
雷
これもキャラがかわいい(重要)。
ゴリゴリのエレキギター&シンセの曲に乗せて電気系のキャラが動くというシンクロ感が素晴らしい。
雷2も好きだが、こちらはゲームのためのゲームという強引な感じが透けて見え、
雷1のほうがリズムゲーとしての意味も含めたシンクロ感が完璧。
音と画面によって自分の親指が誘導され、ジャストタイミングでボタンに吸い込まれるような感覚がこの曲にはある。
リミックス5
大橋ヒカルさん歌唱による『終わりなきパーフェクト』。
この曲は、作詞作曲の段階からゲームとして実装される形を強烈に意識して作られた曲だと確信している。
特にボーカルを乗せた1拍半間隔のアクセントはリミックス5を構成する要のリズムで、
ここに「虫取り」で出てくるのピンクの蝶が当てられているのだが、
このリズムが単体の時とリミックスの時で全く異なり、今作屈指の大きな初見殺し要素となっている。
一応、
蝶が現れて1つ目の合図 ⇔ 2つ目の合図
〃 2つ目の合図 ⇔ 捕獲タイミング
の間隔は単体でもリミックスでも等しいので、フェアといえばフェアなのだが…
捕獲タイミングが単体ではすべて拍の頭だったのに
リミックスで1発目から裏拍を要求してくるというのは、
初見プレイ時の感情としては悶々とするものが残る仕掛けだった。
【苦戦した曲】
PETとなわとび(1・2ともに)
ボタンを押して跳ぶ時の効果音が音楽の拍とずれているので単純に気持ち悪い。
リズムゲームとしての体験の心地良さを損なうものなので、
こればかりは可能であればアップデートで修正をしてほしい。
デッキブラシ
1で男性版、2で女性版。
2つやるとどちらがどちらなのかわからなくなり、
リミックスで突然片方が出てきた時にどのボタンをどう押せばよいのか迷ってしまう。
へくしょいムーン(特に2)
赤顔の半拍後押しは完全な反射神経ゲー。
1拍後押し「へーーっくしょい」が来るかもしれないという疑心暗鬼の中で突然
半拍後押し「へっくしょい」が来るとかなり反応しずらい。
リズムゲーというより反射神経ゲー、または覚えゲー。
つんく♂さんの目指している方向性とちょっとズレているような気がする。
ただ曲のアイデアとスペシャルゲスト声優の起用は最高に良い。
全体的に、
前作『みんなの~』はビジュアル的なインパクトや、底抜けに明るく楽しい雰囲気を重視して作られていた印象だったが、
今作『~ミラクルスターズ』は楽曲やゲーム構成の美しさやスタイリッシュさが目立つ曲が多かった。
操作キャラを派手に覆い隠してきたり、
カメラが大きくズームアウトしてキャラが点のようになったり、
画面全体が曲開始時には想像つかない大袈裟で派手な演出に代わっていくような仕掛けが
今作の曲には少なかったと感じた。
また『みんなの~』のリミックスはサムネイルと登場キャラのカラーリングが一新されて
統一感のある演出になっていた。
特にリミックス9『やがて女はきれいになるだろう』の赤黒統一の演出は印象深く、
今作の「ダンサー2」にカラーリングが引き継がれていたものの
リミックス系のインパクトは『みんなの~』に大きく劣っていた。
実際、今リミックスの曲ですぐに思い出せるのはリミックス8だけである。
特に後半のほうのリミックスはナンバリングと曲がどれがどれだかたぶん1つも一致しない。
ゲームのやりこみという意味では今作かなりボリュームがあってやりごたえがあるものに仕上がっているが、
「リズムゲー」としての雰囲気感は、『みんなの~』のほうが好みだったなと思う。
まあきっと全部【♪】が付くまでやるんですけどね(-ω-)
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