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magomeさん のコメント

連続投稿申し訳ありません、実は、これからの食材との向き合い方のために参考になる記事がありましたので。

日本全国の絶品グルメが集まるイベントが開催 / ほかは和牛などの高級食材なのに熊本県だけ質素な『塩おむすび』(笑)→究極のウマさだった
http://rocketnews24.com/2013/09/05/366000/

この記事を取り上げた無料電子雑誌自体は洋食やコンビニエンスストアなどの限定販売の出来合い惣菜を他のゴシップ記事などとともに取り上げる雑誌なのですが、この記事では帝国ホテルで開かれた「イベント『ニッポンのうまい!2013 大試食会」について書かれていて、高級和牛や地方の高級食材をふんだんに使った料理の中で熊本は塩おにぎりだけを出して、食べてみたらそこらの高級食材と引けを取らなかったというものです。
ここで私の感想を少し。
記事の記者はなにも特別な味覚を持っていたというわけではありませんし、日ごろ、ぜいたくな食材に囲まれて食べ飽きていたというわけでもなさそうです。しかしながら、高級食材を使った料理が並ぶ中で塩おにぎりが他の料理と引けを取らなかったとする感想には、日本人の食材に対する原点が描かれているのだと思います。
高級食材が高級食材とされ、その味がわかるのは神話から受け継がれてきた稲穂と塩の味を先人から受け継いで知っていたからこそであり、食べ物のありがたみを心の奥底で知っていたからなのだと思います。
一方で、現在は冷蔵庫や冷凍庫に侵入したり食材で遊んでいる写真をツイッターに投稿し、騒ぎを起こす若者の行為が記事で目立ってきていますが、これらの行動は決まって大手飲食企業の店であり、食べ物もグローバル化と機械生産によって支配され、従業員も機械の一部であり「バイト」であり、問題を起こした従業員も当然「バイト」です。この事件が起こっている背景には食品産業のグローバル化によって本来、皆が自然と持っていたはずの食べ物のありがたみが薄れてしまったところにあるのだと思います。恐らくは問題を起こした若者も一度も「いただきます」を言ったことがなかったのだと思います。
もし、食べ物のありがたみを少しでも解っていればこのような食べ物を粗末にするような行動は絶対に起こしません。なぜに、このような行動が発生するのかと言えば、完全に工場で機械で作り、食材が生命ある生きとし生ける者であることも分からないからであって、食べ物は商品の一部であり、人は機械の一部という認識しか持てないからなのだと思います。TPPの推奨によって、今後、このような信頼がおけない事件がより活発化すると同時に、人々も完全に人と隔離された機会によってのみ作られた食べ物しか口にしなくなると思います。また、驚愕するようなニュースとしてはオランダで細胞を人工培養することによってひき肉を作り、動物を屠殺せずに食肉を作ることに成功したというニュースがありました。開発者が実際に食べて問題が発生しなかったといわれています。要するに、命を殺して食べるというまったく自然に反した食材の普及も今後はあり得るというわけです。そして、人々はこのような食材だけを口にし、伝統食を含む伝統文化は完全に淘汰されるというグローバリストと極左が大喜びするような社会が到来すると思うのですが、どうでしょうか?
No.126
136ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
第52号 2013.9.3発行 「小林よしのりライジング」 『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりが、Webマガジンを通して新たな表現に挑戦します。 毎週、気になった時事問題を取り上げる「ゴーマニズム宣言」、よしりんの心を揺さぶった“娯楽の数々”を紹介する「カルチャークラブ」、『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成してもらう読者参加の爆笑企画「しゃべらせてクリ!」、漫画家キャリア30年以上で描いてきた膨大な作品群を一作品ごと紹介する「よしりん漫画宝庫」、珍妙な商品が盛り沢山(!?)の『おぼっちゃまくん』キャラクターグッズを紹介する「茶魔ちゃま秘宝館」、読者との「Q&Aコーナー」、作家・泉美木蘭さんが無限に想像をふくらませ、とことん自由に笑える「日本神話」の世界を語る「もくれんの『ザ・神様!』、秘書によるよしりん観察記「今週のよしりん」等々、盛り沢山でお送りします。(毎週火曜日発行) 【今週のお知らせ】 ※理性など軽く吹き飛ばしてしまう「男の性欲」。果たして性欲に支配される男を待つのは、人々の同情か?軽蔑か?今週の「ゴーマニズム宣言」は今夏に起こった、世にも奇妙で滑稽な性犯罪を爆笑分析!! ※「もくれんの『ザ・神様!』」根之堅州国(ネノカタスクニ)を訪れたオオナムチ。「あはん♥」な出会いをしたスセリビメの父親は、なんとあの暴れん坊将軍スサノオノミコトだった!!オヤジ・ザ・スサノオによる恐怖のシゴキに、オオナムチは耐えられるのか!? ※『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて、一コマ漫画を完成してもらう読者参加の爆笑企画「しゃべらせてクリ!」!今回は企画始まって以来の大激戦に!!おったまゲタ~っしゅ!!     【今週の目次】 1.ゴーマニズム宣言・第54回「真夏の性欲の狂宴」 2.しゃべらせてクリ!・第14回「ぽっくん、沙麻代ちゃんを警備しまーしゅ!の巻」 3.もくれんの「ザ・神様!」・第16回「第16回 オヤジ・ザ・スサノオ、恐怖のシゴキ!!」 4.よしりん漫画宝庫・第50回「よしりん漫画はバトル・ストーリー!」 5.Q&Aコーナー 6.新刊案内&メディア情報(連載、インタビューなど) 7.読者から寄せられた感想・ご要望など 8.編集後記 第54回「真夏の性欲の狂宴」  人間は性欲に衝き動かされてみっともなく生きている。特に男の性欲は理性など軽く吹き飛ばす。  その性欲もまっすぐに女性への求愛に向かうよりも、屈折した経路を辿って思いもよらない現われ方をする場合がある。  しかもそれは夏という時期に偏るのだから、男はゴキブリ並みの単なる生物である。  大阪で、8月12日、夜10時40分ごろ、ハシゴを使っておよそ5.2メートルの高さの屋上に登り、露天風呂の女湯を覗いていた31歳の男が逮捕された。   なんとこの男、消防士だったのだ!  銭湯の主人が、ハシゴがあるのに気づいて不審に思い、登っていって男の背後から「何しとるんや!」と一喝すると、男は驚いて屋上から地面へジャンプし、そこから走ってフェンスを越えて逃げて行ったという。  消防士で普段いろいろな訓練をしているのが、こんなところに活かされてしまったということなのだが、結局、逃げる際に右足のかかとと腰を骨折して2ヶ月の重傷、逮捕されて「 妻と不仲で、女性の裸を見たかった 」と動機を供述しているという。  この一件は、性欲の暴走と消防士のプロ意識が見事に重なった、実にドラマチックな痴漢犯罪である。  おそらくこの男、根っからの消防士であり、高いところに上って女の裸を覗かないと、興奮しないのだろう。   「高所裸体症」という職業病に罹っているのだ。  今どき女の裸なんて、アダルトビデオやネットなどで、手軽に存分に見ることができる。何の障害もなく、何のリスクもなく、お手軽に見られる女体が世の中には氾濫している。  だがこの消防士は安価で安全な女体などに価値を見いだせなかった。あえてハシゴを掛け、高所に上る危険を冒して、二次元でなく、立体的な女体を覗くという行為こそが、彼の性欲を真に開放する手段だったのである。まさに「 消防士の業 」というものであろう。  「妻と不仲で、女性の裸を見たかった」と言ったらしいが、なぜ不仲になったのか?  「高い所で脱いでくれ」という男の要求を妻が呑まなかったからだと容易に推察される。  夫婦ではしごを上って、下界を見下ろしながら愛を交わしたいという男の要求になぜ妻が応えてあげなかったのか?  妻が消防士の業を理解していさえすれば、男は犯罪者にはならなかったのだから、この事件の真の責任者は妻であると考えるべきである。  一方、8月24日には、神奈川県横浜市中区に住む無職の35歳男性が窃盗容疑で逮捕され、その自宅からはポリ袋に入った 200個のサドル が発見された。  逮捕された男は警察の取り調べに、「 女性の臭いを嗅ぎたかった。自分は革フェチ。ビニール製のサドルはダメ。革製だけ。盗んだサドルを家に持ち帰り、臭いを嗅いだり舐めたりしていた 」と話しているという。  子ども用のシートがついた電動自転車など、女性が乗っていそうな自転車を狙って犯行を繰り返していたとみられ、「 サドルの匂いを嗅げば、女性が座っていたか分かる 」とも話しているそうだ。  恐るべき嗅覚と味覚の持ち主である。  男の股間を擦り付けたサドルだったどうする?吐き気で悶絶するはずではないか。  
小林よしのりライジング
常識を見失い、堕落し劣化した日本の言論状況に闘いを挑む!『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりのブログマガジン。小林よしのりが注目する時事問題を通じて、誰も考えつかない視点から物事の本質に斬り込む「ゴーマニズム宣言」と作家・泉美木蘭さんが圧倒的な分析力と調査能力を駆使する「泉美木蘭のトンデモ見聞録」で、マスメディアが決して報じない真実が見えてくる! さらには『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成させる大喜利企画「しゃべらせてクリ!」、硬軟問わず疑問・質問に答える「Q&Aコーナー」と読者参加企画も充実。毎週読み応え十分でお届けします!