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you-meさん のコメント

恋愛とは生物が発明した敵対的でないゲームであり、ブランディングの本質なのでしょうか。
No.2
137ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
恋愛を上手くいかせるコツは、ズバリ、「気が多くなること」でしょう。 この法則をなぜ発見できたかというと、それはモテる人をさんざん観察した結果です。モテる人をさんざん観察した結果、ある一つの共通点を見出しました。それは「気が多いこと」です。モテる人は気が多いのです。同時にたくさんの人を好きになるのです。 では、同時にたくさんの人を好きなると、なぜモテるようになるのか? それはこういうわけからです。 まず覚えておいてほしいのは、「恋愛とは本質的にゲームである」ということです。そしてゲームである以上、上手くいった上手くいかないや、勝ち負けがつきまといます。 なので、ゲームが好きだったり、ゲームに熱中できない性格だと、恋愛もなかなか上手くいきません。また、恋愛とゲームの相性がいいのもそのためです。世の中には数え切れないくらいの「恋愛ゲーム」がありますが、それは、恋愛そのものが本質的にゲーム性を帯びているからです。 さて、「恋愛がゲームである」ということはお分かり頂けたかと思います。では、そのゲームのような恋愛を上手くいかせるためには、どういった取り組みが必要でしょうか? それは、「面白くする」ということなのです。 ゲームに最も必要なことは、「やっていて面白い」ということです。これ以外の要素は必要ないくらいです。 恋愛もこれと全く一緒で、上手くいかせるためには「面白くする」必要があるのです。参加する人が面白がれるような仕組みを構築することが、恋愛を上手くいかせるコツなのです。 では、恋愛をゲームのように面白くするにはどうすればいいのか? 一つには「ドラマの主人公化させる」というのがあります。ただ、これについてはまた別の機会に詳しく述べたいと思います。 もう一つは、「参加人数を増やす」ということです。 ゲームというのは、参加人数が多ければ多いほど面白い――これは「絶対的な真理」です。 以前、ファミコンやゲーセンが流行った頃、一人でもくもくとゲームをする人が大量に出現して、「ゲームとは根暗な人が一人でもくもくとするもの」と思われていた時期がありました。 しかしその後、ゲームボーイやネットゲームが出現したことによって、そうした人たちが大量に「対戦ゲーム」や「多人数参加型ゲーム」に流れ込んでいきました。そして今、大流行しているのが「ソーシャルゲーム」です。大人数が参加して、その中で遊ぶものです。 このように、ゲームの歴史を見ても、「ゲームというのは参加人数が多ければ多いほど面白い」という「絶対的な真理」の存在は明らかです。 そのため、恋愛を上手くいかせようと思ったら、この「ゲームにおける絶対的な真理」を移し替えてやればいいのです。 すなわち、参加者を多くする――このことが、恋愛を面白くし、引いては、それを上手くいかせるコツとなるのです。 考えてみてください。 例えば、あなたが恋心を抱いている相手がいたとします。 その相手があなたを好きだったら、嬉しいですが、あまり面白くはないですよね。簡単に手に入って、興醒めです。 では、その相手があなたのことも好きだけれども、他の人も好きな「気の多い人」だったらどうでしょうか? これは、俄然燃えてくるはずです。その他の人との競争になるので、純粋にゲーム的な面白味が生まれ、引き込まれてしまいます。 さらに、別のケースも考えてみましょう。 あなたが好きな相手がいたとして、その相手があなたを好きではなく、誰か別の人一人を好きだった場合、あなたはきっと、「面白くない」と思って、簡単に諦めてしまうでしょう。 しかしながら、その相手があなたを好きではないものの、あなた以外の複数の人を好きな「気の多いタイプ」だったらどうでしょうか? その人が気の多い分、「自分にもチャンスがあるのでは?」と思って、そのゲームに参加してみたくなりませんか? このように、「気が多い人」というのは、さらに別の人からも好かれるという吸引力があるのです。 さらに、あなたが「気が多い人」であったケースを考えてみましょう。 ある時、あなたはAという人物に好意を示し、モーションをかけます。しかし、Aはあなたに興味がなく、失敗に終わったとします。 もしあなたがAに一途だった場合は、Aのことが忘れられず、悶々とした日々を過ごすことになるでしょう。そのため落ち込んでしまい、魅力はますます減退します。そうして、Aのあなたに対する印象も、どんどんネガティブなものになっていくでしょう。 しかし、あなたが気が多いタイプで、Aに振られた次の日に、Bにモーションをかけていたら、Aはあなたのことをどう思うでしょうか? ここで、恋愛経験の浅い人は、「そんなの怒り出すに決まっている」と思うのですが、実際は違うのです。怒り出す以前に、Aは「言いしれぬ不安な気持ち」にさせられるのです。 「あれ、昨日あの人をふっちゃったけど、まずかったかな?」 そういう気持ちにさせられます。そうして、これまで気にならなかったあなたのことが、急に気になり出してくるのです。 では、なぜAは不安になってあなたのことが気になるのか? それは、こういう理由からです。  
ハックルベリーに会いに行く
『もしドラ』作者の岩崎夏海です。このブロマガでは、主に社会の考察や、出版をはじめとするエンターテインメントビジネスについて書いています。写真は2018年に生まれた長女です。