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ハックルベリーに会いに行く

ブロマガ

  • 建築の学び方:その18(2,023字)

    現在、明治大正期の版画と写真を特集した美術展『トワイライト、新版画』が三菱一号美術館で開催されている。先日、それを見に行ってきた。 ぼくはもともと、スティーブ・ジョブズが大正昭和期に活躍した版画家・川瀬巴水のファンで、熱心に集めているという記事を読んでから、明治以降の版画家が気にはなっていた。そんなとき、たまたま川瀬巴水と同時期に活躍した吉田博のひ孫の方と友人になり、その方の誘いで吉田博の版画展を見に行った。そうしたところ大変感動した。 ぼくは、建築科とはいえ芸大を卒業しておきながら、このような偉大な日本芸術をその日まで知らなかった。だから、そのことを大層恥じ、またそれを全く教えてくれなかった芸大を含む日本の美術教育に、大きな憤りを感じもした。 話は逸れたが、そんなふうに日本の明治以降の版画の魅力を知ってからは、度々注目して見るようにしていた。そうして「トワイライト、新版画」も期待し

    10時間前

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  • 石原莞爾と東條英機:その124(1,777字)

    1941年12月8日にアメリカと開戦した日本は、未明に真珠湾攻撃を敢行し、これに成功した。 この成功を受け、東條英機が真っ先に思ったのは「これでルーズベルトは失脚する」ということだった。なぜかといえば、アメリカ国民が「こうなったのは日本を不必要に挑発したルーズベルトのせいだ。おまえはもう辞めろ!」となって、大統領を罷免すると考えたからだ。 しかしもちろんそうはならなかった。なったのは逆の結果だった。真珠湾攻撃を受けたアメリカ国民は、「こうなったのは、日本とその指導者である東條英機のせいだ。彼らを絶対に許さない!」となって、それまで大半が開戦反対だったのに、一気に開戦賛成に傾いたのだ。 そうしてアメリカ議会で開戦の可否を問う投票をしたところ、下院では388対1で可決された。そこにはアメリカ国民の圧倒的な怒りがあった。 今から考えると、こうなるのは子供でも分かりそうなものだ。誰だって自

    1日前

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  • 野球道とは負けることと見つけたり:その65(1,999字)

    1978年2月9日午後9時過ぎ、勤務先の工場から自宅まで国道192号線を徒歩で帰宅中だった橋川正人の父は、トラックにはねられ亡くなった。ほぼ即死だった。 翌早朝、橋川の母から大和寮に電話がかかってきた。そこで母は、父がトラックにはねられたことと、急ぐ必要はないから気をつけて帰ってくるよう伝えた。それで、言外にすでに父が死亡したことを橋川は知らされた。 それでも橋川は、学校を休んですぐに電車に飛び乗ると、一時間半をかけて帰宅した。しかしもちろん、帰宅して対面できたのはすでに亡くなった父の亡骸だった。父はまだ44歳の若さだった。 それから父の葬儀が執り行われた。葬儀には、野球部監督・蔦文也も来てくれた。文也も、橋川の父が自分を慕って息子を預けてくれたことは重々承知していた。その自分の言うならばファンが亡くなったことは、少なからずショックだったはずだ。 しかし訪れた文也は、そんな橋川の父

    4日前

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  • どう「住む」か?:その38(1,529字)

    この連載は、今回で最終回とする。 この連載は、そもそも「住む」ということに無自覚な人が多い、という気づきから始まった。ぼく自身は、ずいぶん前から「住むとは何か?」を哲学的に考えてきたのに、ほとんどの人がそれを考えていない。 しかしアーリーアダプターのぼくが考えていることは、少し遅れて世の中の人々が考えるようになる。だから、これから多くの人が「どう住むか?」を考えるようになるだろう。それに先駆けて「どう住むか?」ということの概念を体系化できないかと思ったのだ。 そうしたところ、話は紆余曲折し、結局「現代人のありよう」について字数の大部分を割くこととなった。そしてそこでの結論は、「現代人は二極化している。それは都会族と田舎族である」――というものとなった。 都会族はパーカーを着ており、田舎族はフリースを着ている。いずれもユニクロのものを着ているケースが多く、その点で無印良品は危機に立た

    5日前

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  • [Q&A]キャリアパスをイメージするにはどうすればいいか?(2,933字)

    [質問] 岩崎先生の思う「日章旗」と「旭日旗」の違いを教えていただければ幸いです。  [回答] 実は、ぼくは「旗」にはほとんど興味がなく、そのため全く詳しくありません。ただ、日章旗は日本の旗で、旭日旗は海軍の旗のようですね。そして日章旗、旭日旗共に幕末のペリー来航以降に使われ始め、それが明治維新後もそのまま使われるようになったもののようです。 ところで、ぼくはなぜ旗に興味がないのでしょうか? それは幼い頃に、ナラティブや共同幻想を強く否定していたからです。 ぼく自身は生まれつきとても頭が良かったので、幼い頃からいわゆるナラティブをほとんど必要としませんでした。そのため、子供の頃はナラティブを必要とする人々の気持ちが全く分からず、バカらしいと思っていました。国や国家、通貨や法律、とにかく共同幻想は嫌いだったのです。 ただし大人になってさらに頭が良くなると、共同幻想の必要性や、ぼくと

    6日前

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2014/01/30 11:01

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