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叢叡世さん のコメント

>>72
magomeさん、
返事が遅くなってすみません。
江戸時代を過大評価してはいけません。
江戸時代は李氏朝鮮=北朝鮮とほぼ同じです。
文化が規制されまくっていたのは言うに及ばないし、度々飢饉が起こっていましたし、山は禿山だらけでした。
住民の殆どは読み書きが出来ませんでしたし、司法なんかは滅茶苦茶です。
明治時代になって漸く統計で当時の日本人の実態が分かって来たのです。
例えば、江戸時代の商店の看板は文字ではなく絵柄のみを模したアイコンです。
八百屋は大根、釣具店は釣り針という風に、創意工夫ではなく単純に文字が読めないからです。
下級武士の中には掛け算も出来ない者もいました。明治時代の初めの頃の薩摩人の識字率は「超」が付くくらい低かったです。
敗戦時にGHQが日本語をローマ字に変えようとして教育させたこともあったのですが、漢字仮名交じりとローマ字での教育の習熟度に差が生じたのでローマ字教育を中断しました。既に識字率が上がっていたのですね。
結果的に漢字使用を1945字に制限してしまったのでこの頃に生まれた人は第二水準や人名用漢字を使っていない人が多い筈です。
それと、自治とは言いますが、以前トッキーさんにも言ったことがあるのですが、江戸時代は各藩の自治とは遠く及ばない勝手気儘な統治が行われていました。既に徳川幕府自体が源氏を騙る偽物です。
これもはっきり言って清が崩壊した後の張作霖や馬歩芳や盛世才らが行った軍閥統治と変わりはないです。いにしえの言葉で言うならば「しろししめす」とは対称的な「うしはく」です。
外様大名は牙を抜かれたポチだったかもしれませんが、英米の支援で倒幕を計画し、逆に錦に御旗を取られた幕府側は勝手に偽物の王様を立てました。自治ではなく単なる叛逆です。これもライジングのQ&Aに投稿しました。
安重根が伊藤博文を誅戮する理由に「孝明天皇を毒殺した逆賊」とあります。当時からそう言う「説」が流れており、
幕末から明治にかけて「公」の理論で動いた者はいませんでした。
あと、言うまでもないですが、アメリカとの不平等条約を結ばれた後にオランダもロシアもイギリスも不平等条約結んできます。
東アジアの貿易圏はイスパニア・ポルトガルを追放してオランダが勝ち取っただけです。
特別江戸時代が矜持を持った国だったという訳ではないです。

安倍晋三の狙った参拝が国内向けだったことは言うに及ばないでしょう。
江戸時代は外交的に全く弱かったことは幕末の体たらくを見れば明らかです。衝突が起きなかったのは朝鮮も清も鎖国(制限していただけ)をしていたからです。
末期にロシアが侵掠して来て当時幕府の直轄地だった樺太全島がロシア人、取り分けコサックの入植によって奪われてしまっています。国内当地のみばっかで外交は全くのオンチでした。
国内では強硬なことを言っても対外的には内弁慶、江戸時代の方が寧ろ外の世界を知らないということに於いては、今と比べて違うということはあるでしょうけれど。
No.191
133ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
(号外 2013.12.28発行)   ゴーマニズム宣言 「失笑!安倍首相の靖国参拝は『不戦の誓い』だった!」   首相の靖国参拝はもう新たな局面に入ったのではないだろうかと思っている。 どうせ来月発売の自称保守&ネトウヨ系の言論誌は、安倍首相よくやったと絶賛一色だろうが、国際的な感覚が全くない、内弁慶な議論でしかない。  以前のように朝日新聞や左翼が中韓にご注進に及んでこの問題をこじらせてきたとか、中曽根総理が「公式参拝」を言い出すまでは普通に靖国参拝していたとか、その頃は中韓も文句を言わなかったとか、そういう歴史的事実を述べても、アメリカを始め世界に対して説得力を持つレベルではなくなった。  安倍首相の靖国参拝を受け、在日米大使館は「失望した」と声明を出したが、それを安倍政権が軽く受け止めていたため、米国務省がさらに同じ内容の声明を出して、米政府の姿勢を明確にした。  日米防衛相の電話会談も延期になって、ようやく日本政府も事の重大さに気づき始めたようだ。  アメリカだけの話ではない。欧州でも安倍政権は失笑されている。  一国の首相にしては世界からの視線に鈍感過ぎるのではないか?  安倍首相は世界中から異様なタカ派だと見られている。  フランスの極右政党党首ルペンや、ロシアの極右政党党首ジリノフスキーのように、短絡的で偏り過ぎた極右の首相と思われているだろう。  わしの目からは、もはや完全な ネトウヨ首相 だ。ネトウヨと同レベルの国際感覚なのである。  慰安婦問題もそうだが、首相の靖国参拝は、もう国際的には新たな局面に入ってしまって、自称保守論壇の内向きな強硬意見は、日本を孤立させるだけの自慰行為になってしまった。  そもそもわしは小泉純一郎の首相在任中の靖国参拝の時も警告を発していたのだが、新自由主義・グローバリズムで、日本の国柄を破壊する政策を遂行するために、ナショナリズムは利用されるようになってしまった。   靖国参拝はもはや新自由主義の隠れ蓑になってしまったのだ。  この矛盾がどうしても自称保守&ネトウヨには理解できない。靖国参拝さえしておけば愛国者と認定する単細胞が、今の自称保守&ネトウヨなのである。  しかもこの連中は皇位継承問題では「男系Y染色体固執」で団結しており、天皇陛下の御意思も踏みにじって恬として恥じない。皇統断絶の危機を招来している一群なのである。   つまり「天皇なきナショナリズム」だ。  天皇のため、郷土(クニ)のために戦った英霊たちは、悲嘆に暮れていることだろう。  しかも自称保守にしても、かつて小泉が8月15日を避けて参拝した時には批判していたはずである。  だが今回の12月26日という無意味な日の首相参拝には、なぜかこぞって称賛の声を挙げている。  いつの間にやら靖国参拝のハードルはすっかり下がり、いつでもいいから、とにかく行きさえすりゃいいということになってしまったようだ。  さらに肝心なことは、首相が靖国神社をどういう場所と捉え、何のために参拝するのかという意識である。  安倍は今回どういう意識で靖国神社を参拝したのかを、談話で発表している。その談話のタイトルは 「恒久平和への誓い」 というのだ! http://www.kantei.go.jp/jp/96_abe/discource/20131226danwa.html  これだけで、安倍は靖国神社がどういうところか一切理解していないということが明らかである。  
小林よしのりライジング
常識を見失い、堕落し劣化した日本の言論状況に闘いを挑む!『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりのブログマガジン。小林よしのりが注目する時事問題を通じて、誰も考えつかない視点から物事の本質に斬り込む「ゴーマニズム宣言」と作家・泉美木蘭さんが圧倒的な分析力と調査能力を駆使する「泉美木蘭のトンデモ見聞録」で、マスメディアが決して報じない真実が見えてくる! さらには『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成させる大喜利企画「しゃべらせてクリ!」、硬軟問わず疑問・質問に答える「Q&Aコーナー」と読者参加企画も充実。毎週読み応え十分でお届けします!