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三味線弾きさん のコメント

カレーさん、
これまた母性本能をくすぐるような、「悶絶」ですなぁ(笑)
同じ言動や行動でも、それが性差別かどうかは、受け取る相手にもよるでしょうし、女性から見て、いい男で器が大きければ自由度は高くなるし、そうでなければそれなりに...
(「イケメンを除く」とかに対して男性差別を主張する喪男は、単に対処能力が弱すぎて女性を画一的にしか扱えない、ということでしょう)

ちょうど、昨日の地方紙のくらし欄に「働きビト今日も行く」というコーナーがあり、「女は使いにくい?1 男性上司の嘆き」というシリーズ記事が掲載されていました(他の中央紙や地方紙にも同じ記事が掲載されてるのかな?)。それには「男性上司の嘆き」が3つ紹介されていました。
  その1「『はい』といわない」
  その2「結婚・出産で戦線離脱」
  その3「どこまで配慮するの」
これを読んで、ビシッと脳に電撃が走りました。自分が批判されていると感じたからです。かつて部下からこういう迷惑をかけられた経験もありますが、自分が似たようなコトをやっていただけに、こんなので部下を叱責したり他の誰かに嫌味や陰口を言ったことはありませんでした。つまり、拙者のワークスタイルは実は、身勝手と批判されている女性たちと同じだったのです(驚!) 思い返せば状況証拠は山ほど浮かぶなぁ...

思うに、この記事にある男性上司の言い分は、突き詰めれば、ルーチンワークが崩れる、予定・計画が崩れる、楽ができなくなる、考えなきゃいけなくなる、といった実に下らんものが多い。
普通に考えて、状況に甘えず、常に解決策を考え創造し続けるのがプロの仕事でしょうし、一人の社員やパートの怠惰や失敗によって部署や会社が危うくなる脆弱な仕組みの方が圧倒的にオカシイし、普段から交通事故や災害等を考慮した危機管理を考えたくない、あるいは怠りたい、つまり、普段から緊張感がないから、無思考な平穏を崩されると腹が立ってくるのでしょう。

思い返せば、その1は何度も「やりません」と断ったことあるし、その2は突然の転属決意や転職決意、その3は気分を害したり遊びに行きたくなり突如早退やデートが入って半休、色々でした。
(うは、ワガママ女より酷い...ili●| ̄|_)
こんなヤツでも、顧客から直接指名され会社を稼がせていたせいか、何やかんや使ってくれたし、「女の腐ったようなヤツ」「使いにくい」「協調性0」「思いやり0」「わがままオバサン」...等々、社内の様々な表裏の批判を浴びながらも最後は円満退社でした。とくに旧経営層やオバサン軍団からは可愛がられました。

もちろん、現代の会社にはそのまま当てはめられないと思いますが、この記事にある男性上司らがもし、文句をぶつけている女性のようなワークスタイルで、いい仕事ができる能力があれば、男女関係はある程度解消されると思うし、非正規を含む社員の家庭も大切にできるし、経営側も緊張感をもって経営できるようになるでしょう。
書いてて案外いいソリューションな気がしてきたょ。ルーチンは機械任せでいいし、型にはまった下らん中間管理仕事はもう要らんかもね。
No.128
112ヶ月前
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第115号 2015.1.6発行 「小林よしのりライジング」 『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりが、Webマガジンを通して新たな表現に挑戦します。 毎週、気になった時事問題を取り上げる「ゴーマニズム宣言」、『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成してもらう読者参加の爆笑企画「しゃべらせてクリ!」、小林よしのりに関するWikipediaページを徹底添削「よしりんウィキ直し!」、漫画家キャリア30年以上で描いてきた膨大な作品群を一作品ごと紹介する「よしりん漫画宝庫」、読者との「Q&Aコーナー」、作家・泉美木蘭さんが無限に想像をふくらませ、とことん自由に笑える「日本神話」の世界を語る「もくれんの『ザ・神様!』」等々、盛り沢山でお送りします。(毎週火曜日発行) 【今週のお知らせ】 ※「ゴーマニズム宣言」…映画『紙の月』では、夫に「承認」されない妻の虚無感が描かれている。日本の夫婦関係あるいは恋愛関係は、未だに微温な「男尊女卑」に貫かれ、「男が支配し女が支配される構造」が主流であるが、本物の「承認」を得ていない虚しい女たちの行き着く先は、果たしてどこなのか!? ※「ザ・神様!」…元の世界に帰ったヤマサチに突然の来訪者!それはワタツミの宮殿で結婚した妻・豊玉姫でした。しかも子を宿していた彼女に、突然の陣痛が襲う!出産の間は「絶対にのぞくな!」と言われたヤマサチ。しかし「ゼッタイにダメ」と言われると逆に気になって仕方ないのは神の世も同じで…!? ※「平成26年度 ライジング版 流行語大賞の発表」…コメント欄で始まった、読者の皆さんによる企画、ライジング版・流行語大賞。「ウンコ色」「可憐乳」「床ドン」「IKEAに行けや!」「松本清張ですな」「小保方さんはおぼこい」「こばやしよしのりーっ!」「犬やったーーー!!!足やったーーー!!!」…等々、数々の名言・珍言は如何にして生まれたか!?爆笑必至のライジング版・流行語大賞で初笑いを!! 【今週の目次】 1. ゴーマニズム宣言・第113回「映画『紙の月』、夫に承認されない妻の空虚感」 2. しゃべらせてクリ!・第75回「新年特別企画・よしりんたちをしゃべらせてクリ!の巻〈前編〉」 3. もくれんの「ザ・神様!」・第48回「だって『のぞくな』って言うから……」 4. 平成26年度 ライジング版 流行語大賞の発表 5. Q&Aコーナー 6. 新刊案内&メディア情報(連載、インタビューなど) 7. 読者から寄せられた感想・ご要望など 8. 編集後記 第113回「映画『紙の月』、夫に承認されない妻の空虚感」  宮沢りえ主演、大島優子好演の映画 『紙の月』 の夫婦関係は、隠してはいるが微温な「男尊女卑」に貫かれていて、夫の妻への侮蔑感覚はまったく無意識である。  銀行で働き始めた妻が、最初の給料で夫に時計をプレゼントする。だが夫はそれを薄ら笑いを浮かべながら受け取り、外ではめることはしない。  その後、今度は夫が妻に、平然と高級な時計をプレゼントするのだ。  妻はそのときに、夫に対する違和感の正体に気づくのだが、この夫の心理を言葉に表すとこうである。 「 お前の暇つぶしのお遊びの仕事で買ってくれた時計なんか、まあ、あんなものだろう、オモチャだな。恥ずかしくて男が外で腕に巻くモノではないのだよ。 」 「 男の仕事は女の暇つぶしとは違う。俺が本物の仕事で買ってやる時計は、ほれこういう高級なモノだぜ。俺とお前の社会的ステータスの差がわかったかい?ありがたく頂戴して、腕に巻くがいいよ。 」 「 ところで俺さまは転勤だ。当然暇つぶしのアルバイトなんか、さっさと辞めて、俺さまについてくるよな。 」  こういう「 男尊女卑 」は産経新聞や、自称保守の男どもに、脳髄まで浸透していて、確実に無意識になっている感覚である。  だから彼らは皇統の「男系固執」を主張するのだ。  日本国の象徴は「男系」でなければならない。それが「男尊女卑」の男どもの信念である。  その頂点に安倍晋三がいる。  天皇陛下はそうではない。そういう因習には縛られていない。  だからわしは尊敬できるのだ。   驚くべきことに自称保守メディアで活躍する女どもも、また無意識のうちに「男尊女卑」を受け入れる「 準男性 」である。  そういう女、あるいは妻は、こう反応するだろう。 「 やっぱり旦那様のくれる時計は高級品や。あたいの安月給で旦那様に時計をプレゼントするなんて、非常識やった。ごめんなはい。男の本気の仕事で買ってもらったこの時計は本物や。ありがたく頂戴いたしますばい。 」  この卑屈さ!  これが自称保守論壇で禄を食み、えらそうに男の主張を口真似している馬鹿女どもの深層心理である。 
小林よしのりライジング
常識を見失い、堕落し劣化した日本の言論状況に闘いを挑む!『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりのブログマガジン。小林よしのりが注目する時事問題を通じて、誰も考えつかない視点から物事の本質に斬り込む「ゴーマニズム宣言」と作家・泉美木蘭さんが圧倒的な分析力と調査能力を駆使する「泉美木蘭のトンデモ見聞録」で、マスメディアが決して報じない真実が見えてくる! さらには『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成させる大喜利企画「しゃべらせてクリ!」、硬軟問わず疑問・質問に答える「Q&Aコーナー」と読者参加企画も充実。毎週読み応え十分でお届けします!