つぼきちさん のコメント
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第116号 2015.1.13発行 「小林よしのりライジング」
『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりが、Webマガジンを通して新たな表現に挑戦します。
毎週、気になった時事問題を取り上げる「ゴーマニズム宣言」、『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成してもらう読者参加の爆笑企画「しゃべらせてクリ!」、小林よしのりに関するWikipediaページを徹底添削「よしりんウィキ直し!」、漫画家キャリア30年以上で描いてきた膨大な作品群を一作品ごと紹介する「よしりん漫画宝庫」、読者との「Q&Aコーナー」、作家・泉美木蘭さんが無限に想像をふくらませ、とことん自由に笑える「日本神話」の世界を語る「もくれんの『ザ・神様!』」等々、盛り沢山でお送りします。(毎週火曜日発行)
【今週のお知らせ】
※「ゴーマニズム宣言」(号外)…フランスの週刊新聞社「シャルリー・エブド」がアルカイダ系のテロ集団に襲撃された事件。事件直後から、世界各国が「表現・言論の自由」を掲げテロ集団を非難し、新聞社に同情している。日本でも、朝日から産経まで「表現・言論の自由を守れ」の大合唱である。しかし、宗教のパロディは「表現・言論の自由」の名の下に、無制限に許されるものなのだろうか?
※よしりんが読者からの質問に直接回答「Q&Aコーナー」!先生は自他共に認めるモテモテ男であるというのに、何故プライベート写真を流出されないの?増え続けている本や資料の整理はどうしている?著書が図書館に置かれることを正直どう思う?消費税35%にする前にやるべきことがあるのでは?橋本マナミの魅力は何?フランスでの大規模な追悼集会デモ、安倍首相も参加すべきだった?…等々、よしりんの回答や如何に!?
※“集合痴”ウィキペディアの記事を徹底的に添削しちゃう大好評「よしりんウィキ直し!」。今回取り上げる項目「相続に関する間違い」では、滅茶苦茶な曲解&不正確な引用による印象操作&基本中の基本知識ゼロな“歴史オタク”が登場!今年も「ウンコ色」に相応しい馬鹿げた記述を、よーしゃなく討伐していきます!
【今週の目次】
1. しゃべらせてクリ!・第76回「新年特別企画・よしりんたちをしゃべらせてクリ!の巻〈後編〉」
2. よしりんウィキ直し!延長戦・第5回「『ゴーマニズム宣言スペシャル・天皇論追撃篇(新天皇論)』過去版」
3. Q&Aコーナー
4. 新刊案内&メディア情報(連載、インタビューなど)
5. 読者から寄せられた感想・ご要望など
6. 編集後記
第76回「新年特別企画・よしりんたちをしゃべらせてクリ!の巻〈後編〉」
へむ~…
よしりん企画じゃ年が明けてから、スタッフが順繰りで寝込んでましゅ。仕事始めからスタートダッシュする気まんまんだったよしりんは、ちょっとばかりオカンムリでしゅよ。
しかしまあ、よしりんにさんざん 「超人ハルク」 呼ばわりされてたみなぼんも、やっぱり人の子だったんでしゅね~。
配信が遅れても、1週休みになってもいいから養生してくださいなんて、ありがたい読者さんでしゅ。ぽっくん、みなぼんに代わってお礼言うぶぁい。
どうもありガチョウ~~~!
そんでは、難題に挑んでクリた皆しゃんの作品、今週も発表でしゅ!
常識を見失い、堕落し劣化した日本の言論状況に闘いを挑む!『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりのブログマガジン。小林よしのりが注目する時事問題を通じて、誰も考えつかない視点から物事の本質に斬り込む「ゴーマニズム宣言」と作家・泉美木蘭さんが圧倒的な分析力と調査能力を駆使する「泉美木蘭のトンデモ見聞録」で、マスメディアが決して報じない真実が見えてくる! さらには『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成させる大喜利企画「しゃべらせてクリ!」、硬軟問わず疑問・質問に答える「Q&Aコーナー」と読者参加企画も充実。毎週読み応え十分でお届けします!
東北ですから、先住民として当然、
蝦夷(えみし)やアイヌも居たはずです。
なので、北海道のアイヌ以外は元気が無いのか
生活の実感として不思議でなりません。
謎を解くべく、先のツィッターにも参戦してみました。
彼らアイヌ擁護派は、
ゆるやかに時間をかけて同化政策された
“東北人”には、分からない痛みが我々にはある。
江戸時代末期から明治期にかけて急激に
同化政策をくらった、その恨みがあると
ツィッター越しで熱く語ってきます。
それじゃあ東北人の蝦夷と北海道アイヌの
恨みの差って単なる「時間の差」なのか?
って疑問が湧いてきました。
時間なら誰にでも平等にながれます。
東北人って戊辰戦争でも負けていますが、
阿弖流為が若干、大和朝廷の軍を小規模な
合戦で破ったことはあっても、あとは全部
連戦連敗です。
当然、負ける度に「恨み」「憎しみ」は残るんですが、
国家に賠償してもらおうとか、
民族として保護してもらおうなんて
意識が我々には微塵もないです。
たしかに戊申戦争なんかは身近なので
薩長許すまじなんていう、話は、地元の歴史の勉強会では
未だに出ますよ。(新政府軍をご先祖に持つ方ごめんなさい…。)
だってうちの町は、長崎振遠隊と一戦やらかして
一村焼打ちにされてますもん。
でも、それって地域の「私怨」ですよね。
歴史って、世界って、今でも弱肉強食です。、
中世に奥州藤原氏が東北独立王国を作れたとしても
後の元寇を跳ね返せたかは謎ですし。
戊辰戦争後の日清・日露戦争の国難を、
東北人だけで跳ね返せたかははなはだ疑問です。
おそらく「日本人」として戦わなくては、
今の「東北」はもっと酷いものになっていたでしょうね。
日本列島や北海道、九州・沖縄に住むすべての
人々が、「公」のために団結することって、
一地方の「私怨」を誇示するより
悠に有意義だと思うんですよ。
東北には英雄視される人物たちがいます。
大きく二つにわけられると感じますが、
一つには、阿弖流為や九戸政実みたいな、中央に逆らった
武将や酋長たち。
二つには、「蛮社の獄」で迫害された渡辺崋山や高野長英、
大正時代の原敬、東條英機(先祖が南部藩士)など
「東北」という狭い了見でのみものごとを考えず、
「日本」という視点で動いた人物達です。
どちらが評価が高いかは、自明ですよね。
東北人は長い歴史をかけて、
日本と時には戦い、時には日本になり戦い
伴に歩んだ長い歴史があります。
江戸時代末期から明治期の部分しか恣意的にしか歴史をみない
北海道アイヌの私怨につきあうほど
東北人はできていないのかななんて感じました。
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