oldjapさん のコメント
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『資料太平洋戦争被害調査報告』(中村隆英編東大出版)は次のように記している。
「太平洋戦争における死者は厚生省の発表によると310万人余(内軍人軍属230万人、沖縄住民を含む在外邦人30万人、内地での戦災死亡者50万人)と考えられている」。
これだけの被害を出した責任は誰にあるのか。
首相、東条英機の責任は当然である。
昭和天皇の責任もある。
では閣僚はどうか。
閣僚は当然、開戦の決断に参画している。
安倍首相の祖父岸信介氏は開戦時商工大臣である。重要閣僚の一人である。
安倍首相は、この当時開戦に参画した人々の責任をどのように判断しているのか。
それが第2次大戦で総括すべき、最も重要なことではないのか。 1
「福島の放射能汚染被害者の強制的避難所生活」というが、避難所はだれの金で作られ、維持されているか。すべて国民の納めた税金である。「強制的」というが、そうではなく、放射物質に被曝する恐れがある人々に対する他の国民の「支援」である。したがって正しくは「福島の放射能汚染の可能性がある人々に対する国民的支援を受けている生活」と書くべきだろう。被曝の恐れがある人々は、その他の国民と比べて特別な「権利」を持つわけではない。津波や火災で家を失い、家族を失った人々と同じように、他の国民の支援を頂きたいと願う立場にある。そして、大方の他の国民はそれら全ての被災者たちに対して、同情に基づく支援を国家予算の許す限り平等に行うことを、許し、賛同しているということにすぎない。
日支事変、日露戦争、日中戦争、第二次大戦への参加は、東条総理、登場内閣の閣僚、昭和天皇のみならず、当時(明治以降1945年までの)全閣僚、全選挙民、全日本国民が、それ以降に生きてきた日本人全員に対して負うべきであり、当然ながら例えば、1945年以前の昭和天皇は1945年以後に生きた昭和天皇に対して責任があるという変なことになる。言わば、戦争の責任などと言うことを、日本人同士で言い合うのはほとんど無意味である。中国人やアメリカ人がそれらの戦争の開戦責任を日本人に対して問うのとは意味が違う。また、岸信介が安倍信三の祖父であるからと言って、その事実に対して安倍が自己の言動について何らかの掣肘を受けると言うのは、衡平法、制定法、また道義的にも根拠がない。仮に孫崎氏の祖父が犯罪者だったら、孫崎は自分の言動に制限を受けるというのか。安倍信三がどう考え、どう行動しようとも、それは彼の祖父の言動と無関係に評価され、批判されるべきだろう。安倍が岸の言動をたたえようとけなそうとそれは安倍の勝手だ。我々は安倍の意見を精査し、その結果に基づいて独立の意見として批判、ないし賛同するだけだ。あんたの爺さんが呑んだくれの性犯罪者であったとしても、あんたがどんな人間であるかとは無関係だよ。
イスラム国の人質2人を政府が見捨てたというが、それを証明する根拠があるかね。人命てどういう意味?人は生きる「権利」があると思っているらしいが、その「権利」は誰に保証されて貰っているつもりかな。16mの高さの津波が目の前に迫ってきたとき、あんたは「おれには生きる権利があるぞ!」と怒鳴るのかね、波に向かって?あほか、あんたは。
人質をとって相手を脅すISISは、津波と同様に「人の生きる権利」なんてものの存在は意識していない(無視している)。そういう無法者に対しては政府のとり得る対策は限られる。決して見捨てているわけではない。
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