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ちょこ太郎さん のコメント

東京在住の自分にとって「大坂都構想」に興味はなかったのですが、取り合えず知っておこうとこういうインタビューを拝聴してみました。
そこでわかったのは、今回の住民投票の欺瞞性はもちろんでしたが、それより橋本大坂市長率いる維新の会の強権発動振りでした。
マスコミと学者の封殺が凄まじかったのですね、大学の先生が維新の政策の批判をすると、本人をまず橋本氏がツイッターで叩き、その後怒涛のごとく維新のシンパの方々から嫌がらせメールが山ほど届く、その上勤務先の大学に苦情が殺到し学長が陳謝するしだいになったとか。
藤井教授の京大にも苦情が来たようですが、さすが京大、総長が撥ね退けたそうです。
京大の教授であり内閣参謀である藤井氏だからこうやって圧力に対抗する事が出来たのでしょうね。(本人によると、相当の覚悟だそうですけど)
大坂都構想に賛同する学者は3人、いずれも参与の立場なのにそれを隠している人たち、マスコミにも良く出ているそうです。
藤井教授に賛同する学者たちは130名もいるそうです。
学者は個人攻撃で撃退し、マスコミには記者会見の時に記者を罵倒し周りの記者に自分はこういう目に合わない様にしようという気にさせる。それで随分維新に忖度した記事しか書けない、出てこない状態になる。
大坂都構想の問題点はここでは触れませんがあまりにも明らか、大坂市民はこれを選択すると間違いなく不幸になれるという代物でした。
でも、東京在住の自分には全くそういう報道が入ってこなかった。これは維新の情報操作がいかにすごい物かを物語っている様な気がします。
僅差で住民投票は反対派が勝利しましたが、これほど大坂市民に不利な物が大差に成らず僅差だったという事に恐怖を覚えています。
安倍信三氏が野党時代に橋本氏と親交を深めその手法を学んだと前々から噂がありましたけど、今まさにこの手法のまだちょっとぬるくさえ感じる物が使われていると実感しています。
大坂都構想より際どそうな憲法改正がどんな結果を迎えるのか心配でなりません。
2015/05/15 維新の党の「圧力文書」で言論封殺に晒された藤井聡京大教授 それでも「都構想は『人災』だ」と断言! 岩上インタビューで大阪都構想の真っ赤な「ウソ」を暴く!
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/245602
「維新の党は言論封殺を行っています。在阪テレビ局に私を出演させるな、という趣旨の文書を出しています。驚くべきことに、維新の党はそれを隠そうともしません。私が出たら、放送の中立・公正に反する、というのです。」
とても面白いですから一度ご覧になる事をお勧めします。
No.2
114ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
A:『日米開戦の正体』においては次を説明した。 集団的自衛権やTPP,原発などで安倍政権が行おうとしている方針は次の図式がなりたっています。 ①        指導者が嘘や詭弁の説明をする、 ②        この嘘や詭弁で、本来は国民が望まない方向に政策を誘導する、 ③        マスコミが調べれば嘘や詭弁であることが解るのにそれを検証せず、嘘、詭弁の拡散に努める ④        国民はこの嘘や詭弁を信じ(信ずるふりをし)政策を容認する。 少し、調べればわかることを、何故国民は騙される選択をするのであろうか。 ここから引用します。 ************************************  何故騙されることを選択するのか。「認知的不協和」論が参考になります。  属する組織が「政権と協調する」という選択をすれば、政権と異なる見解を 選択しないことで個人の一体性を保とうとし
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。