• このエントリーをはてなブックマークに追加

フレデイ タンさん のコメント

私は尖閣諸島の帰属を考える場合、次の項目は考えるポイントとして欠かせないと考えて居ます。

1.ポツダム宣言の受諾
2.沖縄の歴史
3.中国と沖縄の関係史

上記1では、明治維新以降日本が行った帝国主義的拡大を全面的に否定されました。日本が固有の領土というフレーズを使うなら、拡大を否定された残りのものが固有の領土だということになるわけです。つまり、九州、四国、本州、北海道です。
上記2では、500年続いた琉球王朝は自国の領土に一度たりとも尖閣を含めたことはありません。
上記3では、琉球に中国側から使節が訪ねるとき海を渡るわけですが、中国の古い文献に海の道標として書きこまれて居るわけです。

沖縄人は魚介物に依存して生活を営んできたわけですが、尖閣の南には激しい海流があり、小さなサバニではその海流を横断することは出来なかったと言われています。いずれにせよ、日本が中国を「尖閣を奪おうとしている」的な発言をすることは、中国人には理解できないし、沖縄人も理解しないと思います。
No.4
114ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
多くの人は、「日本は昔から尖閣諸島の主権を唱え、中国が石油があるという調査の後、尖閣の主権を主張した」と思っている。 苫米地真理氏は、世界2014年10月号に『「固有の領土論」を超え、解決の道を探る』を発表した。 苫米地真理氏は国会答弁をとうして、日本は尖閣諸島にどのような領有権主張を行ってきたかを丹念に分析した。 1950年代の国会答弁では、島の名前すら明確に認識しておらず、領有権主張は実に曖昧である。 沖縄返還の可能性が出るにつれて、この島の存在が論議され始める、 1968 年東郷省アメリカ局長は、尖閣諸島周辺の海域が領海だとの認識を示す。 閣諸島の帰属については 1970 年の 4 月、山中貞則総理府総務長官が「明らかに石垣島に属する島でございまする」と初めて答弁した 中国や台湾の領有主張は、石油が出てからの後出しジャンケン」的な表現は、日本領有の根拠として巷間に流布
孫崎享のつぶやき
元外務省情報局長で、駐イラン大使などを務めた孫崎享氏。7月に発行された『戦後史の正体』は20万部を超えるベストセラー、ツイッターのフォロワーも13万人を突破。テレビや新聞が報じない問題を、日々つぶやいている孫崎氏。本ブロマガでは、日々発信。週1回別途生放送を発信。月額100円+税。【発行周期】日々。高い頻度で発行します。