• このエントリーをはてなブックマークに追加

Les_Miserablesさん のコメント

自省をこめて書かせていただきます。

私も、かつて安倍氏と同じような方とご縁を頂いていたことがありました。
現在、防衛大臣を務められています森本氏です。

氏には長年の健康不安があり、10年ほど前には心臓の手術(軽いペースメーカー)を受けられています。以来、運動はお医者様に止められていますし、毎日たくさんの薬を飲んでいます。6月に斂葬の儀で倒れられたのも、時々記者会見で顔色が良くないのも、これと無関係ではないと思います。

このあたりは3か月ほど前、週刊朝日(確か6/29号)に掲載されていましたが、すべて事実です。

問題は、氏がそうした自身の健康問題を含め、都合の悪い情報の一切を隠匿しようとしていることです。
大学の学生や院生に自主規制を強要し「防衛大臣として当然」と居直っていることです。
私もOBなので、同じ通告を氏の周辺より受けました。
それが国家的な危機の事態に再発したり、外国に握られたりすることの方が恐ろしいと思うのですが、「他の人になったら日本が終わるじゃないか!」「病気の問題を口にするな!」「事と次第によっては防衛省と対応を協議する」として全く聞く耳を持っていません。

安倍氏を巡る言論状況を見て、心の底からデジャブーにとらわれました。

この種の問題の恐ろしさは、指摘されていますように、当人や周辺・支持者が「美学」に走ってしまうことだと思います。
「この逆境の中で戦っている自分たちが間違っているはずがない」、と。結果、どんな愚行も当人たちの間では正当化されてしまう。

安倍氏は、全員をその美学に巻き込むことで批判を封殺し、一方の森本氏はさらに東電ばりに隠ぺい、多くの新聞・TVを手なずけることで(オスプレイ問題などの政策も含めて)主要メディアが自分に牙をむかないよう努めています。
どちらも根っこは同じです。

ネトウヨを繁殖させたネットは、皮肉にも国や大手メディアに「洗脳」されない人を増やしましたが、都合のいい情報で自分を固めて「美学」に浸る人、浸らせようとする人をその数百倍の規模で増やしました。

このような中で、「王様は裸だ」となお指摘し続けるのには大変な勇気が要るかと思います。
小林さんの主張には一時距離を置いてしまった自分ですが、先日、「沖縄論」と「脱原発論」を初めて読み、今回のライジングで改めて頷くものを得ました。

メカ茶魔や絶海の地球王がなぜか、心によみがえりました。

長文失礼しました。
よしりん先生、ありがとうございました。そして、これからもよろしくお願いします!
No.69
147ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
(号外 2012.9.27発行) 「『アサコール』にこの国を託せるか?   -安倍晋三の陥穽-」  安倍晋三は 「1日30回トイレに行ってまだおなかが痛い」 という原因不明の難病で 政権を放り出した人である。  まず、この認識を軽く見てはいけない。   自民党議員たちが、この難病を「アサコール」という新薬のおかげで克服できる から 総裁にしてもいいと考えたのなら、これはもう度し難い非常識な連中が国会議員 を やっているということであり、そういう国会議員は売国奴である!  安倍晋三が退陣して誰も期待しなくなっていたとき、新たな期待を盛り上げようと 最初に画策したのはわしである。  その対談は 『希望の国 日本』 (飛鳥新社)に収録され、その内容は安倍晋三本人 も気に入ったらしく、まとまった部数を購入して知人に配ってくれていたようだ。   もちろんそのときは「下痢気味の人」という情報はあったが、まさか「潰瘍性大腸炎」 という難病だったと
小林よしのりライジング
常識を見失い、堕落し劣化した日本の言論状況に闘いを挑む!『ゴーマニズム宣言』『おぼっちゃまくん』『東大一直線』の漫画家・小林よしのりのブログマガジン。小林よしのりが注目する時事問題を通じて、誰も考えつかない視点から物事の本質に斬り込む「ゴーマニズム宣言」と作家・泉美木蘭さんが圧倒的な分析力と調査能力を駆使する「泉美木蘭のトンデモ見聞録」で、マスメディアが決して報じない真実が見えてくる! さらには『おぼっちゃまくん』の一場面にセリフを入れて一コマ漫画を完成させる大喜利企画「しゃべらせてクリ!」、硬軟問わず疑問・質問に答える「Q&Aコーナー」と読者参加企画も充実。毎週読み応え十分でお届けします!