原因は梅雨です。雨が多い季節。濡れずに外出するためには傘を差さなくてはいけません。初めから降るとわかっていれば傘を持ち歩けますが、降るかどうかわからないぐらいの微妙な空模様だと判断に困るもの。
ならば、持ち歩きに便利な折りたたみ傘が役に立ちます。ところが折りたたみ傘は、携帯性と引き換えにカバーできる面積がどうしても小さくなる。自分の身体だけならともかく、片手にカバンを持っていたり、バックパックを背負っていたりすると、荷物が濡れてしまう可能性が高くなる。
濡れたくはない。でも、大きい傘を常に持ち歩くのも億劫だ。悩みどころです。
悩んでいる編集部のヤング・フレッシュ(25歳)悩めるサンキュー鈴木の前に現れたのが「Sharely(シェアリー)」(3780円)です。
Sharely(シェアリー)。軸がズレている折りたたみ傘最大の特徴は、中軸を中心からずらした構造。持ち手の逆側が広くなるように設計されています。これにより、右手で持とうが左手で持とうが、傘の中心が頭の上に来るようになっている。
傘を差す手順、折りたたむ手順が一般的なものとまったく同じです 差してみると、軸がずれているので…… 傘を持つ手の反対側、後ろ側もきっちりカバーしますサンキュー鈴木の悩みだった「折りたたみ傘で自分は濡れなくてもバックパックがびっしょり問題」は、傘の広い面を後ろに回すことで解決できるわけです。また、傘の狭い面を自分、広い面を相手に向けて差すことで、2人でも傘に入りやすい設計になっています。
ただ、「変わったギミックがあると、バッグに入れたときにかさばるんじゃないの?」とサンキュー鈴木はいいところを突いてきました。コンパクトに持ち歩きたいから折りたたみ傘を選ぶわけです。よって、荷物になるようではちょっと困る。
その点も大丈夫。少し変わった形状ですが、折りたたんでしまえば、従来の折りたたみ傘と同じサイズ(およそ直径7×長さ31.5cm)になります。ちなみに親骨の長さは55cmと、一般的な折りたたみ傘サイズです。
折りたたむと、普通の折りたたみ傘と同じサイズ感サンキュー鈴木の「折りたたみ傘だと大きい傘よりも濡れやすい、でもかさばるようでは困る」という悩みも、シェアリーが一発回答。これで梅雨も困らなさそうだと喜んでいました。新しい発想の折りたたみ傘、皆さんもぜひチェックしてみてください。
悩みが解決した編集部のヤング・フレッシュ(25歳)