さて、PS4は容量500GBの2.5インチHDDを搭載していますが、ソニー・コンピュータエンタテインメントがHDDの換装を公式にサポートしているのがナイス。どうせ換装するなら保証外だけど時代はSSDっ!ということでSSDに換装してみました。
●お手軽なSSD換装にチャレンジ
SSD換装に必要なのはSSDと容量1GB以上のUSBメモリー、ダウンロードしたシステムデータの3つです。厳密にはシステムデータをコピーするPCも必要ですが。
詳しいHDDからSSDへの換装手順は以下の順番ですっ!
なお、システムソフトソフトウェアアップデート(外部サイト)で選ぶのは“パソコン経由でのアップデート”。さらに“アップデート(システムソフトウェアを再インストール)”をクリックして“アップデートファイル(再インストール用ダウンロード 約900MB”(外部サイト)をクリックしてPCにダウンロードします。
システムファイルをUSBメモリーにコピー ↑「PS4」フォルダーを作成、その下に「UPDATE」フォルダーをつくってダウンロードした『PS4UPDATE.PUP』をコピーします。フォルダーを作成し忘れないよう注意! 外板をスライドして外す ↑PS4の電源を完全に落としてACケーブルを外し、PSロゴがある外板の左右をおさえてスライド。 1ヵ所のネジを外す ↑銀色のフレームの角部分にあるプラスネジをドライバーで外す。 HDDを抜き出す ↑HDDのマウンターに突起部分がある。突起に指をかけて水平に抜き出していく。 マウンターからHDDを外す ↑マウンターの左右2ヵ所ずつにネジがあるので、プラスドライバーで外す。 マウンターにSSDを取り付け ↑SSDをマウンターに取り付けてネジ止め。SSDの裏表を間違えないように注意。 SSDを取り付けて外板を戻す ↑マウンターごとSSDをストレージスロットに挿入後、外板をゆっくりと戻す。 USBを挿してPS4を起動 ↑電源ケーブルやコントローラーを接続後、USBメモリーを挿してPS4を起動する。 画面が出たら成功! ↑USBメモリーから自動的にOSを復元して再起動。初期設定画面が出たら成功だ。 約1割高速化! ↑ゲームロードはBDドライブの読み込み速度が足を引っ張った感があるが、SSDへの換装でシステム全体が高速化。
●どうせなら自分はこの3.5インチHDDを選ぶぜっ
さて、ここまではフツーの換装ですが、ありとあらゆるゲームをインストールしたい場合は、容量1TBでは不安で手が震えてきます。ということで、大容量の3.5インチHDDに換装できないかチャレンジしてみました!
4TB HDDを用意 ↑『Deskstar 7K4000』の4TBモデル(2万5000円前後)を用意。これで標準HDDの約8倍の容量になる計算。 SATA延長ケーブルも使う ↑2.5インチ用HDDベイから引き回すSATA延長ケーブル(1000円前後)も用意。これで準備オーケー。 動けっ 動くんだPS4! ↑余裕で動くかと思いきや、まさかのスピンアップ失敗。この状態で標準HDDに戻すと起動するので、電力不足が原因か? 電源を追加して再チャレンジ ↑PC用電源を追加してみました。PS4のカッチョいい外観が台無しになった気もします……。 4TB PS4が完成 ↑システムを再インストールするとサクッとPS4が起動。この状態でカッコよくHDDを格納でき、かつ外板がしまる手段があれば……。余裕で動くと慢心していた結果4TB HDDが起動せず真顔になりましたが、見た目はともかく起動できてニッコリ。これでゲームをインストールしまくっても安心です。見た目とエアフローが危険ですが気にしません!
2月25日発売の週刊アスキーの特集『PS4徹底ガイド』では、PS4のSSD換装から期待の最新作紹介、PS4の最大の特徴である“SHARE”機能の使い方、『プレイルーム』で味わえる最先端のAR、開発者が語る設計秘話などPS4の魅力を徹底紹介。ぜひご覧下さいね。
関連記事
- 週刊アスキー3/11号 No.969(2月25日発売)
- PlayStation4まとめ:ついに発売! 価格や性能、発売ゲームタイトルなど(新記事8本追加)
- SCEブースで実際にプレーできたPS4タイトル全部レポ!:E3 2013
- PlayStation4の体験会が東京、大阪、名古屋で開催!
- 写真で見てわかる“PS4”デザインを損なわないボタン配置に脱帽:E3 2013