●ニコン(関連サイト)
●実売価格 10万円前後
●発売中
進化した高速AFで動く被写体もバッチリ捉える
前モデルの『Nikon 1 V2』と比べ、位相差AFセンサーが73点から画角全域をカバーする105点に増加。AF追従時の高速連写も毎秒15コマから20コマに強化された。実際に撮影すると、シャッターボタン半押しと同時に遅延なくピントが合う。本機と同様に高速AF性能を誇る『α6000』が毎秒11コマ、プロ向けのフルサイズデジ一眼『EOS-1D X』でも毎秒12コマ程度と考えると、ずば抜けた連写性能と言える。
1型撮像素子採用でボディーサイズを小柄に
↑『Nikon 1 V3』の1型撮像素子。
↑マイクロフォーサーズ機の撮像素子。
Nikon 1 V3が採用する1型撮像素子(13.2×8.8ミリ)は、ミラーレス機で主流のマイクロフォーサーズ(17.3×13ミリ)と比べると約半分の面積しかない。しかし、そのぶんボディーサイズや装着できる交換レンズをコンパクトにできるのがメリットだ。
“F”ボタンですばやく設定変更が可能
本機背面のストロボ設定ボタン下に“F”(フィーチャー)ボタンがあり、ボタンを押すと絞り値やISOなどの設定項目が表示される。液晶はタッチ対応で、項目に触れるだけで設定が変更可能。急な設定変更が必要な場面で活躍する。
新機能“クリエイティブモード”を搭載
クリエイティブモードでは画面中央にタッチ可能なリングが表示される。リングを指でなぞると画像全体の色調が変化するので、直感的に好みの色調整ができる。
●主なスペック
撮像素子 1型CMOS
有効画素数 1839万画素
付属レンズ 35mm換算10-30mm(光学3倍ズーム)、F3.5-5.6
記録形式 静止画:RAW、JPEG(最大5232×3488ドット) 動画:MOV(1080/60p)
ディスプレー 3インチ可動式タッチ液晶(約104万ドット)
記録メディア マイクロSDカード
通信機能 IEEE802.11b/g
撮影可能枚数 625枚(RAW)
サイズ/重量 約110.9(W)×33.2(D)×65(H)mm/約324g(撮影時)