アイザックソンのスティーブ・ジョブズ公式伝記では「これからは編集者の時代」と語られています(パート2後半)。何だって自分で生み出せるツールのそろう時代。そこに必ず必要なのは“編集力”だと私も思います。
新聞や紙の雑誌がオワコン(終わったコンテンツ)だなどと揶揄される今日。確かに人々の情報源はインターネットに移行したと言えます。そんななか、なぜ週刊アスキーという雑誌をつくり続けるのか。
週刊アスキーはたんなる紙の雑誌ではありません。我々はWebサイト週アスPLUSからも情報を発信しています、しかも全力で。アナタがこの文章を読んでいる端末が世にお披露目される瞬間も、その最前線の地から直接ココに情報をお届けしたハズ。
週アスの前身であるEYE・COM創刊から25年、太初はインターネットはおろかパソコンすら普及していませんでした。扱う情報は時代と共に変化しましたが、ソーシャルネットワークとスマートフォンの普及によりインターネットが人々のカラダの一部のようになったいま、雑誌のカタチが従来のままというのも不自然ですよね。
2000年ころは20誌近くあったパソコン雑誌も、いまやほとんど残っていません。そんなか週刊アスキーを毎週出し続けるのは、我々の商売=“表現”だからです。年に数回実施する付録やイベント、生放送なども含めると、我々の表現は実に多岐に渡ります。いずれもライバル媒体にはできない手法です。“紙の雑誌もある”唯一無味の最強のメディアを目指していると言い換えていいでしょう。
手法を増やすだけでなく、中核たる雑誌表現も時代に沿ったモノすべく改革に挑みます。企業秘密なので詳細はここでは申し上げられませんが、リニューアルではなく表現手法の改革であり、日本雑誌界へ革命を起こすことになるかもしれません。
紙媒体に携わったことがあるかないかで文章力・構成力に大きな差が出ます。いま活躍しているライター・ジャーナリストの多くが文字数、ページ数といった制限のある紙媒体出身者であることが、そのことを証明しています。ライター専業の人物も活躍している多くは、長い編集者歴を経ている場合がほとんどです。
大それた大義を掲げてみたところで、結局“人”がいなくては何も実現できません。仕事はラクではありませんが、「技術と人脈という一生の宝を手にすることができる」とアックン・オッペンハイマーは述べています。志さえあれば、週アスというエンターテインメント表現集団に参加するのに必要な資格は何もございません。年齢・性癖不問。おとなも こどもも おねーさんも。
職場の雰囲気を知りたい方は、以前の募集記事をご参考ください。
週アスのスタッフのみんなたちはキホン、何も教えてくれません(飯田橋で美味しいラーメン屋がどこかとか、くだらないコト、余計なコトはいくらでも教えてくれます)。自ら何をやりたいか、何になりたいのか? リリースお越しひとつでも自己の表現を追究したいような人物を心よりお待ちしております。
応募してやってもいいぜって気になってしまった方は、以下をよくお読みいただき、最下のリンク先にあるフォームへとお進みください。※ナンジョーの代わりを探しているわけではございません。
募集概要 ※業務委託契約の場合
●業務内容 週刊アスキー、週アスPLUS、ASCII.jpの記事および特集の制作など編集・執筆業務全般
●応募資格 編集、取材記者の仕事に興味がある人(雑誌、ウェブ)、スマートフォンやPC、ゲームが好きな人
●勤務地 東京都千代田区富士見1-8-19 (株)KADOKAWA 第三本社ビル内(JR 中央線・総武線 飯田橋駅西口徒歩3分)
●勤務時間 特に規定はございません。【参考】社員の場合、10時〜18時
●休日・休暇 特に規定はございません
【参考】社休:土、日、祝日など
●給与・待遇
業務委託(専属契約)。固定報酬月額は18万円以上(ライター・編集未経験の新人の場合)
※3ヵ月の試用期間あり。再度の面接を経て本契約となります
※業務委託からの正社員登用制度はございません
※業務請負契約となりますので、社会保険制度への加入はありません
●募集人数 若干名
●選考 ウェブ応募が届き次第、順次実施
●締め切り 2015年1月30日(金)24時まで
●採用までの流れ
1次選考(ウェブ応募) ウェブからの応募で1次選考(履歴書は不要です。簡単な職務経歴などをフォームに従い記入してください)
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2次選考(書類選考) 締め切り後、2週間を目処に、選考を通過した方に随時連絡。履歴書等をお送りいただき、書類選考させていただきます
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3次選考(面接) 面接にて適正を判断させていただき、通過した方のみにご連絡
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採用通知 アスキー各媒体の編集者/記者/ライターに!
※応募者の個人情報は、この採用募集の目的以外には一切使用致しません
※お送りいただいた履歴書は返却致しません
※選考結果についての問い合わせにはお答え致しかねます
●応募方法
コチラから(クリックで応募フォームが開きます。郵送での応募は受け付けておりません)
いじょ。ふるって(ってどういう意味かしら?)ご応募くださいね。
Ps. 応募書類に“週間アスキー”と書くと、もれなく書類選考で落ちることになっていますが、実は過去に例外はありました(その人物は今も健気に編集部で働いております)。なお、週間リスキー配属を希望される方が稀におりますが、心の中に存在する部署ですので、配属も心の中で。