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マックスむらい自伝本発売記念インタビュー|マックスむらいは調子に乗っている?
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マックスむらい自伝本発売記念インタビュー|マックスむらいは調子に乗っている?

2014-12-19 18:00
    maxmurai ――12月16日に自伝本『マックスむらい、村井智建を語る。』が発売されましたが、どのような反応がありますか。

    村井 「調子に乗ってるだろ!」って言われますね(笑)。自伝本もですが、CDを12月24日に発売しますとYouTubeで発表した日には、いろいろな方からいろいろなことを言われました。

    ――なるほど、調子に乗っているんですね!

    村井 いやいや~乗ってないですよ!(笑)。新しいことを始めると、その業界に昔からいる方やプロの方、目の肥えた一般の方などに「調子に乗っている」と必ず言われます。

     AppBankの歴史が象徴的なんですが、もともとAppBankはブログメディアとして始まりました。のちに、スマホアクセサリーの販売を開始するのですが、その時も「調子に乗るな」「小売りナメるな」とかアドバイスされました。

     でも、みんな必死でやるわけですよ。諦めない。そうすると、だんだんうまくいきはじめて、批判していた皆さんにも認められてくるんです。そして、一周回って「スマホアクセサリー市場ってまだあるんだ」って、一時は撤退した企業が、再参入いうと流れも出てきています。

     実店舗のAppBank Storeを出すときもやはり「ナメるな!」って言われましたし、ニコニコ動画でゲーム実況するときも「絵変わりしないスマホゲームで実況なんてナメてる」と言われました。

     今回の自伝本やCDは、AppBank Storeをやるって言ったときと同じくらいの反響がありました。両方とも我々には畑違いなんです(笑)。

    ――「調子に乗っている」と言った人を見返してきた?

    村井 実は「調子に乗っている」と言ってくるのは、見方を変えれば熱い応援でもあるんですよ。どこかは認めてくれていて、意識してくれているということなんです。ちゃんとしたものを見せれば、逆にプラスに転換するので、本気でやらないとダメだと思います。

     

    思いついてすぐ行動、調子に乗ってないロケ

    maxmurai-interview1

    ――千葉県の銚子市に出向いた動画は急きょ決まったと聞きました。

    村井 CD発売日発表の動画の反響が思っていた以上にありましてね。事前にTwitterやYouTubeで、CDを出すことは告知していたので「そこまで多くないのかな」って思っていたのですが、発表すると一気にいろいろな声が届きました。「これは、銚子にロケに行って調子に乗ってないことを証明しないと」と思って急きょ企画しましたね。コンセプトは明確でしたからね。〝調子に乗ってません in 銚子〟です(笑)。

    ――企画してから動画ができるまでの期間は?

    村井 11月27日に企画して、12月2日にロケをして、その2日後の4日には動画をアップロードしはじめたのでざっと1週間ですね。

    ――スピードがすごいですね。

    村井 実は以前に銚子からオファーは来てはいたんですよ。3ヵ月くらい前かな? 富士山のロケが終わったときに「次は海はどうですか」って言われていた。それを思い出して、銚子の商工会議所に木曜の昼に電話しました。「村井です。以前いただいていた件ですが、来週の火曜日にやりたいです!」って、商工会議所の方は「えっ!?」ってなってました(笑)。

    ――商工会議所の方々もものすごい動きですね!

    村井 本当にありがたかったです。商工会議所と青年部の方々がロケ地のアポ取りなどに協力してくれました。

    ――地方からオファーをもらうことは多いですか。

    村井 結構ありますよ。地方のほうが多くのファンが集まってくれるので行きたいのですが、スケジュール的に3ヵ月に1回くらいしかできないので、年に4回くらいですかね。

    ――海外からもオファーはあるのでしょうか。

    村井 香港と台湾からはたくさん来ます。ニコニコ生放送の影響が大きいみたいです。AppBank Storeに来るお客さんや記念撮影に来るファンにも香港の方は多いですね。

     海外からのオファーでおもしろかったのは、とあるヨーロッパの国から長文のオファーが来たのですが、ところどころに命の危険があって「ここは危ないけど絵的におもしろいから、行けるなら行きたい」とか、行けるわけないじゃないですか(笑)。

    (後編に続く)

    マックスむらい、村井智建を語る。

    マックスむらいこと村井智建氏が、どのような人生を歩んできたのか、いかにしてAppBankを設立するまでに至ったのか──ぜひ手に取ってご一読ください。

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