まず、世界の山さんこと山さんは、編集部のハード班所属であることと、久しぶりに“世界の山”とGoogle画像検索してみたところ、前回と同様、世界の霊峰とともに山さんの写真が無事表示されたことをお伝えしたい。

 さて、そんな山さんから「集合!」との連絡。理由はいらない、そこに山さんがあるから……。我々取材陣は、指定された都内某所へ向かった。

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「やぁ」。

 そこにはラジオDJふうの山さんが。マイクがあるわけではない、機材があるわけではない、ただ凛と座る山さんの姿がそう思わせているのだ。

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 すると、山さんは1通のはがきを取り出した。山さんファンからのファンレターが届いたとのこと

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「そ~れではっ、今週もお~はがきのほう紹介してみましょぉう!東京都に住むラジオネーム、ゆうきちゃん、5歳ぃぃぃ、ボクと同じ名前だね!」とエンジン全開の山さん。

 ……ゴクリ、山さんショーの開催である。

 

「やまさん、こんばんはー」

「ハイ、こんばんはー」

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「やまさんと“Pepperくんのペッパークラフト”はどっちがつよいんですか?」

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「うーん、地上最強はどちらか?ってことかな。ゆうきちゃん、なかなか難しい質問だね~。それじゃ試してみよっか」と山さんは、Pepperくんのペッパークラフトと、真ん中に円が描かれた紙が貼ってある箱を取り出した。

 

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「あっ、それ2015年3月10日号の週刊アスキーの付録※ですよね」とスタッフ。

「うん、よく気づいたね。“Pepperくんのペッパークラフト”だよ」と子どもをあやすような声で答えてくれる山さん。空気を読まないスタッフでも気遣う山さん、さすがである。

※編集部注:“Pepperくんのペッパークラフト”は写真右側です。

 

「それとこれだよね?」

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 そう言って山さんが取り出したのは、なんと“山さんペッパークラフト”(2015年2月28日時点で未発売)。

 驚きを隠せない取材陣。追い打ちをかけるように、うしろ姿もきっちりプリントしてあることも説明してくれた山さん。

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「んじゃ、戦わせてみようか」と準備に入る山さん。何と、日本古来の遊戯でもある“紙相撲(KAMIZUMO)”で決着をつけようというのだ!!

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「はっけよーい、残った」「残った残ったー」「残ったー」と山さん。……手に汗握る熱戦が続く。

 あくまでも余談だが、「残ったー」という山さんの美声を聞いたスタッフが「両国を思い出しましたよ、行ったことないですけど」と語っていたことをお伝えしておきたい。

 

〇Pepperくん あびせたおし 世界の山さん×

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 ……負け。

「あー、負けちゃったかー、でも3番勝負だから~、うん、もう負けられないね!」とスタッフを諭すような目で見つめる山さん。「え、3番って何?」などとのツッコミを入れるスキすら与えない。

 だが、我々の不穏な雰囲気を察したのか「少し休憩しようか」と山さんが提案してきた。

 同僚のお見合い話や、山さんは意外とラムレーズンが好きなことなど、いつもの山さん爆笑トークが炸裂するなか、事件は起こった。

 

 

「うわぁーーーーーー」

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「山さーーーーーん!!!」

 突然倒れ込んだ山さんに駆け寄る取材陣。

0228_yama ※突然のできごとだったため、画像が乱れていることをお詫びします。

「大丈夫大丈夫、勝ち星だよ」。

 ん、勝ち星? と訝しむ取材陣を前に、颯爽と身を起こす山さん。

 

 

 しかし、そこには潰れたPepperくんペッパークラフトが!!!!

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「これで1勝1敗だけど……、これじゃもう戦えないよね。ボクの不戦勝でいいかな?」

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 えぇと、山さんの発言を解読するに、

×Pepperくん あびせたおし 世界の山さん○

 ということであろうか。

 

 

 

 勝負の鬼、山さんここにあり!!


 みんなが一等賞! お尻を出した子などと生ぬるい現代において、牙を抜かれた我々を叱咤激励してくれる山さんの生き様がここにあった!!

 なんと、そんな負けず嫌いの山さんから、読者のみなさんに“山さんペッパークラフト”をプレゼントしたい! と申し出があった。

 

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 上の画像をクリックすると拡大した画像が表示されるので、その画像を紙にプリント。あとは前面と背面を適当に切り抜いて、適当に貼り合わせるだけで、あの“山さんペッパークラフト”が完成してしまう。作り手の負担をなるべく減らそう、という山さんの心遣いに感謝したい。

 また、勘のいい読者のみなさんはすでにお気づきであろうと思うが……、これを作れば、週刊アスキーの特別付録“Pepperくんのペッパークラフト”vs“山さんペッパークラフト”という、今回、幻となった夢の対決がお茶の間にいながら体験できるのだ!! 

 “Pepperくんのペッパークラフト”と“山さんペッパークラフト”。永遠のライバルと言っても過言ではない、そのアツき勝負の行方は、自分の目で確かめてほしい!!

 

(C)SoftBank Robotics Corp. Pepperまたはペッパーはソフトバンクグループの商標です。

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