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●インテル ●実売価格 5万5000円前後
●インテル ●実売価格 5万5000円前後
ほぼ11センチ四方のコンパクトなボディーが人気のインテル製ベアボーン『NUC』シリーズに、待望の第5世代Core i5搭載モデルが登場した。メモリーとSSDなどのストレージ、OSを組み込むだけで利用できる。
↑超高速なPCI-E SSD用のM.2スロットが加わったほか、2×2で最大867Mbpsの通信が可能なIEEE80.1acの無線LANが標準装備になった。この最新コアiは旧世代のコアiに比べ、クロックあたりの処理効率や3D描画性能が強化されたほか、14nmプロセスの恩恵で省電力性も向上している。『Lightroom5』のRAW現像時間でCPU性能をチェックしたところ、本機が7分20秒なのに対し、2世代前のCore i5モデル『D53427HYE』は8分32秒と、CPU性能が向上したぶん、重い作業が短時間で処理できるようになった。また、消費電力は19ワットと、2世代前のCore i5搭載NUCよりも3ワット低かった。
CPUのパフォーマンスをフルに引き出せている! ↑CPUの処理性能は同世代のi3版や2世代前のi5搭載NUCよりも2~3割高い。また、高負荷時のCPU温度は70℃前後。内蔵ファンの動作音は37.7デシベルと静か。第5世代Core採用NUCは最新のM.2スロットを搭載してる点も注目だ。しかも内部接続は高速な“PCI-E×4接続”にも対応している。プレクスターのSSD『M6e』(×2接続)で試したところ、順次読み込みで毎秒約660MBに到達。大きなファイルを扱う場合でも軽快なレスポンスが得られた。
付属のVESAマウントを利用して、液晶背面に設置することで手軽な液晶一体型PCが組めるのもNUCの魅力。しかし、本機の性能をフル活用するなら、2ポートある外部ディスプレー出力を両方使って、4K液晶の2画面環境にも挑戦してほしい。
↑4K出力に対応し、ミニディスプレーポートは60Hz、ミニHDMIは30Hz表示になる。
画面の広さが作業効率に直結するプログラミングやRAW現像環境用PCが欲しい人に特にオススメだ。
↑前面の黄色いUSB3.0端子は電源オフ時でも常時給電でスマホやタブレット、デジカメの充電用に最適。実測での電流は約0.88A。
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