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  • #29 日記の効用

    僕が尊敬するとよくネタで嘯く原敬は若いころから暗殺される晩年まで日記をつけていた。昔の人は隠すことがなかったせいかよく日記をつけていたように思う。逆に、平安や鎌倉時代の日記文学を最近読んだのだが、あれは日記と言えば日記だが、実際には日毎につけられているものではなくて、イベントが起きたときだけ書かれているよくできたお話に思われた。もちろん、虚構性が高いものの事実を元にしていることは確かだろう。ただ、太陽がのぼりそしてしずむという、そのリズムに則って書かれているとは限らないということだ。  なぜこういうことを書いているかと言えば、僕もまた日記をつけようかと思ったからだ。しかし、結局はやめることになると思う。昔の人がなんとなく日記をつけていられたのは、誰かに公開する前提ではなかったからだ。そんな前提の存在を考慮することもありえなかった。余計なことを気にせずに書いていられた。あるいは素人ブロガーもそ

    2014-12-10

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  • #28 凡人のための

     

    2014-12-10

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  • 幕間

     

    2014-12-08

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  • #27 日常に無い検索ワード

     

    2014-12-08

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  • 村上裕一の不定期コラム(仮)#26 †可読性を無視する

     何かを体系立てて語ることは難しい。自然に論理的で整理された文章を書ける人は非常に知的だが、そうはいっても、少し複雑な話になればさすがに整理するのに手間がかかる。逆にいえば、評論というのはルービックキューブを解くような話では必ずしもない。実際には、パターン認識によってシンプルな共通の結論に至らせるために、速度が速くなることもあり、その能力こそが批評の資質であるとも考えられているのだが、それはそうとして、始めから答えが分かっていなければスピーディな結論が出るわけはない。全てをルービックキューブに還元したいという欲望と、ルービックキューブに還元できない問題に出会いたい・取り組みたいという欲望が批評家の根源なのかもしれない。 

    2014-11-06

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  • 村上裕一の不定期コラム(仮)#25 批評ってなんだっけ

    これを書かなければ死んでしまう、生きていてもしょうがないというような、出来よりも先に思いの丈をぶつけざるを得ないような、テマティックのかけらもないみっともないテクスト。でもまあしょうがない。これを書かなければ死んでしまう。他の仕事を不意にしてでも書かれる意味のあるテクストというものがある。  

    2014-11-05

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  • 村上裕一の不定期コラム(仮)#24 余生

    †余生  雑誌を読んでものを書くのは生ぬるすぎた。 

    2014-11-04

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  • 村上裕一の不定期コラム(仮)#23 プレジデント2014.9.1を読んでいく(7)

    【英語・語学】なんやかんやで英語は重要だ。できたら仏語や独語、ビジネス的には中国語やロシア語、韓国語も重要であるだろう。こちらも魔法はかかれていなかった。会社的には「苦手なやつから海外送り」というスパルタな方針も。とにかくアウトプットが大事だ、あるいは文法を押さえた上でオバマやジョブズのスピーチを繰り返し聞こうなどという話もあるが、この記事は若干尻すぼみの印象を禁じ得ない。ただジョブズのスピーチは聞き取りやすくスマートである。 【情報整理】この記事自体の情報量が少ないが(笑)内容はなかなかよい。大事なのは「捨てること」と「目的意識」だということ。漫然とした読書は読んだ満足感だけを残して消えてしまうから注意が必要だ。他方、捨てる・そもそも調べないという決断も必要。こういう「断念」は分かりやすいがなかなか実践しにくい。お役立ちだ。 

    2014-10-13

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  • 村上裕一の不定期コラム(仮)#22 プレジデント2014.9.1を読んでいく(6)

    「集中、思考、計画、実効」100点満点テクニック」……表題は微妙だが勉強にはなる。 【目標の設定】ゴールをデジタルハイビジョンのようにイメージし、足りないところを浮き彫りにして、そこから逆算した計画を立てる。実はこれは僕が東さんに言われた話でもある。 

    2014-10-10

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  • 村上裕一の不定期コラム(仮)#21 プレジデント2014.9.1を読んでいく(5)

    「若手に負けぬための秘密の習慣」。これは羽生名人の記事だ。正直興味がなかったから読み飛ばしていたが、改めて見直したらいいことがいっぱい書いてあった。といっても天才かつ努力家の言だから容易には真似できないが、要約するとこういうことが書いてある。  20代と40代では考え方が変わった。細部に拘って理詰めで行くと効率が悪い。最初に「こういう方向性でいこう」と決めて、ケアするポイントを絞っていく(「見切りをつける」)ことをしている。ただこれが出来るのはここまでの積み重ねがあったから。経験をどう活かすかは結構難しく、むしろそれは「こうすればうまくいく」というよりも「これをやったらうまくいかない」ということをどれくらい知っているかによって反映される。 

    2014-10-09

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