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【自然災害メモリアル】第005回:慶長伏見地震(1596)の日 [防災]大地震後の憶測はやめて!
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【自然災害メモリアル】第005回:慶長伏見地震(1596)の日 [防災]大地震後の憶測はやめて!

2018-09-05 18:00
    どうも、
    管理者のNDです。

    今日、9月5日は
    慶長伏見地震から522年です。

    昨日紹介した慶長豊後地震の翌日、
    別の地域で発生した誘発地震で、こちらは東瀬戸地域を中心に大きな被害になっています。
    京阪神地域を主に襲った大地震は、死者数千人に及ぶといわれ、
    完成直後に伏見城天守閣が倒壊するなど、甚大な被害が出ました。
    規模もM7.5の±0.25程度とされています。
    ちなみに、今年起きた大阪府北部地震はこの断層帯と関連性はなかったとされています。


    今回は「大地震後の憶測」をテーマにお伝えしたいと思います。

    東日本大震災や熊本地震の影響もあって、
    ネット上では強い地震が起きた後によく「さらにでかい地震が起きるんじゃないか」
    「次は○○で地震がくるのか?」などといった、不安の言葉を発する人がいます。

    実際に上記の地震や表題の地震も含め、強い地震後別の地域で誘発地震やより規模の大きい地震が
    来た事例はありますが、よく調べると数ある大地震の中でこういった事例は数例程度です。
    "ないわけではないが、そうそうは起きない"ということです。

    当然、地震直後は不安になりますしお気持ちはわかるのですが、
    たまにそれを大々的に拡散しようとしている輩がいます。
    それをチャットの場で軽々しくコメントすると、不快に思われる人も多数いらっしゃいます。

    例えば、軽い気持ちで「次は関東か」などといったとします。
    本人が不安を思って発したかもしれませんが、ほとんどの人、
    特に標的にされた関東の全ての人にとってはあらぬ予測をされて不快に思われます。

    尚、気象庁は大地震後によく「今後も同規模程度の地震に特に数日程度は注意」としていますが、
    この言葉を大袈裟にとらえる必要はありません。ほとんどは、10%程度かそれ未満の確率であり、
    これも「もう起こらないわけではない」ということを伝えています。

    地震は恐れすぎず・怠りすぎずです。また、不安の感じ方は人それぞれ違います。
    自分中心の価値観でネット上で同調を呼びかけないようにし、
    適切に情報を発信・受信してください。


    今日の記事は以上です。
    皆さんの防災意識に少しでもプラスすることができたら嬉しいです。

    明日もどうぞお楽しみください。
    尚、感想はブロマガコメント欄でも放送内のコメントでもお気軽にどうぞ。
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