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【自然災害メモリアル】第004回:慶長豊後地震(1596)の日 [防災]津波想定の注意点
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【自然災害メモリアル】第004回:慶長豊後地震(1596)の日 [防災]津波想定の注意点

2018-09-04 18:00
    どうも、
    管理者のNDです。

    今日、9月4日は
    慶長豊後地震から522年です。

    死者708人(理科年表、実際には800人以上とも)を出した被害の大きな地震で、
    大分市では4~5.5mの津波を観測しました。
    別府湾では、地盤沈降や液状化現象が原因で2つの島が沈没したという不確定情報もあります。
    尚、この3日前に慶長伊予地震が発生し、更にこの地震の翌日は慶長伏見地震も発生し、
    西日本ではわずか4日間で3度もM6.5以上の地震に見舞われ、
    天変地異が多発したことで元号が文禄から慶長に変わっています。

    そこで今回は「津波想定の注意点」をテーマにお伝えしたいと思います。

    大分県のHPでは津波の想定が2つ存在し、
    堤防を越えたら破堤する場合と、
    堤防が地震によって機能しない場合に分けられています。

    実際に大地震が発生した場合、大津波が襲来する場合は
    慶長豊後地震のように震源から近いことも考えられ、
    その場合は津波避難の時間がわずかしかないだけでなく、堤防の損壊率も変わってきます。
    結論から言うと、全体的に堤防が機能していない時の方が浸水深は深くなり、
    浸水面積も広くなる傾向があります。
    大分県内では、顕著に表れる場所はそこまでないのですが、
    北部で、特に豊後高田市の広瀬川・桂川周辺では、
    国道213号線より西が堤防機能するか否かで大きく浸水面積が変わっている場所があります。

    大地震が発生した場合、堤防を安全神話のように信用しない方がよいです。
    もちろん、想定を大幅に超えるような津波が来れば堤防あるなし関わらず波が押し寄せます。

    また、震源が少しずれるだけでも想定は大幅に変わってきます。
    仮に同じ"豊後水道"だとしても、市単位で震源域が変われば津波の発生する方角が変わることにも
    注意しなければなりません。想定マップはあくまで参考程度にし、
    実際に起きるこれからの地震と照らし合わせて、標高を参考にしながら
    自分の地域がハザードマップ以上に浸水しないかを見比べてみるとよいかもしれません。
    想定より津波が低ければ、これ以上に一安心することはないです。
    ただ、想定の段階で絶望しないでください。せめて家の屋根に逃げるなどすれば多少なり
    生存率は上がります。下にいるより上にいるほうがリスクは低くなるので
    絶望的な状況に立たされても絶対に諦めないことが大事です。


    今日の記事は以上です。
    皆さんの防災意識に少しでもプラスすることができたら嬉しいです。

    明日もどうぞお楽しみください。
    尚、感想はブロマガコメント欄でも放送内のコメントでもお気軽にどうぞ。
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