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【自然災害メモリアル】第011回:東海豪雨(2000)の日 [防災]災害時の鉄道
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【自然災害メモリアル】第011回:東海豪雨(2000)の日 [防災]災害時の鉄道

2018-09-11 18:00
    どうも、
    管理者のNDです。

    今日、9月11日は
    東海豪雨から18年です。

    死者10人を出した水害とだけ聞けば、そこそこの台風でもあったのかという感じに聞こえますが、
    名古屋市では48時間567mmという記録的な豪雨になりました。
    この大雨は秋雨前線が活発化したことによって生じた災害です。
    また、この東海豪雨は激甚災害にも指定されました。
    この災害において、注目されたのは大量の新幹線が運転見合わせになったことです。
    最長22時間21分の遅延という、新幹線史上では最悪の記録を作りました。
    しかもこれが、1編成とかではなく、70本近い電車が団子状態でストップし、
    5万人が新幹線で一夜を過ごすことになってしまったとされています。

    今回は、「災害時の鉄道」をテーマにお伝えしていきます。

    台風等、予測ができる気象災害が近づいている場合はこのような事態をある程度予防できます。
    もし、台風接近予報の日と重なった場合は早めに再検討し、キャンセル・変更する勇気を
    持った方がいい場合があります。
    乗る電車を変更する、日付を改める等するのが最善策ですね。

    どうしてもその日のその電車に乗らなければいけないという場合は、
    乗車の際に必ず軽食と飲料を持っていきましょう。
    結構重要で、もし車内に閉じ込められれば車内販売や自販機があれば多少なり猶予があるも
    基本的に支給は最低限なものになってしまいます。
    万が一にでも、満員電車で停電して車内真っ暗、冷暖房も止まって人の熱気と恐怖だけが渦巻く――
    なんて環境になれば、取り残されている間すごく辛いです。
    何より経験者はわかると思いますが「いつ復帰するのか」という情報が全然入りません。
    これは地震に対しても言えます。すぐに復旧すればよいですが、
    線路を歩かされる可能性も考慮しなければなりません。
    もっとひどければ車内で一日寝る手段も考えなければなりません。
    何が何でも災害に備えて行動しなければというのは行き過ぎですが、
    全く考えていないと、車内で一人おびえてすごすことになってしまいます。
    冷静に復旧までの時間を待つためにも、車内で長時間いられる耐性が必要かもしれません。

    もうすぐ3連休やお彼岸のシーズンが近づきますが、
    遠方に電車でお出かけする際は日頃の予防として、
    ・天気が荒れる予報ならその日の電車を変更する
    ・最悪でも飲料を持つ、可能なら軽食も持参
    ・車内で長時間いても大丈夫なように備えを

    あとは、ポジティブ志向を持ってストレスをためないようにしてください。
    想定をしておくのも立派な防災の一つです。

    今日の記事は以上です。
    皆さんの防災意識に少しでもプラスすることができたら嬉しいです。

    明日もどうぞお楽しみください。
    尚、感想はブロマガコメント欄でも放送内のコメントでもお気軽にどうぞ。
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