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どうも、
管理者のNDです。
10月11日は
汽船三浦丸乗揚げ事件から108年です。
暴風で沖縄県の三重城燈台の北西沖合海上で暗礁に座礁しました。
死者・不明者41人を出す大きな海難事故となっています。
暗礁とは海中に隠れていて見えない岩です。
海と一言に行っても、浅瀬の海上には時々このような地形が存在する場合があります。
尚、当時起こった中では死者が出ているので大きなニュースですが
世界では2年後にタイタニックが氷山に衝突、沈没して1500人以上が死亡したり、
同年3月は茨城沖で漁船が暴風雪により670人以上が死亡するなどの事態も起きたため、
単独事故としては文献が少ない事故です。
尚、余談ですが、三重城は地名で城ではありません。
読みは"ミエグスク"です。中城村とか豊見城市とかと同じです。
今回は、
「助ける時の注意点」をテーマにお伝えしていきます。
海上でもし人が溺れかけているのを見つけた時、
真っ先に助けなければという気持ちが出ると思いますが、
あなたも泳いでいた時、実は近づいてはならないのです。
見殺しに思えますが、到底は助けられないからです。
海上保安庁がバックアップある中で飛び込んでやっと助けることができるぐらいですから、
1人で道具も持たずに助けようとすると道連れになり、死者が増えてしまいます。
現実はドラマや映画とは全然違います。
疑うのであれば一度プールで人を持ち上げようとしてみてください。
その際底に足がついてはいけません。更に溺れ役の人は暴れます。
まず、手足が命からがら何かに捕まろうとしている状態なので、
水深1.2mほどでも近づくことさえ、それなりに苦労すると思います。
海上で覚えれていれば水深2mの域で助けるのは不可能に近くなることでしょう。
あなたが持ち上げようとして逆に沈んでしまうのは目に見えています。
助け方としては、まず自分が地上にいないと無理です。
ハッキリ言って一人でも難しいぐらいです。
船やボートであればとにかく溺れている人の元に
自分から寄っていき、脇から両手で救い上げてください。
あなたが溺れている人を見たらとにかく周囲の人に駆け寄ってもらうのが一番です。
どの場面でも大事で、自分をバックアップしてもらう人を用意してください。
次に道具です。生身の体だけで救助に向かうのは危険です。
尚、とりあえず周囲で何か浮くものがあれば、
浮き輪でも木材でも構いません。それを投げてください。溺れている人は何かに捕まろうとします。
長いものがあればあなたがそれをもって救い上げることも可能です。
せめてあなたが服を着ていれば脱ぎ、ズボンでも上着でも袖の部分を自分の腕に巻き、
溺れている人に投げます。掴んでくれればそれが一つの命綱になるかもしれません。
浮かすことぐらいの希望にはなります。どうするにしてもあなたが地上にいることが条件ですが‥。
逆に自分が溺れた時は、まず落ち着いてください。もがくから沈みます。
尚、何か着用している時は全部脱いで構いません。服は水を吸うと沈んでしまいますが
人の体だけなら浮くことが可能です。但し撥水性がある服はむしろ着たままの方がいいです。
とにかく一旦何もせず、浮いてください。どっちに浮上するべきかがわかります。
川で急流の場合に限り、この方法を取ることができない場合もありますが多くの場合は沈みません。
すごくきついですがたった10秒、5秒でもいいです。この時絶対息は吐かずに我慢してください。
吐いてしまうと浮力が減って沈みやすくなってしまいます。
これは水が汚れて周囲が何も見えない時に効力を発揮します。
よく海やプールに行く人は感覚を養っておくといいと思います。
尚、溺れる人は不気味に静かになります。子供は特にいつもはしゃいでいるはずですから、
突如として音が聞こえなくなるなど、違和感に気づくことで異変を察知できます。
まるで人がいなくなるような感覚こそ危険な状態であることを知っておきましょう。
また、一人で泳ぎに行かないのも鉄則です。海難事故に遭った場合は体力を温存し、
今回の場合は、場所を問わない書き方だったため、
場面に応じて書いた方がよかったのですが、共通の注意点を述べてみました。
実際は海・川・気象状態・場面ごとに大きく変わりますが、
共通点は助ける際に自ら何も持たず飛び込むのはNGです。
本当に本当に最後の手段にしましょう。それだけ知ってくれれば
あなたは水難事故の時に、最善の策を取ることができるはずです。
今日の記事は以上です。
皆さんの防災意識に少しでもプラスすることができたら嬉しいです。
明日もどうぞお楽しみください。
尚、感想はブロマガコメント欄でも放送内のコメントでもお気軽にどうぞ。
管理者のNDです。
10月11日は
汽船三浦丸乗揚げ事件から108年です。
暴風で沖縄県の三重城燈台の北西沖合海上で暗礁に座礁しました。
死者・不明者41人を出す大きな海難事故となっています。
暗礁とは海中に隠れていて見えない岩です。
海と一言に行っても、浅瀬の海上には時々このような地形が存在する場合があります。
尚、当時起こった中では死者が出ているので大きなニュースですが
世界では2年後にタイタニックが氷山に衝突、沈没して1500人以上が死亡したり、
同年3月は茨城沖で漁船が暴風雪により670人以上が死亡するなどの事態も起きたため、
単独事故としては文献が少ない事故です。
尚、余談ですが、三重城は地名で城ではありません。
読みは"ミエグスク"です。中城村とか豊見城市とかと同じです。
今回は、
「助ける時の注意点」をテーマにお伝えしていきます。
海上でもし人が溺れかけているのを見つけた時、
真っ先に助けなければという気持ちが出ると思いますが、
あなたも泳いでいた時、実は近づいてはならないのです。
見殺しに思えますが、到底は助けられないからです。
海上保安庁がバックアップある中で飛び込んでやっと助けることができるぐらいですから、
1人で道具も持たずに助けようとすると道連れになり、死者が増えてしまいます。
現実はドラマや映画とは全然違います。
疑うのであれば一度プールで人を持ち上げようとしてみてください。
その際底に足がついてはいけません。更に溺れ役の人は暴れます。
まず、手足が命からがら何かに捕まろうとしている状態なので、
水深1.2mほどでも近づくことさえ、それなりに苦労すると思います。
海上で覚えれていれば水深2mの域で助けるのは不可能に近くなることでしょう。
あなたが持ち上げようとして逆に沈んでしまうのは目に見えています。
助け方としては、まず自分が地上にいないと無理です。
ハッキリ言って一人でも難しいぐらいです。
船やボートであればとにかく溺れている人の元に
自分から寄っていき、脇から両手で救い上げてください。
あなたが溺れている人を見たらとにかく周囲の人に駆け寄ってもらうのが一番です。
どの場面でも大事で、自分をバックアップしてもらう人を用意してください。
次に道具です。生身の体だけで救助に向かうのは危険です。
尚、とりあえず周囲で何か浮くものがあれば、
浮き輪でも木材でも構いません。それを投げてください。溺れている人は何かに捕まろうとします。
長いものがあればあなたがそれをもって救い上げることも可能です。
せめてあなたが服を着ていれば脱ぎ、ズボンでも上着でも袖の部分を自分の腕に巻き、
溺れている人に投げます。掴んでくれればそれが一つの命綱になるかもしれません。
浮かすことぐらいの希望にはなります。どうするにしてもあなたが地上にいることが条件ですが‥。
逆に自分が溺れた時は、まず落ち着いてください。もがくから沈みます。
尚、何か着用している時は全部脱いで構いません。服は水を吸うと沈んでしまいますが
人の体だけなら浮くことが可能です。但し撥水性がある服はむしろ着たままの方がいいです。
とにかく一旦何もせず、浮いてください。どっちに浮上するべきかがわかります。
川で急流の場合に限り、この方法を取ることができない場合もありますが多くの場合は沈みません。
すごくきついですがたった10秒、5秒でもいいです。この時絶対息は吐かずに我慢してください。
吐いてしまうと浮力が減って沈みやすくなってしまいます。
これは水が汚れて周囲が何も見えない時に効力を発揮します。
よく海やプールに行く人は感覚を養っておくといいと思います。
尚、溺れる人は不気味に静かになります。子供は特にいつもはしゃいでいるはずですから、
突如として音が聞こえなくなるなど、違和感に気づくことで異変を察知できます。
まるで人がいなくなるような感覚こそ危険な状態であることを知っておきましょう。
また、一人で泳ぎに行かないのも鉄則です。海難事故に遭った場合は体力を温存し、
今回の場合は、場所を問わない書き方だったため、
場面に応じて書いた方がよかったのですが、共通の注意点を述べてみました。
実際は海・川・気象状態・場面ごとに大きく変わりますが、
共通点は助ける際に自ら何も持たず飛び込むのはNGです。
本当に本当に最後の手段にしましょう。それだけ知ってくれれば
あなたは水難事故の時に、最善の策を取ることができるはずです。
今日の記事は以上です。
皆さんの防災意識に少しでもプラスすることができたら嬉しいです。
明日もどうぞお楽しみください。
尚、感想はブロマガコメント欄でも放送内のコメントでもお気軽にどうぞ。
コメント
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おぼれてる人間は沈んでから助けろって体育教師が言ってたな
実際助けに行って道連れになった(幼い実妹が比較的浅瀬でおぼれていただけなので油断していた)
幸い横にのんきに浮かんでた弟の浮き輪を奪い取って助かったけど(※弟は泳げる)