どうも、
管理者のNDです。
5月9日は、
伊豆半島沖地震の日(1974)から45年です。
この地震では、死者30人を出しましたがそのうちの9割が山崩れによる生き埋めが占めています。
この山崩れは静岡県南伊豆町の住宅地を襲い、家に残っていたお年寄り・主婦層の人が
朝の地震であったことが災いし、亡くなっています。
特に妻子を持つ漁夫は自分が漁に出た後に自宅が被災したため、
高齢の父母を亡くした者、あるいは妻子を失った者など、取り残された人にも精神的なダメージは
さぞ大きかったものと思われます。
尚、住宅地を抜け出していて無事だったものは、漁師以外にも学校に向かった子供達もいます。
その為、一人取り残された上に家さえも失い、行く末のない絶望的な状況に追い込まれた子供も
いました。なんとも痛ましいことです。
尚、山崩れの影響でプロパンガスが発火して、
埋没した住宅から火災が発生するという事態もありました。
今回は、
「もしも一人取り残されたら」をテーマにお伝えします。
あまり考えたくはないですが、家族が最後まで連絡が取れずにただ一人
この世に取り残されてしまった絶望的状況というのはある意味、死ぬより辛い瞬間とも言えます。
しかし、まず後追いするようなことだけは考えないでください。
仏教の教えにはなりますが、あなたがこの世に生かされることは、
この世があなたを必要としているからであるという、まぁ思念によるものですが
生き残ってほしいという、自然界からの命令だと思ってみることが大事です。
あなたが子供であるなら、先祖が若きあなただから守ってくれたという教えもあります。
何はともあれ、まず命を自ら断つことだけは考えないでいただきたいのです。
家族を失う悲しみ、苦しみは自分もよくわかります。でも、その時その場の気持ちは
いつまでも続くわけではありません。この世に時間が存在する以上は、
自分も動かなければなりません。後悔する気持ちを持つ前に、あなたに振りかざされた使命は
まず生き残ること、そして生きる為に今どうするべきか、考えなければなりません。
ただでさえ、家族が亡くなると泣いている暇などなく、ことはあっという間に進められていきます。
お通夜、お葬式、これだけでも大変です。人によってはお墓を建てる準備も必要ですし、
霊園を持っていなければ契約から始めないといけません。死亡届なども自治体に出します。
これが被災したという状況であれば、いくつかは省かれるかもしれませんが、
安否不明だと更に手続きは必要になりますから
ある意味こちらの方が気が病んでしまいそうなぐらい、色々しなければなりません。
復興に携わる為に、まずは多額の資金も必要になります。
お金が関わってくると多少なり面倒で嫌な事ではありますが、向きあう必要が出てきます。
被災した遺族には、災害弔慰金というものが存在します。
配偶者・子供・父母・孫・祖父母・兄弟姉妹であれば、この順番の優先順位で受け取ることが
可能です。仮に父母両方が亡くなった子供であれば、優先度が一番高くなります。
但し、兄弟姉妹は生計を共にしていないと受け取れない点に注意が必要です。
法は結構色々改正されていますので、
これを見る時は上記が必ずしも正しいと言えなくなっているかもしれません。
最新の情報をご確認ください。
災害弔慰金に関する揉め事やトラブルは色々ありますから、
震災が起きてから調べても遅くならないよう、今のうちにどういうものがあるか調べておくと
良いかもです。ちなみに自分もそこまで詳しくは知らないです・・・。
ただ、一度断られた災害弔慰金が再審査で覆るということもありますから、
諦めないことと、手続きは素早く行うことが結構重要になります。
弁護士などを踏まえると良いので、いざという時に指定の弁護士をつけておくと有効です。
小さな子供一人が取り残される、いわゆる孤児になった子はできるだけ地域が助けて
あげなければなりません。もし被災してそういった子の話を聞いたら可能な限りは、
支援できるように立ち回る必要があります。親を失った子供のダメージは想像を絶しますから、
少しでも和らげるために、「信頼できる大人」を作ってあげてください。
これができないと、最悪の場合は住む場所さえも変わり、土地・生き慣れた学校、
近所を含む知り合いさえも失ってしまうことになります。好奇心旺盛ならまだしも、
多くの子供たちは到底耐えられません。
家族を持っている方は、子供が一人取り残された場合を一度考えてみると良いです。
もちろんせめて実家があれば、そちらに引き渡しできる方がまだダメージは最小限に抑えられます。
今回は様々な場面を簡潔に書きましたが、改めてもう少し詳しく書くかもしれません。
特に子供を失うという点については、自分もネタを見つけている時に非常に興味深いものを
持ったので、また紹介しようと思います。
あくまで予定ですが、是非その時の記事もご覧ください。
今日の記事は以上です。
皆さんの防災意識に少しでもプラスすることができたら嬉しいです。
明日もどうぞお楽しみください。
尚、感想はブロマガコメント欄でも放送内のコメントでもお気軽にどうぞ。
管理者のNDです。
5月9日は、
伊豆半島沖地震の日(1974)から45年です。
この地震では、死者30人を出しましたがそのうちの9割が山崩れによる生き埋めが占めています。
この山崩れは静岡県南伊豆町の住宅地を襲い、家に残っていたお年寄り・主婦層の人が
朝の地震であったことが災いし、亡くなっています。
特に妻子を持つ漁夫は自分が漁に出た後に自宅が被災したため、
高齢の父母を亡くした者、あるいは妻子を失った者など、取り残された人にも精神的なダメージは
さぞ大きかったものと思われます。
尚、住宅地を抜け出していて無事だったものは、漁師以外にも学校に向かった子供達もいます。
その為、一人取り残された上に家さえも失い、行く末のない絶望的な状況に追い込まれた子供も
いました。なんとも痛ましいことです。
尚、山崩れの影響でプロパンガスが発火して、
埋没した住宅から火災が発生するという事態もありました。
今回は、
「もしも一人取り残されたら」をテーマにお伝えします。
あまり考えたくはないですが、家族が最後まで連絡が取れずにただ一人
この世に取り残されてしまった絶望的状況というのはある意味、死ぬより辛い瞬間とも言えます。
しかし、まず後追いするようなことだけは考えないでください。
仏教の教えにはなりますが、あなたがこの世に生かされることは、
この世があなたを必要としているからであるという、まぁ思念によるものですが
生き残ってほしいという、自然界からの命令だと思ってみることが大事です。
あなたが子供であるなら、先祖が若きあなただから守ってくれたという教えもあります。
何はともあれ、まず命を自ら断つことだけは考えないでいただきたいのです。
家族を失う悲しみ、苦しみは自分もよくわかります。でも、その時その場の気持ちは
いつまでも続くわけではありません。この世に時間が存在する以上は、
自分も動かなければなりません。後悔する気持ちを持つ前に、あなたに振りかざされた使命は
まず生き残ること、そして生きる為に今どうするべきか、考えなければなりません。
ただでさえ、家族が亡くなると泣いている暇などなく、ことはあっという間に進められていきます。
お通夜、お葬式、これだけでも大変です。人によってはお墓を建てる準備も必要ですし、
霊園を持っていなければ契約から始めないといけません。死亡届なども自治体に出します。
これが被災したという状況であれば、いくつかは省かれるかもしれませんが、
安否不明だと更に手続きは必要になりますから
ある意味こちらの方が気が病んでしまいそうなぐらい、色々しなければなりません。
復興に携わる為に、まずは多額の資金も必要になります。
お金が関わってくると多少なり面倒で嫌な事ではありますが、向きあう必要が出てきます。
被災した遺族には、災害弔慰金というものが存在します。
配偶者・子供・父母・孫・祖父母・兄弟姉妹であれば、この順番の優先順位で受け取ることが
可能です。仮に父母両方が亡くなった子供であれば、優先度が一番高くなります。
但し、兄弟姉妹は生計を共にしていないと受け取れない点に注意が必要です。
法は結構色々改正されていますので、
これを見る時は上記が必ずしも正しいと言えなくなっているかもしれません。
最新の情報をご確認ください。
災害弔慰金に関する揉め事やトラブルは色々ありますから、
震災が起きてから調べても遅くならないよう、今のうちにどういうものがあるか調べておくと
良いかもです。ちなみに自分もそこまで詳しくは知らないです・・・。
ただ、一度断られた災害弔慰金が再審査で覆るということもありますから、
諦めないことと、手続きは素早く行うことが結構重要になります。
弁護士などを踏まえると良いので、いざという時に指定の弁護士をつけておくと有効です。
小さな子供一人が取り残される、いわゆる孤児になった子はできるだけ地域が助けて
あげなければなりません。もし被災してそういった子の話を聞いたら可能な限りは、
支援できるように立ち回る必要があります。親を失った子供のダメージは想像を絶しますから、
少しでも和らげるために、「信頼できる大人」を作ってあげてください。
これができないと、最悪の場合は住む場所さえも変わり、土地・生き慣れた学校、
近所を含む知り合いさえも失ってしまうことになります。好奇心旺盛ならまだしも、
多くの子供たちは到底耐えられません。
家族を持っている方は、子供が一人取り残された場合を一度考えてみると良いです。
もちろんせめて実家があれば、そちらに引き渡しできる方がまだダメージは最小限に抑えられます。
今回は様々な場面を簡潔に書きましたが、改めてもう少し詳しく書くかもしれません。
特に子供を失うという点については、自分もネタを見つけている時に非常に興味深いものを
持ったので、また紹介しようと思います。
あくまで予定ですが、是非その時の記事もご覧ください。
今日の記事は以上です。
皆さんの防災意識に少しでもプラスすることができたら嬉しいです。
明日もどうぞお楽しみください。
尚、感想はブロマガコメント欄でも放送内のコメントでもお気軽にどうぞ。