どうも、
管理者のNDです。
08月11日は、
駿河湾地震(2009)から10年です。
この地震で、M6.5の地震が静岡県内を襲い、静岡市なども含めて大きな揺れが襲いました。
静岡県は大地震によく見舞われると言われていますが、実は65年ぶりに県内で震度6弱に
見舞われています。東京でも震度4を観測しました。
尚、緊急地震速報は東京までは30秒の猶予がありましたが、
最大震度を観測した静岡県御前崎市は2秒とほとんどありませんでした。
焼津市などに至っては到達してからの情報となり、ほぼ間に合っていません。
一方、富士市では唯一観測された震度4と比較的駿河湾に面した市町村の中では小さい方でした。
この地震で、死者は1人出ましたが、その死因は書籍の山がが崩れてそれに埋もれて身動きが
取れなくなり、窒息死したというものです。地震発生の時刻が早朝ということもあって、
寝床で被災した人が多くいましたが、家屋全壊だった場所は静岡県内は0でした。
しかし、物の固定がなされていなかったことから、屋内が滅茶苦茶になった人は
比較的多かったようです。というのも、県としては耐震対策はしっかりして絶望的な状況に
なった人はなかったものの、一人一人の県民の意識はまだ弱く、
移動防止までできたが、物の落下対策を行っている人が3~4割にとどまったことで、
骨折などの被害を受けた方も多くいました。
それでも前年に発生していた岩手・宮城内陸地震に比べると、
被害は割合で見て、4分の1程度にとどまったとされています。
防災力の高いとされてきた静岡県ですが、まだまだ改善の余地が見受けられることを
突き付けられた地震となりました。
尚、交通網も静岡は重要な役割を担っていたため、帰省ラッシュと被ったこの震災は
高速道路閉鎖による大渋滞が発生しました。全通は15日になりましたが、
東名高速道は、物流も含め大きく懸念されていました。
ただし新東名が一躍かって出て、地元住民専用で利用できる措置を取るなど、
僅かながらも緩和を示した対策もとられていました。
今回は、
「健康で元気な人が僅か数分で命を落とす危険な死因」をテーマにお伝えします。
地震災害を対策する上に置いて、最も大事なものはたった一つ、
揺れそのものにまずは耐える環境を作ることです。
正直、当たり前のことができればそれほど脅威になることはありませんが、
古い家屋でリフォームや改築・改装が必要な場合は早めに手を打たなければなりません。
水難事故などでも同様ではありますが、人の命は息ができなくなったら僅か3分で意識を失い、
10分もすれば、ほぼ完全に命を落としてしまいます。
但し、川や海の透き通った環境では、水の中にも酸素が僅かにある為に完全な窒息よりは
まだ命が助かる可能性があると言われています。
それに引き換え、大地震などで家具が倒れたりして身動きが取れなくなった時に、
あなたの顔に何かが包み込むようにして、手も足も動けず息ができない状態になれば
為すすべなく死を受け入れざる負えない状態になってしまいます。
確かに頭を守るなどと言ったことも大事なことですが、まず窒息という命の落とし方は
防災対策の怠りによるものに他なりません。しっかり対策をとらなければなりません。
まず、家具を壁にぎっしり置いている家は割と危険です。狭い家で暮らすことがやむを得ない場合も
ありますが、そのスペースにあった生活スタイルをまず作りましょう。
物置やトランクルームのような状態と化した中で生きているのは大地震が起きた時には
大変危険です。粗大ごみの手配には数万円かかりはしますが、それでもしもに備えられるなら
安いものかもしれません。下らない保険料を毎月支払うよりは一回の苦痛で済み、それで命も
助かるのなら、惜しくはないことです。これからお盆の時期に入り、家族と揃って話し合いも
じっくりできる時に防災の話題を一度出し合って、お盆明けや次の衣替えシーズンに大掃除や
模様替えなどして、防災対策のできる家づくりをしてみてください。
時間がなくても、ネットで防災グッズで家具固定金具やつっぱり棒なども検討してみてください。
尚、家の対策をするならどうしても時間がなくてなかなかできないなら、
優先順位が一番高い所は、あなたが最も家でいる時間が長い部屋・場所にしましょう。
多くの人は寝室と答えると思います。ワンルームならせめて部屋の半分だけでも安全地帯を
作ることを考えると良いでしょう。
津波や火事などの二次災害、震災後の治安や日本経済を心配するよりも一番に注意すべきは、
あなたの命を地震発生中、全力で守ることなのです。
今日の記事は以上です。
皆さんの防災意識に少しでもプラスすることができたら嬉しいです。
明日もどうぞお楽しみください。
尚、感想はブロマガコメント欄でも放送内のコメントでもお気軽にどうぞ。
明日は高知県で発生した、歴代全国2位の最高気温の日(2013)を紹介します。
管理者のNDです。
08月11日は、
駿河湾地震(2009)から10年です。
この地震で、M6.5の地震が静岡県内を襲い、静岡市なども含めて大きな揺れが襲いました。
静岡県は大地震によく見舞われると言われていますが、実は65年ぶりに県内で震度6弱に
見舞われています。東京でも震度4を観測しました。
尚、緊急地震速報は東京までは30秒の猶予がありましたが、
最大震度を観測した静岡県御前崎市は2秒とほとんどありませんでした。
焼津市などに至っては到達してからの情報となり、ほぼ間に合っていません。
一方、富士市では唯一観測された震度4と比較的駿河湾に面した市町村の中では小さい方でした。
この地震で、死者は1人出ましたが、その死因は書籍の山がが崩れてそれに埋もれて身動きが
取れなくなり、窒息死したというものです。地震発生の時刻が早朝ということもあって、
寝床で被災した人が多くいましたが、家屋全壊だった場所は静岡県内は0でした。
しかし、物の固定がなされていなかったことから、屋内が滅茶苦茶になった人は
比較的多かったようです。というのも、県としては耐震対策はしっかりして絶望的な状況に
なった人はなかったものの、一人一人の県民の意識はまだ弱く、
移動防止までできたが、物の落下対策を行っている人が3~4割にとどまったことで、
骨折などの被害を受けた方も多くいました。
それでも前年に発生していた岩手・宮城内陸地震に比べると、
被害は割合で見て、4分の1程度にとどまったとされています。
防災力の高いとされてきた静岡県ですが、まだまだ改善の余地が見受けられることを
突き付けられた地震となりました。
尚、交通網も静岡は重要な役割を担っていたため、帰省ラッシュと被ったこの震災は
高速道路閉鎖による大渋滞が発生しました。全通は15日になりましたが、
東名高速道は、物流も含め大きく懸念されていました。
ただし新東名が一躍かって出て、地元住民専用で利用できる措置を取るなど、
僅かながらも緩和を示した対策もとられていました。
今回は、
「健康で元気な人が僅か数分で命を落とす危険な死因」をテーマにお伝えします。
地震災害を対策する上に置いて、最も大事なものはたった一つ、
揺れそのものにまずは耐える環境を作ることです。
正直、当たり前のことができればそれほど脅威になることはありませんが、
古い家屋でリフォームや改築・改装が必要な場合は早めに手を打たなければなりません。
水難事故などでも同様ではありますが、人の命は息ができなくなったら僅か3分で意識を失い、
10分もすれば、ほぼ完全に命を落としてしまいます。
但し、川や海の透き通った環境では、水の中にも酸素が僅かにある為に完全な窒息よりは
まだ命が助かる可能性があると言われています。
それに引き換え、大地震などで家具が倒れたりして身動きが取れなくなった時に、
あなたの顔に何かが包み込むようにして、手も足も動けず息ができない状態になれば
為すすべなく死を受け入れざる負えない状態になってしまいます。
確かに頭を守るなどと言ったことも大事なことですが、まず窒息という命の落とし方は
防災対策の怠りによるものに他なりません。しっかり対策をとらなければなりません。
まず、家具を壁にぎっしり置いている家は割と危険です。狭い家で暮らすことがやむを得ない場合も
ありますが、そのスペースにあった生活スタイルをまず作りましょう。
物置やトランクルームのような状態と化した中で生きているのは大地震が起きた時には
大変危険です。粗大ごみの手配には数万円かかりはしますが、それでもしもに備えられるなら
安いものかもしれません。下らない保険料を毎月支払うよりは一回の苦痛で済み、それで命も
助かるのなら、惜しくはないことです。これからお盆の時期に入り、家族と揃って話し合いも
じっくりできる時に防災の話題を一度出し合って、お盆明けや次の衣替えシーズンに大掃除や
模様替えなどして、防災対策のできる家づくりをしてみてください。
時間がなくても、ネットで防災グッズで家具固定金具やつっぱり棒なども検討してみてください。
尚、家の対策をするならどうしても時間がなくてなかなかできないなら、
優先順位が一番高い所は、あなたが最も家でいる時間が長い部屋・場所にしましょう。
多くの人は寝室と答えると思います。ワンルームならせめて部屋の半分だけでも安全地帯を
作ることを考えると良いでしょう。
津波や火事などの二次災害、震災後の治安や日本経済を心配するよりも一番に注意すべきは、
あなたの命を地震発生中、全力で守ることなのです。
今日の記事は以上です。
皆さんの防災意識に少しでもプラスすることができたら嬉しいです。
明日もどうぞお楽しみください。
尚、感想はブロマガコメント欄でも放送内のコメントでもお気軽にどうぞ。
明日は高知県で発生した、歴代全国2位の最高気温の日(2013)を紹介します。