• このエントリーをはてなブックマークに追加

もんきちさん のコメント

ジャズもヒップホップも詳しくない身で申すのも恐縮ですが、ジャズ生演奏でラップするのがとてもスリリングだと理解しました。オムスがミラーボールズでラップしてましたが、あれは曲がお馴染み&明確な音源があるとはいえ凄くスリリングで(私は動画でしか見てませんが…)、馴染みの曲故に余計に、あれを聴いて生のラップ自体が実はスリリングで、菊地さんが従前から仰っていたバップとの共通点というのが、朧気ながら理解できたように感じました。オムスはDC/PRGの中で縦横無尽に走り回っているようで、それこそ祖父の家の庭で走り回る孫のようでしたが(とはいえかなりシリアスに感じました。本当に素晴らしかった。)、今回のはもっとぶつかり合う感じなんでしょうか。共闘するというより、「俺が一番だ!」みたいな。最初のホリデーで菊地さんがサックスでソロを吹いていたときの表情が、客だけでなくバンドまでもぶっ飛ばす、という様に(言ってしまえば喧嘩腰に笑)見えて凄く格好よかったので、今回全員がそうだとしたら、観たら失神するかも知れません笑。バンマス菊地さんなので、そうはならないとは思いますが笑。長々と失礼しました。
No.2
67ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
 昨日、 QN と JUA くんと3人でリハーサルしてきました。シンガーとバンドではあり得ないやり方ですけど、っていうか、そもそも「ラッパーがメンバーとして組み込まれてるバンド」というのが、どういうリハをやるかというのは、大げさにいうと、世界的に前例がないんですよ。なので、ラッパーでありジャズミュージシャンである、つまりお爺ちゃんであり、孫であるという自分の両義的な属性を生かしまして(笑)、ベストウエイを考えました。    それは、 MC とバンドをパーテしてリハをする、というもので、まあ二重手間なんですけど、一番良い。手順としてはこうなります。    1)細部を詰めずに、ザックリした作曲をする。    2)バンドだけでリハをやり、それを録音して、 MC に送る    3) MC がそれにリリックやフックを考える      と、ここまでなら、 DJ と MC の関係とそんなに変わらないですよね。(2)がデスクトップか、インダステュディオかの違いで。  
ビュロ菊だより
「ポップ・アナリーゼ」の公開授業(動画)、エッセイ(グルメと映画)、日記「菊地成孔の一週間」など、さまざまなコンテンツがアップロードされる「ビュロ菊だより」は、不定期更新です。