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菊地成孔さん のコメント

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菊地成孔
>>1

 「ラップに音程はあるか?」という問いには「近似値まで概念を広げれば、音程がない音声はない」とすべきで、特にバックトラックに調性がある限り、上に乗ってるものは、音程が取れます。海外オーヴァーグラウンダーが凄いのは、ラップにコーラスがついてることで、とにかく21世紀はコーラスが復権する時代です。これは間違いない。ヒップホップだけではなく、あらゆるジャンルで、コーラスがことを決めてゆくようになると思います。
 
 アルバムはもう、ファイナルスパンクハッピーnおお2人に売れてもらって(笑)、先立つ物を作らないと何も出せません(笑)。僕は

1)まだ盤を出したいと思っている

2)クラウドファウンディングは絶対やらない

3)要するに1と同じ意味だが、配信のみとMVだけ。というフォームもやらない

 と決めているので(笑)。やっぱDC/PRGの作品とぺぺの作品にジャケがないとダメですよね(笑)。

No.4
66ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
 昨日、 QN と JUA くんと3人でリハーサルしてきました。シンガーとバンドではあり得ないやり方ですけど、っていうか、そもそも「ラッパーがメンバーとして組み込まれてるバンド」というのが、どういうリハをやるかというのは、大げさにいうと、世界的に前例がないんですよ。なので、ラッパーでありジャズミュージシャンである、つまりお爺ちゃんであり、孫であるという自分の両義的な属性を生かしまして(笑)、ベストウエイを考えました。    それは、 MC とバンドをパーテしてリハをする、というもので、まあ二重手間なんですけど、一番良い。手順としてはこうなります。    1)細部を詰めずに、ザックリした作曲をする。    2)バンドだけでリハをやり、それを録音して、 MC に送る    3) MC がそれにリリックやフックを考える      と、ここまでなら、 DJ と MC の関係とそんなに変わらないですよね。(2)がデスクトップか、インダステュディオかの違いで。  
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