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菊地成孔さん のコメント

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菊地成孔
>>5

 お見立て通りだと思います。「アマルコルド(「私は思い出す」という言葉の略語)のラスト、街のマドンナ、グラディスカが、将校さんと結婚し、新婚旅行に出るために乗る車の中から、「みんな!大好きよ!」と叫ぶシーンは、誰が彼が好きとか、その集合とかではなく、この街自体、そして、この回想自体を「大好きよ」と言っているのだと解釈しています。僕はご存知の通り筒井ストなので、銚子の夢はみんな「遠い座敷」みたいだなあと思っています。
No.11
66ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
            「自転車泥棒」    なんか気がつくと、幼少期の思い出話が、店(自分の家)の話ばかりになってしまう訳ですが、まあ、毎日が強烈すぎたから仕方がない。前に「サカナとヤクザ」の話をラジオでした時、「あれでも減らしてるんだ(「盛って」ない)。サカナとヤクザは高寅さんの名前を出しちゃってる。少なくとも僕は、高寅さんの名前は出してない」という話をしましたが、高寅さんの件だけじゃなく、話は盛ってません。僕は躁病質だから話を盛ってると思われがちですが、流石に年がら年中全部盛ってる訳じゃないです(笑)。    言わせてもらえば、僕を胡散臭いとか言ってる鬱病質の人の方が、ご自分の嫌なことや辛いこと、怒りについて、知らずに「盛ってる」と思いますけどね(笑)、 SNS に「盛らされてる」とも言えますが、マジで聞くんで胸に手を当てて答えて欲しいけど、アンタそんなに義憤に思い、そんなに嫌悪感があるか?本当に?自覚がない方が怖くない?(笑)スマホ捨てちゃえば、どれも大した話じゃないんじゃないの?(笑)    とまあ、それはともかく、「店での出来事以外の、子供時代の思い出ってなんかないかな?」と思っていたら、なんだか急に思い出したんで書いてみます。  
ビュロ菊だより
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