町蔵さん のコメント
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チェット・ベイカーの映画(以下「チェット映画)って、そんなに作りたいんですかね。「レッツゲットロスト」1本あればそんで映画史的に充分だと思うんですが、ついこないだ、中年クライシス丸出しの(頑張れよ!オレの7こ下なのにクライシス丸出し!あれ絶対「6歳の僕が大人になるまで」で壊れたと思うんですが、7こ下って、70年生まれなんですよ。1960年代を「ギリで」知らない、っていうのは、中年になってから苦しそうな感じがするんですよね。「ギリで」が重要なんですが。僕と同いのタランティーノはムッチャクチャに元気ですからね)イーサン・ホークが「ブルーに生まれついて」っていう、かなりギリギリのチェット映画作って、主演もして、あまつさえ「マイファニーヴァレンタイン」まで歌っちゃったのね(しかもオリジナルキーの半音下で・泣笑)。
去年公開された『ヴァレリアン』は“なんで出た?”と問いたくなるような出番激少のポン引きの役でしたし(ハービー・ハンコックの方が10倍以上出番あった)、今年公開された『魂のゆくえ』もかなり苦しい映画でした。
菊地さんのおっしゃる通り、『6歳の〜』のプロジェクトが動き出した2004年の『ビフォア・サンセット』で、人生の苦しみについてかなり訥々と告白されていたので、『6歳の〜』が完成した時点でちょっと壊れてしまったのかもしれません。
個人的にはリチャード・リンクレイター監督作品に出てくるイーサン・ホークが好きなので、頑張っていただきたいなと思うばかりであります。
そういえば菊地さんは以前、『6歳の〜』を指して“労力の割に取れ高が少ないと感じた”とおっしゃられていましたが、
リンクレイター監督は今度20年かけてミュージカル映画を撮るそうです。笑
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