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菊地成孔さん のコメント

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菊地成孔
>>10

 もちろん、僕が言ったとか考えたとかではなく、特にアメリカ人が言いますね。これは角度が違いますが「ザ・リアル」というスエーデン映画では「権力が本質的にセクシーであることから逃げるな」というセリフがあります。逆に、一般的に、記号的にセクシーな人は、プライヴェートではセクシャルではない(エロくない)、という話もたくさんありますよね、古くはマリリン・モンローが、ベッドでは無能だったとか(本当か嘘かわかりませんが、ジョージ・ディマジオのこの暴露には、モンローも消極的に賛同しています)。

 けもののEPは、もうTABOO終了後でしたので、僕は全く関わっていませんでしたが、TABOOが続いていれば、オーニソロジー、最終スパンクハッピー、の次はけものの2枚目、の予定でした。辻村くんとかも参加していたと思います。

No.11
56ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
 今これを、東京ザヴィヌルバッハのリユニオン・ライブ(僕はこれ、リユニオンじゃなくてオールスターライブだと思うけどね。僕がスター、とか云う意味ではないですよ。イガちゃんは生まれつきのスターだけど)のリハを終え、8時に事に気づき、46分まで待って書き始めています。アップされるのはおそらく9月13日の金曜日ですけどね。理由はすぐに分かります。    東京ザヴィヌルバッハが結成されたのは、 DC/PRG (当時 date course pentagon royal garden )と同じ1999年ですが、ファーストアルバムのレコーディングは2001年9月でした。    僕の記憶では結成からレコーディングの間の2年間ですっかり方向性を見失っていた僕らは、五十嵐一生の脱退を以って、音楽性が完全にロックオンしました。僕らの分裂は、音楽性にのみ基づく、かなりシリアスなものであり、僕はこの形のシリアスを今堀恒雄のティポグラフィカ、大友良英のグランドゼロと、過去二度経験しているので、まあ慣れているとも言えましたし、そんなキツい目を反復するなんてキツいでしょう、とも言える話なんですが、僕自身がこのタイプのシリアスを自身に招かないタイプの音楽家なので、他人事といえば他人事で、「ああ、またか」と云う感じでした。  
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