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菊地成孔さん のコメント

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菊地成孔
>>1

 僕の考えとモジョさんのお考えは、大意は同じですが基本設定の多くが違っていて、第一に僕は、ベーアは非常に頼り甲斐がある、全く貧乏くさくない、貫禄とカリスマのある首相で、でも舌が短すぎてカミカミなのと、国民がSNSでバカになった隙に右傾化を進め流という手腕も見事で、首相としては高く評価しています。だってさ(笑)


宇野宗佑
海部俊樹
宮澤喜一
細川護熙
羽田孜
村山富市
橋本龍太郎
小渕恵三
森喜朗
小泉純一郎
安倍晋三
福田康夫
麻生太郎
鳩山由紀夫
菅直人
野田佳彦
安倍晋三

↑これが、平成の首相一覧ですよ(記憶だから違ってるかもしれないけど)、政治家として、どう考えてもベーアが一番貫禄と実力があるとしか思えないけど(笑)。

小泉は特別種として別格だとして、「ベーアはチンケ」「ベーアは安っぽい」と言うのは、ネットにはびこる一種の流言であって、頭使って物考えてない、昔のことも思い出せない、目の前の苦しさやイライラに囚われちゃってる人が、自分の頭で考えてない発言だと思います。

天皇陛下万歳。は、昭和から平成にも行われていて、宇野がやったんだよ。あの宇野が(笑)。記憶にもないでしょう(笑)。村山富市とか、政治家としての、この国を守る、って言う覚悟や貫禄、感じられます?(笑)鳩山の醜悪さね(笑)。何なの細川護熙(笑)。あんな低脳が列になるから、小泉みたいなのが飛び出すのよ(笑)。

ベーアが困るのは、そこそこ良い首相だからですよ。「3本の矢の、第1の矢は」なんて無茶苦茶言って、マスコミも国民も黙らせる催眠術持ってるなんて、カリスマ以外の何でもないですよ。

ただ、舌が短いので滑舌が悪く「誠に、おめっとうございあす」とか、平気で言うから、吹き出しちゃうよね(笑)。悪人なのにさ(笑)。噴き出させる悪人は悪人より悪いよ(笑)。

あと、町山さんは理論的にも心情的にも、左翼でも何でもない(笑)、あれは単なる汎用型の、うっすらとした反体制も正義漢でしょう(笑)。義憤で動いちゃうんだからさ。左翼思想なんて、難しいもの、何も勉強してないと思いますよ(笑)。

単に反体制的で、男っぽくて、権力の悪口を言う人を左翼と言うんだったら、あらゆる自治体に満足し、家に天皇の写真をかざって、生活経済から国際経済まで何の文句もなく、官公庁と警察に何の文句もない人以外、全員が左翼になっちゃう(笑)、左翼思想、左翼的行動、左翼的言動というのは、そんな、汎国民的な簡単な代物ではないです(笑)。

 町山さんは、左翼がスーパー左翼にやられてるんじゃなくて、単に、ネットという平板化の化け物みたいな装置の中で、同じテーマでも、自分が勝てるかどうかわからないまま喧嘩してヤラれてるだけですよ(笑)。要するに、バカなだけです。僕みたいに狡猾な知恵があれば、一回組めばその瞬間にわかるんですよ、その人と論戦して勝てるかどうか。僕は、「勝てない」と思ったら絶対にやらないし、カチ込んできたやつがバカで「こいつには勝てる」と思ったら、トラウマ与えるまでやっちゃいます(笑)。町山さんは、もう喧嘩やめられないよ。音楽映画に感動して、誉めてる段階で、喧嘩売っちゃってる事に気が付いてないんだもの(笑)。スーパー善人ですよ。妹さんのが、いくらか悪人です。

 あと、「環境型セクハラ」がマジックワードなんじゃなくて(こんな言葉、意味がわからないんだから、マジックワードとして機能しません)、マジックワードは「フェミニズム」ですよ。フェミニズムこそ現代のマジックワードで、その打ち出の小槌から生まれたエコーみたいなもんが「環境型セクハラ」じゃないすか?女性で、一種の亜奇形で、乳房がへそぐらいまである方いますよね。場合によっては、すごくお辛いと思いますよ。その人に言えますかね?「環境型セクハラだ。あなたの胸は」って。僕も大概なバカですけど、僕よりはるかにバカな自称フェミニストが、素人麻雀で大暴れですよ(笑)。あの人たち、論理的に、プレフェミニズムに有用価値が生じたときに、どうする気?(絶対生じます。例えば見合い結婚や政略結婚のような形で)

 あと、前も書きましたが、SNSは絶対に禁止できないし、単にハンドルを禁止して本名にしたところで、何の意味もないです。IDはIDらしく、逮捕された犯人程度には、面も出して、プロファイルも出して、今していることも明示して、そうじゃないと発言権なんて剥奪でいいんですよ。それでも発言する勇者の言い分だけ見えれば、国民の不全感はだいぶ解消されます。出会い系のプレミアム会員になったらわかりますよ(僕なってないけど・笑)。「名もなき民の声に耳を澄ませろ」っていうのは、20世紀の中盤で終わってる考え方です。何で学者がしっかりそれ言わないのかなあ(笑)。

 
No.10
62ヶ月前
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 アイドル(「って誰だ?吾妻とかいうのはともかく」と云った、 SNS 平均の詮索がなかったことをとても希望的に捉えています。有難うございます)へのインタビューも無事終え、 DC/PRG の20周年への準備に勤しんでおります。即位の儀は、いつもの通り、音楽、服飾、精神分析の視点から拝見させていただきましたが、雅子が(同い年であり、外務省時代に共通の知人がいるので、それ以外の呼称で呼んだことがないので、ライトサイドで不敬だと思われる方はうちの事務所を爆破でもなんでもお好きにしてください。因みに山本美憂も、僕に取ってはガキなんぼ作ろうと永遠に「美憂」のままです)、まあ、寛解という概念自体が難しい症状とはいえ、「もう、ほぼほぼ大丈夫ではないか?」というほど元気になったことが、「服のサイズ感」に明確であることを感じ、とてもナイスな気分です。  
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