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町蔵さん のコメント

菊地さんのおっしゃる通り、深田恭子のラムちゃんのアレは『ダメな昭和の戻り方』だと思います。あとアルプスの少女ハイジを使った家庭教師のCMは、『ダメな方の平成のセンス』だと思います。

献血のあのポスターは宇崎ちゃんは遊びたいという、『からかい上手の高木さん』とか『イジらないで長瀞さん』みたいなタメ〜年下の女子にからかわれたいという超ソフトなM心を満たすジャンルのやつですが、口調に関してはおそらくタッチの差でODの方が早かったと思います。今回の騒動も、何年か前にあった『ジャンプの表紙が卑猥』とか、一気に燃えて一気に鎮火するタイプの炎上だと思うのですが、こうした騒動の際のSNSを見るにつけ、菊地さんの『SNSは人を幼児退行させる。そして幼児がゆえの潔癖なまでの正義感と万能感をネット上で存分に発揮する。だから法規制を敷くべきだ』という言葉を思い出します。そういった考えが早く広まれば良いのですが、やはり、あと10年ぐらいはかかりそうな予感がします。バーフバリとかマッドマックスが流行ってたときに『あれはフェミニズムではない』っていう議論が巻き起こったり、
浜ちゃんが顔を黒塗りにして炎上したときも『エディマーフィが顔を黄色く塗ってエセ日本人演じるのは良いのか?』っていう議論が巻き起こったりしていたら、SNSも面白い場所だったのになあと思う事しきりです。

しかし、大手コンビニのクジ引きの景品として水着姿の美少女フィギュアが堂々と飾られたり、大企業がアニメ作品とコラボしたり、公的機関が発行するポスターにごく当たり前に萌えキャラが描かれていたり、ここ10年で完全にオタクはオタクであることの既得権益を得たかんじがしますが、それでもまだこういう炎上って起きるんですね。

あと、今回の菊地さんの言葉に救われました。僕はそれだけでは全く食えていない物書きなのですが、担当編集にめちゃくちゃダメ出しされても、全然余裕で確信を持っている事なら突き通していこうと思いました。
長ったらしく、なんだか訳のわからないコメントになってしまってすみませんでした。
No.4
53ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
 アイドル(「って誰だ?吾妻とかいうのはともかく」と云った、 SNS 平均の詮索がなかったことをとても希望的に捉えています。有難うございます)へのインタビューも無事終え、 DC/PRG の20周年への準備に勤しんでおります。即位の儀は、いつもの通り、音楽、服飾、精神分析の視点から拝見させていただきましたが、雅子が(同い年であり、外務省時代に共通の知人がいるので、それ以外の呼称で呼んだことがないので、ライトサイドで不敬だと思われる方はうちの事務所を爆破でもなんでもお好きにしてください。因みに山本美憂も、僕に取ってはガキなんぼ作ろうと永遠に「美憂」のままです)、まあ、寛解という概念自体が難しい症状とはいえ、「もう、ほぼほぼ大丈夫ではないか?」というほど元気になったことが、「服のサイズ感」に明確であることを感じ、とてもナイスな気分です。  
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