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虎山さん のコメント

 タイガースではなくて後藤さんの話題なのですが、いつか菊地さんがラジオで「野猿のなかでは『ファーストインプレッション』がアーバンな曲として一番優れている」旨を仰られていて、当時の僕は、ああ野猿は好きだリアルタイムで見ていたし。それにあの歌もサビが2つあるみたいで好きだった。などと思いながら、そこでその曲の作曲者と言われていた後藤さんのことを初めて認識しました(いま思うと、不勉強というか世間知らずにもほどがあるのですが)。

 それであらためて『ファーストインプレッション』を聴いたら秋元さんの作詞はもちろん、第1主題と第2主題がありその上で再現部がない、のでロマンティックになりすぎていないし2つの主題が合体しないところが歌詞とも一致している、みたいな構造が楽曲のすべてと総合的に一致していて素晴らしくてたまげました。

 その後に野猿の他の曲を聴いたら、ベースがもう恐ろしく動いていて(笑)そこでベーシストとしての後藤さんを知りました(と共に、プロの作曲家の、スタジオミュージシャンで生き抜いた人の演奏力/アレンジ力のすごさというか、それと対照的にいまでは誰でもやるようになったDTMを作る人々のベースアレンジの弱さも知りました)。そのあとに後藤さんがどれだけの作曲者であるのかを知ってまたたまげました。

 後藤さんのベースプレイはテクニカルなロックスタイルも、R&Bも歌謡曲もいけてすごいのですが、野猿の中後半からベースプレイが抑え気味になり(『ファーストインプレッション』の次、まだ売り上げがあったというかCMのタイアップもすごかった『チキンガイズ』から)、それと共にCDが(それまでと比較して)売れなくなり解散(ただ最後のシングルではベースプレイは抑えていない)した、という流れがあると僕は思っているのですが、その部分も凄いなぁと思っています。

 岸部一徳さんは俳優としてのお顔も声もすぐに思い浮かび、どこかで読んだ後藤さんに関する文章にもお名前が登場したことは記憶しておるのですが、そこまでの演奏家のかただとは存じ上げませんでした……。と思い菊地さんが言及されておられるタイガース再結成ライブの映像を観ました。いやもうほんと芯のあるベーシストもベーシストですごいですね。一徳さんはどっちもできるけれどその一方だけをやる、という選択をされたタイプのかただったのですね。衝撃を受けました!
No.7
1ヶ月前
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  STAY HOME 延期 or 終了?という訳で如何ですか皆さん、生活変化がもたらすあらゆる変化の湯加減は?僕なんか元々インドア派じゃなかったんで、自分でも実感できないほどの変化を起こしている筈なんですが、まだちゃんと客観視できていない、、、というか、とりあえず地上波が、革命に再放送はないというのに、「再放送」というコンテンツに舵を切った事によって、吉田羊の全盛期の事を考えたり、4回改名して出家までした保坂尚希の人生について考え込んだり、返す刀で道端3姉妹の事を改めて噛み締めたり、膨大な無駄としか言えない時間を割いていることに我がことながら愕然としている訳ですが(「それってポシュレとカイモノラボの事だろ!あれはコロナ前からずっと再放送だよ!!というツッコミは無用です。だって、もっともっと他のことまで思い出して考えてるんだもん)、そんなことしてる暇があったらブロマガのコンテンツ増やせよ!と自分で
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