• このエントリーをはてなブックマークに追加

菊地成孔さん のコメント

userPhoto
菊地成孔
>>8

 一語一句残さず、全く仰る通りです(特に最後の1行)。

 70年代で衣装が一変するのはスタイリストの導入ですね。それまで五社は全て結髪も衣装も自社で持っていて、衣装(水着とかも)は女優と相談しながら、海外のモード誌を見て、全部一点もの、つまりオートクチュールな訳です。「若大将」も「クレージーキャッツ」も、ボックスセットでDVDを買うと、オーディオコメンタリーがついていて、無茶苦茶勉強になるんですが、東宝の女優さんは、口を揃えてこの話をします。

 男性服では「青大将」こと、田中邦衛さんの衣装が死ぬほど素晴らしく、特に初期の第二作「銀座の若大将」では、「自分の服は、男物の生地では作れない」と、女性用のテーラーで服を作らせている、と云う設定(=実際)で、トラッドとハイモードをつなぐ、唯一無二のファッションセンスを、東宝衣装部と共に映画史に残しますが、全然相手されてない笑、「北の国から」の服とか笑、おかしいでしょあれは笑。何やってんだ日本の文化。と思いますよ笑。

No.12
53ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
 しかし、戻り方も戻り方ですよね笑、もう、トリキはあの圧縮店内と飛び交う嬌声が完全復活しまして(新宿観測)、っていうか、テメエの仕事があっちゅうまに戻ったのには、正直腰が抜けました笑。「その視点、気がつかなかった!」シリーズですが、夜通しやってるクラブや、客がもみくちゃになるライブハウスもコロナの標的ですが、「外人出演者によって食っている」、高級ジャズクラブ、即ちブルーノート東京が、エゲつない苦境に立っているのはいうまでもないですよね。僕、3 / 11の時もヘルプ頼まれて、我ながら見事に笑やったんで、「まあ、今回も来るな」とは予測してました。実のところ、3月ぐらいから打診はあって、規模も今回(1夜興行)どころじゃなかったのね笑。もう時効だから書いちゃいますけど。  
ビュロ菊だより
「ポップ・アナリーゼ」の公開授業(動画)、エッセイ(グルメと映画)、日記「菊地成孔の一週間」など、さまざまなコンテンツがアップロードされる「ビュロ菊だより」は、不定期更新です。