菊地成孔さん のコメント
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相変わらず小忙しかったのがだんだん大忙しになって参りまして、やっと無事に夜電波本最終巻も出ましたし、ヒルズライフの連載「次のオリンピックが来てしまう前に」も1ゲラ終わり、次の戻しで校了となりますし(年内に発売します)、実は今、書き下ろしの新刊が、、、、、遅々として進んでいないのですが笑(お待たせ中の「リズム本」ではありません)、これも出来たら来年のお正月あたりに出したいところであります。
ぺぺのサントリーホールの先行前売りも開始されまして、 PV (といっても、公式でぺぺの演奏が丸々1曲使われるのは、実は初めてなのですが。こちらの会員の方で、マニアの方であれば、いつの演奏かお分かりになると思います)も公開され、ファイナルスパンクハッピーの MV 撮影も快調で、ボスくんも OD も自粛で貯めたエネルギーを大いに発散しておりまして、楽曲、 MV 共にご覧になったら驚くと思います。
また、まだ公式アナウンスは出来ませんが、今シーズンの「今週の1曲」を担当している菊地、林、宮嶋、トオイのカルテットをコアにした、シングス&プレイズ&スキャッツのライブも予定しています。また、詳細はまだ何も書けませんが、中規模の劇伴仕事も(「ハムラアキラ」以来)久しぶりでやらせて頂きます。ピットインの3デイズも決定しています。恒例の「お楽しみの中日」は、まだ発表できませんが。あと、リアルサウンドの映画評連載もシーズン3として再開します。年内は概ねこんな感じですかね。時勢が時勢なのでインタビュー単発仕事も増えており、ちょいちょいアップされてゆくと思います。
有難うございます!トオイくんの弾くラインは、一見コンサバに聴こえるかも知れませんが、所々のひらめきと、サックスソロへのスペースを巧みに押さえた見事なものです。曲の出自は、まあ、僕も調べて驚きましたが笑、確かに資料無しであの曲に当たったら、もっと出自の良いスタンダードの名曲か、それこそ旧ボンドと新ボンドの両方の属性を備えた(ちょうど、アデルの「スカイフォール」みたいな現代の「ジャズ風ポップス」に聴こえるかも知れませんね。
コメントは、「できなくてガッカリ」の方も多いと思いますが、他のコンテンツではコメントに可能な限りアンサーしているので、モノクロの画面にコメントが無い、というコンテンツがある方が、全体が締まると思っています。ご指摘にあるノイズは「レストランノイズ」と言われ、ジャズのライブアルバムにたくさん入っており、ジャズが元々、レストランのBGMだったことを現しています。、コメントは自由度が高く、画面に集中できなくなったり、ジャズ壮年組が張り切っておかしなことになるリスクがありますので笑(彼らは山下洋輔のエッセイのボキャブラリーから言語を立ち上げているので、正直辛いですね笑おい)、このまま行かせていただきます。
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