• このエントリーをはてなブックマークに追加

菊地成孔さん のコメント

userPhoto
菊地成孔
>>7

 僕も、トランプなら他国(まあ、またぞろ中東ですが。なんか、とんでもない国境線上の海洋から油田が見つかったりしましたけど)に戦争を仕掛けずに、大暴れで世界中から顰蹙を買い、嫌われようとも、関税率と援助のコントロールだけで窮地を凌げると思いますし(日本が恐慌を起こした時の出方は予測できませんが→こっちの内閣の度量と関わってくるので)、よしんばリベラルを暴徒化 / 組織化させるリーダーが出てきても鎮静できると思っていました。

 バイデンは簡単にいうと、ゴアとブッシュが合体した亡霊であって、つまり石油戦争も環境もやろうとしてダブルバインドを起こし、外交と合衆国の立て直しに際してパンクすると思っています。もっと文学的にいうと、第9代ウィリアムハリスン大統領の亡霊でもあると思っています。ハリスン大統領は、トランプ、レーガンという素人上がりのタフガイに次ぐ第三の高齢者ハリスンで、就任演説の後に風邪をひいて肺炎を併発し、わずか1ヶ月で死去しました。バイデンは合衆国史上、就任時最高齢者で、一期でも満了すれば82になりますが、コロナで死ぬんじゃないかとヒヤヒヤします。少なくとも現在の合衆国大統領は健康でパワフルでないと務まらない。トランプの「コロナを3日で直した超人」という茶番(あれは狂言だと僕は思いますが)は、この事実へのアピールだったと思います。

<あとトランプ他 彼等の支持者に散々儲けさせて貰ったSNS(tw,fb,go)が最終盤のたった今でSNSの悪用を批判するのは実に醜悪だと思いました。>

 ↑これはなんというか、SNSというものがいかに醜悪かを別の角度から示す、なんとも言えない話ですね。。。。

 
No.10
49ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
「岸辺露伴は動かない」の音楽をやっと納品したと思ったら   1)「次の東京オリンピックが来てしまう前に」の最終ゲラチェック   2) JZ Brat でやるクインテット(「今週の1曲」のジャズサイド)用の個人練習や準備   3)その僅か4日後に控えたぺぺ@サントリーホール用の個人練習と準備   4)ジャズドミュニスターズによるドスモノスのリミックス    という奇跡の4本立てが津波のように襲いかかってきて、防波堤にしがみつきながら発声練習とかサックスの練習とかしています。なんか、暇感を持て余していた今年の春夏が懐かしいです。    とか言いながら昨日の晩「おげんさん」の最新版生放送を見まして、「星野源は一人クレージーキャッツである」という、お馴染み「なんで誰も言わないんだろう?オレがいうしかないか」のフライングが、「幾ら何でももう分かるでしょうよ民も(奥田民生さんじゃありませんよ)」の域に達したと思うんだけどなあ、松重豊さん(因みに同い年)が犬塚弘さんじゃないか、、、、こういうのを一目瞭然というのだが、民はまだ菊地成孔が宮藤官九郎に似てるとか、ひょ。ひょ。ひょっとして民は全員メクラじゃないのだろうか、、、、それともオレの目がおかしいのか。などと、半ば本気で思いつつも、去年は英詞の歌などで締めたのに、今年は「星野源ナンバーの中で、もっともクレージーキャッツ性の高い」楽曲である「アイデア」を超人、三浦大知に歌わせ(ライブでカヴァーしている故)、真ん中の「クレージーキャッツタイム」では、星野、三浦の2トップで米津玄師ネタを入< NHK のアーカイヴで、「夢で逢いましょう」の、上を向いて歩こう特集を見て泣くほど感動した。ダンスだけが5分も流れるバラエティショーなんて今のテレビにはない。おげんさんでしか出来ない(大意)>として、「夢逢」リスペクトなダンスシーンを入れて「これは単にノスタルジーじゃない。未来のエンターテインメントなんだ(大意)」と強調し、なんかもう完璧じゃん。オレもう部屋で踊るわ。東宝のサラリーマン喜劇観ながら。と全てがもう完璧なのでした。  
ビュロ菊だより
「ポップ・アナリーゼ」の公開授業(動画)、エッセイ(グルメと映画)、日記「菊地成孔の一週間」など、さまざまなコンテンツがアップロードされる「ビュロ菊だより」は、不定期更新です。