菊地成孔さん のコメント
このコメントは以下の記事についています
いやはや「大恐慌へのラジオデイズ」が始まったら、当欄の更新が滞ってしまい、あちらを立てればこちらが立たず。と言うより、コレは単純にコロナ禍によって仕事が減ったり増えたり乱高下していることが影響していると思います。今月はちょいと忙しかったです。たった今も小忙しいですね、雑煮を作りながら RIZIN と紅白と笑ってはいけないを、、、あ。美憂が秒殺されました。なんか RIZIN も荒れてるなあ。浜崎選手に美憂を当てるというのはちょっと。美憂がせめて、一時期の風間ルミ選手のように、やられてエロいぐらいのキャラなら良いのですが、美憂は大変残念ながら、「悪い意味で」あんまエロくないので。浜崎選手の煮え切れない仏頂面はクールでしたが。堀口選手は本当に星野源さんと似ているのですが、コレももう、令和では通じない感覚かも知れません。五味選手はもう出場しないほうが良い。とは言いません。次は朝倉選手(どっちでも良いから)と当たって頂きたい。
あけましておめでとうございます。堀口選手は終始笑顔で強気だっただけに、上半身に偏ったパンプアップとか、膝を守るムーブが完全に抜けきっていないフォームが目立ちましたね。でも、靭帯やってあそこまで動けるようになっただけでもフィジカルが天才的だと思いますし、ハートの強さの質が、朝倉兄弟とは全く別の角度にあるので、次の防衛戦に期待しています。
僕が堀口選手をすげえなと思うのは、背が低いことです。朝倉選手も、ターゲット(頭部)が低い事に苦戦し、結局、スタンドで上から打ちおろす有効打が打てずにふくらはぎをヤラれて自分のターゲット(頭部)が下がってしまい、テンプルもらっちゃいましたよね。膝やった選手が相手の足元を崩そうとする。というタクティクス、それがまんまと成功する。という結果の出し方はやはり勢いだけでは出来ない天才性を感じました。逆に朝倉兄弟の逆境は、「朝倉兄弟を朝倉兄弟とも思わない」という「呑まれなさ」を対戦相手が風上装備にした時だと思います。ユーチューブを見ず、対戦動画だけで研究されたら、海くんは負けパターンを持っちゃってますし、お兄ちゃんも今回はオーラ勝ちのギリギリだったと思います。
MFのみならず、20年はかなり亡くなりました。いつもの年と同じように。ただしユーモアがコレほど重要なアティテュードとスキリングに昇格した年は特異点だと思いますね。常に誰かを追悼しています。
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