菊地成孔さん のコメント
このコメントは以下の記事についています
いやはや「大恐慌へのラジオデイズ」が始まったら、当欄の更新が滞ってしまい、あちらを立てればこちらが立たず。と言うより、コレは単純にコロナ禍によって仕事が減ったり増えたり乱高下していることが影響していると思います。今月はちょいと忙しかったです。たった今も小忙しいですね、雑煮を作りながら RIZIN と紅白と笑ってはいけないを、、、あ。美憂が秒殺されました。なんか RIZIN も荒れてるなあ。浜崎選手に美憂を当てるというのはちょっと。美憂がせめて、一時期の風間ルミ選手のように、やられてエロいぐらいのキャラなら良いのですが、美憂は大変残念ながら、「悪い意味で」あんまエロくないので。浜崎選手の煮え切れない仏頂面はクールでしたが。堀口選手は本当に星野源さんと似ているのですが、コレももう、令和では通じない感覚かも知れません。五味選手はもう出場しないほうが良い。とは言いません。次は朝倉選手(どっちでも良いから)と当たって頂きたい。
毎度毎度60年代東宝でアレなんですが、僕が「この国の花火は破壊的」と思ったのは、故郷の利根川花火大会でも、中華街の旧正月でも、隅田川花火大会と山下洋輔グループが共演、でもなく、クレージーキャッツの「メキシコ作戦」でした。作品の中では文字通り「他のもの」を花火に混ぜ込んで、植木、ハナ、谷が捕縛されている石造りの牢屋ごと吹き飛ぶわけですが、荒唐無稽な内容の中に、ここだけ異様なリアルを感じました。東宝だと音効が円谷組になりがちで、つまり爆発音が同じ音源なので、優れていると同時に記号化するのですが、この作品だけは音効が円谷組ではなく、異様な質感で、何せ時間が長い。あけましておめでとうございます。無事チケットを入手されますよう。
Post