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本田さん のコメント

菊地さま、こんばんは。本田です。

ウィキペディアによりますと、今日はフィデリコ・フェリーニさん、デヴィッド・リンチさん、上島竜兵さんの誕生日だそうです。
また、同じくウィキペディアによりますと、今日はオードリー・ヘプバーンさん、ジェリー・マリガンさん、フランソワ・ミレーさんの命日だそうです。

日記を拝読していて、以前、もやもやした疑問のこと(以下の内容です)を思い出しました。
私に音楽の神様を教えてくださった菊地さまは今、生きることと死ぬことを比べた場合、よりホラー性が高いのはどちらとお考えでしょうか。

私はまだまだ若輩者のため、規模の大きいことを考えるに相応しくなく、このようなご質問は笑いとなってしまうと思うのですが、コロナ禍や、行き過ぎた"数字の力"について勉強すればするほど、人命の不公平性や日に日に人命が軽くなっていると感じて怖くなり、気分がしずみ、「音楽は愛すより逃避するための道具」として利用している気がしてさらに気分がしずみます。

もし、お伺いが不謹慎でありましたら、どうか一言<ソープへ行け>とご返信をくださるか、どうか無視をしてくださりますと幸いです。

私は生きることの方がホラーである、と感じておりますが、ご闘病されているお二方と菊地さまの結びつきを知ることができた瞬間は、「今の私はとりあえず他人を悲しませないために明日も生き延びた方がいい」といった、勇気に近い感情を少し持つことができました。間違った感情かもしれませんが、このような機会を与えてくださり本当にありがとうございます。


※追伸です
先日お返事にてご忠告いただきました、飲酒時のコメントNGにつきまして承知いたしました。
無事に守ることができております。ありがとうございます。
No.6
47ヶ月前
このコメントは以下の記事についています
   朝型はだんだんと昼型に近ずいている。とまれ、今日は6時半に起床した。人間ドックに行くからである。人間ドッグ(発音の話ではない。いや、発音の話でもあるのだが、「人間犬」だと思っていた)だと勘違いしていたのは遠い遠い昔ではない。しかも、普通の、なんの変哲も無いホットドッグ(パンとソーセージ)を想像しながら「人間ドッグ」だと長年思い込んでいたのだからイマージュとは不思議だ(かなり分かりずらいだろうが、普通のホットドックはホットドッグで、人間ドッグもイメージの中ではホットドッグなのだった)。    もうこの歳になると、何が出てきてもおかしくない。特に今年は、喫煙習慣が戻ってから初のドックであるからして、地雷を抱えている脳も、さほど弱くもないと思っている心臓も、万年花粉症で腫れている喉や鼻に、タバコの甚大な影響によって、あなたに大変な健康被害を起こさせるかもしれないのである。  
ビュロ菊だより
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